出光商会はその構成分子である店員の人格を尊重し、これを修養し、陶冶し、鍛錬し、かくして完成強化されたる個々の人格を、更に集団し、一致団結し、団体的偉大なる威力を発揮し、国のため、人のために働き抜くのが主義であり、方針であるのであります。
出光佐三 出光興産創業者
この名言を見ている方にお薦めの名言
-
小売店やレストランでは、顧客がどのような体験をするかですべてが決まる。たった一度悪印象を与えただけで、永久にその顧客を失うことになるのだ。パートタイマーとして働く20歳の学生や俳優志願者の手に、会社の命運が託されているのであれば、彼らを消耗品のように扱ってよいはずがない。
ハワード・シュルツ 元スターバックスCEO
-
組織である以上、目標を定め、何のためにその目標を目指すのかというビジョンが必要です。かつての日本には、ソニーの盛田昭夫さんやクルマの開発に人生をかけた本田宗一郎さんといった夢を語る人がいました。世界一速いクルマを作ろうと必死になるから、組織の技術もどんどんレベルアップしていく。
安藤忠雄 建築家
-
いい意味での個性を持った人、それから気概とか、気骨のある人が21世紀の企業には必要だ。会社の中で自分の主張を信じて実現していく。それがいちばん大事な社員ということだね。
奥田碩 元トヨタ自動車社長
出光佐三の他の名言
-
真面目に働く者が、それに見合う報酬を受けるのは当然の理である。好・不況にかかわらず、社員の生活は保障されねばならない。ぜいたくはいけないが、貧しいのはもっといけない。
出光佐三
-
海外から帰ってくる社員をクビにするだと?社員は家族だ。そんな薄情なことができるか。仕事がないなら探せばよい。安易に仲間をクビにして残った者だけで生き延びようとするのは卑怯者の選ぶ道だ。みんなで精一杯やって、それでも食っていけなくなったら、みんな一緒に乞食になろうじゃないか。
出光佐三
-
君たち、店員をなんと思っておるのか。店員と会社はひとつだ。家計が苦しいからと、家族を追い出すようなことができるか!
出光佐三
-
つねに好景気が続くものなり、と考えていたから、今度の不況のようなときにとり乱して右往左往するんだ。ぼくは景気のいいときに、景気の悪いときのことを考えて準備しておけと言っている。
出光佐三
-
商売気を離れて油の用意をした。私のお客だけは油不足で仕事を休むようなことはなかった。他の事業会社では油が切れて事業を休んだところが沢山出た。わたしはただお客のために油を用意しただけだ。しかし戦争が済んだら、油は出光にまかせておけということになった。金はもうけなかったが、得意先をもうけたのだ。
出光佐三
-
私は今後は、何もいままでのことにとらわれないで、出光個人の感情ではなく、私たちの仕事は国家の仕事であるという見地から仕事を進めていきたいという気持ちを持っている。
出光佐三
-
わが社の資本はカネでなく、人間だ。カネは資本の一部だ。いちばん大切なのは人。人が第一であって、人が事業をつくり、事業がカネをつくる。カネは人についてくる。
出光佐三
-
投機で金儲けはやらないという、経済原理に反することを言ってきたから、明治、大正、昭和の初め、いわゆる資本主義の全盛時代には極端に苦しんだ。その苦しみが今日の出光をつくる、大きな基礎である。
出光佐三
-
禅的な言葉でいえば自分を殺す、身を犠牲にするというか克己の精神、これが私の信念である。したがって会社の経営も利益本位じゃなく商売本位、事業本位という考え方になった。
出光佐三
-
出光商会は事業を目標とせよ。金を目標とするな。しかしながら決して金を侮蔑し軽視せよと言うのではない。
出光佐三