仕事の上ではお互いに独立して、僕は僕なりの仕事をしておるし、従業員は従業員なりの仕事をしておる。言い換えれば、各自の受持の仕事の上では、お互いに自主独立の経営者だということだ。出光の若い人が「私は経営者です」といっているそうだが、それはみなが権限の規定もなく、自由に働いているということであって、ぼくはこういう形が理想だと思う。
出光佐三 出光興産創業者
この名言を見ている方にお薦めの名言
-
管理職だけでなく全ての従業員が、会社が何を目指しているのか知る必要がある。
ジャック・ウェルチ ゼネラル・エレクトリックCEO
-
海外展開で一番最初は、100円均一と同じコンセプトで店を出せば海外でも売れるだろうと思って始めました。しかし、そうではありませんでした。海外市場で本気で成功しようと思えば、物流などインフラも整備して入っていかなければなりません。店をただ出しても売れないのです。
矢野博丈 ダイソー創業者
-
現在では人事評価を少しでも間違うと、優秀な人材が会社からいなくなる可能性が高くなっています。人事評価は「真剣勝負の時代」になりつつあります。正しい評価に基づいた報酬制度にしないと、他社でもっと良い処遇を受けられる自信のある社員や実際にそういう実力を持った社員は、次々と会社を辞めていくかもしれません。
宮内義彦 元オリックス社長
-
21世紀は知識集約社会であり、新しいものをつくっていくことでしか生きられない。そのためには、日本人も外国人も含めて、さまざまな才能や経験を持った人に来てもらう必要があります。
宮内義彦 元オリックス社長
-
自分の能力を発揮できない職場、必ずしも「自分はこの職場でなくては」という強い希望を持ってその職場を選択したとは限らぬのに、いつまでもそこに腰を据えていることは、社会全体の不利益にもなるだろう。自分の欲するところに就職する機会を多く持てるような環境を作ることこそ、人材開発の大前提なのである。
盛田昭夫 ソニー創業者
出光佐三の他の名言
-
真面目に働く者が、それに見合う報酬を受けるのは当然の理である。好・不況にかかわらず、社員の生活は保障されねばならない。ぜいたくはいけないが、貧しいのはもっといけない。
出光佐三
-
人を育てるのに、手間暇を惜しむな。
出光佐三
-
商売気を離れて油の用意をした。私のお客だけは油不足で仕事を休むようなことはなかった。他の事業会社では油が切れて事業を休んだところが沢山出た。わたしはただお客のために油を用意しただけだ。しかし戦争が済んだら、油は出光にまかせておけということになった。金はもうけなかったが、得意先をもうけたのだ。
出光佐三
-
何をやるにしても考え抜く。それが私の一生である。
出光佐三
-
門司に出て石油の店を始めた。それまでは小麦をやっていたのを、なぜ石油にしたかというと、潤滑油は毎月売れるからだ。衣食足りて礼節を知るというから、まず衣食の道だけは決めてかからねばならない。それには潤滑油みたいに毎月売れるものをというわけだ。
出光佐三
-
つねに好景気が続くものなり、と考えていたから、今度の不況のようなときにとり乱して右往左往するんだ。ぼくは景気のいいときに、景気の悪いときのことを考えて準備しておけと言っている。
出光佐三
-
私は今後は、何もいままでのことにとらわれないで、出光個人の感情ではなく、私たちの仕事は国家の仕事であるという見地から仕事を進めていきたいという気持ちを持っている。
出光佐三
-
私は日本人として生まれ、日本人として育てられ、そして日本人として経営をしている。
出光佐三
-
いくら大学を出ていても困難を克服して,試練を乗り越えなければ何にもなりませんよ。人間が先であります。「育」が先で「教」が後である。それだから「教育」という言い方が間違いで「育教」といったほうがいい。
出光佐三