終戦から2日後の8月17日、社員一同に対し僕は3つのことを伝えた。1. 愚痴をやめよ。2. 3000年の歴史を見直せ。3. 今から建設にかかれ。
出光佐三 出光興産創業者
第二次大戦の敗戦により、ほぼすべての海外事業と国内の石油販売業を失った出光興産社長・出光佐三が従業員に語りかけた名言。出光興産の事業自体がほぼすべて消失してしまったが、出光佐三は海外から引き上げてくる従業員を含めて、一人もクビ切りしないことを宣言し、愚痴をやめて会社の再建に取り掛かることを指示した。
この名言を見ている方にお薦めの名言
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パズルを解くことを考えてみましょう。あまり簡単に解けてしまっては、パズルの楽しみがありません。
ジョセフ・マーフィー 著述家、宗教家
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俺は思いっきり振る。渾身の力を込めてな。でっかく当たるか、でっかく外すかのどっちかだ。俺はできる限り、でっかく生きたいんだ
ベーブ・ルース メジャーリーガー
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誰にも夢がある。それはたとえ小さくともその夢がふくらみ花を咲かせ、立派に実るのを見るのは楽しい。
小林一三 阪急グループ創業者
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リスクの裏側には、チャンスが張り付いている。それを忘れたらダメだ。
永守重信 日本電産創業者
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結果は最後は自分。自分が自分の味方でいてあげないと。
田中将大 プロ野球選手、メジャーリーガー
出光佐三の他の名言
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人を育てるのに、手間暇を惜しむな。
出光佐三
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順境にいて悲観し、逆境にいて楽観する。
出光佐三
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何をやるにしても考え抜く。それが私の一生である。
出光佐三
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私は今後は、何もいままでのことにとらわれないで、出光個人の感情ではなく、私たちの仕事は国家の仕事であるという見地から仕事を進めていきたいという気持ちを持っている。
出光佐三
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人間なら誰だって過ちがある。僕が過ちをやっても咎められず、社員がやると咎められる、ていう法はないと思う。それだから人間らしいあやまちは咎めない。ただ、そこで忘れてはならないのは、後で自己を反省する心のあり方だ、反省する心の積み重ねがあって、初めて失敗は尊い経験となって生きてくる。したがって、失敗はその人にとって尊い授業料となりうる。そこに進歩がある。
出光佐三
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僕は景気のいい時に、景気の悪い時のことを考えて準備しておけと言っている。
出光佐三
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僕は日本人として日本人らしく実行の道を歩いてきた。妥協を排し、誘惑に迷わず、ただひたすらに日本人の道を歩いてきたに過ぎない。
出光佐三
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逆境の時に立てた計画は堅実で間違いない。
出光佐三
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海外から帰ってくる社員をクビにするだと?社員は家族だ。そんな薄情なことができるか。仕事がないなら探せばよい。安易に仲間をクビにして残った者だけで生き延びようとするのは卑怯者の選ぶ道だ。みんなで精一杯やって、それでも食っていけなくなったら、みんな一緒に乞食になろうじゃないか。
出光佐三
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空理空論ではだめだということだ。だから実行しなければだめだということは一般の通論になっている。逆に言えば”有言不実行”ということは、何もせんということだ。理屈ばっかり言って実行できない人もいる。”有言不実行”の次に、黙って実行せよというのが”不言実行”だ。実行に重きをおいたのだ。一般社会の人は、黙って実行せよということになっている。ところが出光は”不言実行”で黙っておってはいかん。実行して、それでもって人に示唆を与えるのだ。これが”実行有言”じゃないか。実行して、人にこうしなさいと言えるのが出光じゃないか。示唆を与えるのだ。
出光佐三