つらい・悲しい名言
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馬鹿なものは独身の間は結婚した時のよろこびを空想し、結婚すると独身の時のよろこびを空想する。
武者小路実篤 小説家、詩人、政治活動家
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人々は自らが我慢できる程度の絶望に安住し、それを幸福と呼ぶ。
キルケゴール 哲学者
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批判を避けるのは簡単だ。なにも言わず、なにもせず、何者でもなくなればいい。
アリストテレス 哲学者
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人間は天使でもなければ、獣でもない。しかし不幸なことは、人間は天使のように行動しようと欲しながら、獣のように行動する。
パスカル 哲学者、数学者
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敵は常にあるであろう。敵がないように生きることはできない。それどころではない、善良な生き方をすればするほど敵は多いのだ。
トルストイ 小説家
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人間は生まれ落ちたときから自由なものである。しかし至る所で鉄鎖につながれている。
ジャン=ジャック・ルソー 哲学者
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多くの者は誤った推論をすることを宿命づけられている。他の者は全く推論をしない。さらに他の者は、推論を行う者を虐げようとする。
ヴォルテール 哲学者
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一ヶ所に富が集積する時、他方では不幸、苦悩、苦渋、苦役、孤独、蛮行、精神の退廃が集積しているのだ。
カール・マルクス 経済学者、思想家
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広い知識と深い心には、痛みと苦しみが不可欠である。私は本当に偉大な人間は、大きな悲しみを抱えているものだと思う。
ドストエフスキー ロシアの小説家
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個人における狂気はわりあい稀なものである。しかし、集団、院派、国民、時代などにおいては狂気は通則である。
ニーチェ 哲学者
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恋愛とは短期的愚行。結婚生活とは、短期的愚行にピリオドを打つ長期的愚行。
ニーチェ 哲学者
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過ぎ去った不幸を悔やむのは、さらなる不幸を招くもとだ
シェイクスピア 劇作家、詩人
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愛は、その愛するものを独占しようと願っている。しかしながら、愛はそれに成功してしまった後では、競争もなく、嫉妬もなく、退屈でさめやすいものに変わってくる。
萩原朔太郎 詩人
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結婚とは、幻想を父とし、必要性を母として生まれるものである。
ニーチェ 哲学者
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どうせ人生の本質は辛く人間は孤独なぐらい百も承知している。だからそれだけ余計に明るく楽しく振る舞おうという決心を私はこの十年間に持ち続け更にその気持を強くしている。
遠藤周作 小説家
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男は退屈から結婚する。女は物好きから結婚する。そして双方とも失望する。
オスカー・ワイルド 小説家、詩人
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恋はいつだって自分を欺くことから始まり、他人を欺くことで終わる。これが世間で言うロマンスというものである。
オスカー・ワイルド 小説家、詩人
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人の幸福はすべて、他人の不幸の上に築かれている。
ツルゲーネフ ロシアの作家
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人間は皆、いつ刑が執行されるかわからない、猶予づきの死刑囚なのだ。
ヴィクトル・ユーゴー 小説家、詩人
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愚行が頻繁に繰り返されるほど、その外観は賢明さを帯びるようになる。
ヴォルテール 哲学者
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我々の視野、活動範囲、交際範囲が狭いほど、我々の幸福は大きくなる。それらが広いほど、我々は煩わしく、また不安に感じる度合いが高まる。なぜなら、それらによって心配、願望、恐怖が増大し、広がるからである。
ショーペンハウアー 哲学者
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教育というのものはたいてい、人々を全く同じ型にはめようとする企みだ。そしてその型は、政府の中枢を喜ばせるものだ。
ジョン・スチュアート・ミル 哲学者、思想家
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あなたがなりたい自分になる途中でないならば、あなたはなりたくない人間になる途中にある。
デール・カーネギー 評論家、著作家
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もし私がすべてのルールを守ってたら、成功なんてしていなかったでしょうね。
マリリン・モンロー 映画女優、歌手
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征服とは、おまえの内部に、おまえを通して、おまえ自身を築き上げることである。
サン=テグジュペリ 作家、パイロット
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人間は生まれながらにして異なる個性と才能、環境を持つわけですから、すべて平等ということはあり得ない。平等は確かに尊重すべき価値観ですが、努力の過程を無視して結果だけを一律にそろえることがいいとは思えません。
奥田碩 元トヨタ自動車社長
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官僚や潰れる心配のない大企業の社員の間では、「大切なのは報・連・相」といわれた。何ひとつ価値を生まない組織内の情報交換が重要な仕事となったのだ。そんな組織で新たな価値をつくり出せるわけがない。
堺屋太一 経済評論家、小説家
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なにか始めようと夢見ているときは、ワシのように舞い上がり、山を動かせるように思える。しかし、それを始めてしまうと、疲れ、擦り切れてしまうものだ。
ツルゲーネフ ロシアの作家
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人々は言論の自由を要求し、ほとんど行使することのない思想の自由をその代償とする。
キルケゴール 哲学者
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阿呆はいつも彼以外のものを阿呆であると信じている。
芥川龍之介 作家
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結婚は鳥かごに似ている。外にいる鳥は餌箱の餌のために必死で中に入ろうとし、中にいる鳥は飛び立つために必死で逃げ出そうとする。
モンテーニュ 哲学者
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すばらしい英知は極度の無知と同じく狂愚として非難されることになる。
パスカル 哲学者、数学者
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その人にめぐりあわなければ恋は生じないと決まったものじゃない。
彼女になる資格のあるものは世界には何千、何万といる。武者小路実篤 小説家、詩人、政治活動家
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最大の罪は愛と憐れみを持たないことです。搾取されたり、堕落したり、赤貧の中にいたり、病気で困っていたりする隣人を目にしながら恐るべき無関心でいることです。
マザー・テレサ 慈善活動家、修道女
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あらゆる人間は、いかなる時代におけるのと同じく、現在でも奴隷と自由人に分かれる。自分の一日の三分の二を自己のために持っていない者は奴隷である。
ニーチェ 哲学者
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広く好かれれば好かれるほど、深く好かれないものだ。
スタンダール フランスの作家
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人はいつだって何かを失っているのよ。それでも私たちは生き続けなければならない、そうでしょう?
