僕は努めて難関を歩け、ということを言ってきた。ある目標に達する時にイージーゴーイングをすれば、すぐに達せられる道がある。これは経済学の教えである。けれど僕は、努めて難関を歩けということを言って、経済学の原理とは反対の行動をとってきた。なぜかといえば人間の目標は、ここにあるのではない。その先の先にあるからだ。
出光佐三 出光興産創業者
この名言を見ている方にお薦めの名言
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人生が充実してなかったら生きてる意味ないじゃん。でも、趣味がなかったら、不満を固めたまま死に向かっているかというと、そうじゃない。どっかで面白いことがあって、一所懸命生きているんだと思いますよ、オレは。自分のなかじゃ、必ず充実しているはずですよ。
所ジョージ タレント、歌手
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人生に意味を与えるものとは、私たちが得るものではなく、どんな人物になるか、何に貢献するか、なのです。
アンソニー・ロビンズ 自己啓発トレーナー
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人生は一場の芝居だというが、芝居と違う点が大きくある。芝居の役者の場合は、舞台は他人が作ってくれる。なまの人生は、自分で自分のがらに適う舞台をこつこつ作って、そのうえで芝居をするのだ。他人が舞台を作ってくれやせぬ。
司馬遼太郎 小説家
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何のために生きているかわからないから生きていられる。
三島由紀夫 小説家、政治活動家
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老いは怖くない。目標を失うのが、怖い。何のために長生きしたいのか。健康の先に何を見たいのか。その目標が、はっきりしないとただの怠け者になってしまう。
三浦雄一郎 登山家、プロスキーヤー
出光佐三の他の名言
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人生は実行であり現実である。百の名論卓説より、一つの凡策である。
出光佐三
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人間がつくった社会である。人間が中心であって、人間を尊重し自己を尊重するのは当然過ぎるほど当然である。種々の方針や手段はこれから派生的に出てくるのである。
出光佐三
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金の奴隷となるな、人を主とし金を従とせよ。
出光佐三
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出光は石油業というような些事をやっているのではない、出光の真の目的は人間が真に働く姿を現して、国家社会に示唆を与えよ。
出光佐三
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生活を質素にしたり、われわれが経費を節約するというようなことは金を尊重することで、奴隷になることではない。それからまた、合理的に社会・国家のために事業を経営してそして、合理的に利益をあげる。これは金を尊重することだ。しかしながら、昔の商人のように人に迷惑かけようが、社会に迷惑かけようが、金を儲けりゃいい。これは金の奴隷である。それを私はとらなかった。
出光佐三
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人間なら誰だって過ちがある。僕が過ちをやっても咎められず、社員がやると咎められる、ていう法はないと思う。それだから人間らしいあやまちは咎めない。ただ、そこで忘れてはならないのは、後で自己を反省する心のあり方だ、反省する心の積み重ねがあって、初めて失敗は尊い経験となって生きてくる。したがって、失敗はその人にとって尊い授業料となりうる。そこに進歩がある。
出光佐三
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黄金、学問、組織・機構、権力、数・理論、主義、モラルの奴隷になるな。
出光佐三
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若い社員の教育によって、若い社員が出光人というのはどういうものであるかということを自発的に自問自答し始めたから、もう大丈夫です。いわゆる自問自答会ができたごとく、自分に質問して自分に答える。これは自分のものになるということです。本を読んだり、人に教えられたりしたものは自分のものにならない。
出光佐三
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出光商会は事業を目標とせよ。金を目標とするな。しかしながら決して金を侮蔑し軽視せよと言うのではない。
出光佐三