彼には到底難しいとかいう風に考え出すと、いかなる人にでも欠点があるのであるから、ちょっと責任を持たせにくくなってくる。
小林一三 阪急グループ創業者
この名言を見ている方にお薦めの名言
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ついていきたいなどと思ったリーダーもよくよく知るとたいした人でないことが多いし、何より、人は人についていかないのだ。
南場智子 株式会社ディー・エヌ・エー創業者
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仕事の秘訣は人を増やすことではなく、減らすことです。
マーク・ザッカーバーグ Facebook創業者
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賃上げも受け取る側の心理に立った施策をすべきです。重要なのは、賃金も経済だけでなく、心理で考えなければならないということです。
鈴木敏文 セブン&アイ・ホールディングスCEO
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皆さんの月給がかりに十万円であれば、十万円の仕事しかしなかったら、会社には何も残らない。
松下幸之助 パナソニック創業者
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現在日本は第二の敗戦を迎えたといわれていますが、それならば経営者が本当にその責任をとったらいいのではないか。戦後、公職追放と言う形で多くの経営者がパージを受けました。それによって経営陣が若返り、30代、40代の経営者が生まれて戦後の経済を支えていったのです。第二の公職追放をとまでは言いませんが、自ら取るべき責任をうやむやにしたまま、新しい経営体制を築くことには無理がある。
奥田碩 元トヨタ自動車社長
小林一三の他の名言
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しくじっても咎めない。しくじった人にもどしどし仕事をさせる。しくじったからといって、その人に仕事をやらせないのは、そのしくじっただけの経験を捨てることで損な話である。
小林一三
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素人だからこそ、玄人にはわからない商機がわかる。
小林一三
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乗る人がいなくて赤字になるなら、乗る客を作り出せばよい。それには沿線に人の集まる場所を作ればいいのだ。
小林一三
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議論の中心人物となっておおいに名論を吐いている。筋道も立っていれば論法も整然としている。あれだけの立派な意見の吐ける人であれば出世している事と思うが、実際は案外そうではない。これは賢いことを年中売って歩いている人で、いわゆる「賢そうな馬鹿」なのである。
小林一三
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自分の長所を磨くことを忘れて、無理からに常識にのみよる行動をとる若い平凡人が多すぎて困る。
小林一三
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必ず偉くなる秘訣は「縁の下の力持ち」をするに限る。それは己を捨てて人のためにはかることだ。
小林一三
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適材を適所に置くということは、口では簡単に言うが、そんなに適材がゴロゴロ転がっているものではない。責任を持たせて、どしどし仕事をさせるのが一番だ。ときどき、「馬鹿者!」と頭から小言を言ったり、尻をひっぱたいたりしているうちに、若い人はなんでもできるように育っていく。私はその主義を実行している。
小林一三
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はじめて会社に勤めると、誰しもいちばん最初に交際するのは感じのよい人です。しかし、私はこれには反対で、まず感じの悪い人に勇敢にぶつかっていくことです。こういう人は打ち解けると、感じのいい人よりむしろ親切で、本当の味方になってくれるものです。
小林一三
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活かして人を使うとするならば、その人に責任を自覚させて重く用いるという事が、一番間違いない方法だ。そしてそれからそれからと、仕事をさせるようにしむけて、遊ばせておかないようにしておくに限る。
小林一三
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いちばん忙しい人間が、いちばんたくさんの時間を持つ。
小林一三