マリリン・モンロー 映画女優、歌手
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軽蔑というのは、馬鹿丁寧な言葉のうちにいつも巧みに隠されている。
スタンダール フランスの作家
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嘘とは、私がつくったものではなく、階級に分かれた社会に生まれたものである。だから私は生まれながら嘘を相続している。
サルトル 哲学者
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結婚とは、男の権利を半分にして、義務を二倍にすることである。
ショーペンハウアー 哲学者
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人類は戦争に終止符を打たなければならない。さもなければ、戦争が人類に終止符を打つことになるだろう。
ジョン・F・ケネディ アメリカ合衆国大統領
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人生というものは、通常、裏切られた希望、挫折させられた目論見、それと気づいたときにはもう遅すぎる過ち、の連続にほかならない。
ショーペンハウアー 哲学者
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自分について議論してはいけない、あなたは必ず負けるだろう。信用を得るには自分を卑下しなければならない。自分を称賛すれば、信用を失ってしまう。
モンテーニュ 哲学者
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未だかつて、自分は本当に幸福だと感じた人間は一人もいないのだ。
ショーペンハウアー 哲学者
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人生は、それが永遠であるという幻覚が失われた時、意味をもたなくなるものだ。
サルトル 哲学者
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戦争で親を亡くした子供たちがね、本当はそうじゃないのにね、自分を責めるんです。
黒柳徹子 司会者、女優、作家
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人生でもっとも恐ろしいのは、後悔とともに生きることだ。
村上龍 小説家、脚本家
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人間は自然のままならば善である。現代の社会組織によってのみ邪悪にさせられる。
ジャン=ジャック・ルソー 哲学者
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希望は数が少なく、おおかた抽象的だが、試練は嫌というほどあって、おおかた具象的だ。
村上春樹 小説家
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悪が物質から来るものとすれば、我々には必要以上の物質がある。もし悪が精神から来るものとすれば、我々には多すぎるほどの精神がある。
ヴォルテール 哲学者
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今の世の中、お金がなかったらのたれ死ぬしかないのよ。ひどい話よ、本当に。
マツコ・デラックス タレント
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権力を持つ者が間違いを犯している事柄で、正しくあることは危険だ。
ヴォルテール 哲学者
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一般に労働の目的が富の増大である限り、私はあえていうが、労働そのものは有害であり、破滅的である。
カール・マルクス 経済学者、思想家
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苦しみこそが、活動の原動力である。活動の中にのみ、我々は我々の生命を感じる。
イマヌエル・カント 哲学者
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悪いことがあったら落ち込んで泣いて受け入れろ。人生とはそういうもんだ。
萩本欽一 コメディアン、タレント
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くだらなく過ごしても一生、苦しんで過ごしても一生だ。苦しんで活き活きと暮らすべきだ。
志賀直哉 小説家
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愛することは、いのちがけだよ。甘いとは思わない。
太宰治 小説家
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死ぬために生きるんですね、別れるために出会うんですね。それが人間の一生じゃないですか。
瀬戸内寂聴 小説家、僧侶
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人生は苦痛であり、人生は恐怖である。だから人間は不幸なのだ。だが、人間はいまでは人生を愛している。それは苦痛と恐怖を愛するからだ。
ドストエフスキー ロシアの小説家
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結婚ーいかなる羅針盤もかつて航路を発見したことがない荒海への出港である。
ニーチェ 哲学者