僕は日本人として日本人らしく実行の道を歩いてきた。妥協を排し、誘惑に迷わず、ただひたすらに日本人の道を歩いてきたに過ぎない。
出光佐三 出光興産創業者
この名言を見ている方にお薦めの名言
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成功する秘訣を教えてほしい、どうすれば夢を実現することができますかとよく人から尋ねられる。自分でやってみることだと私は答えている。
ウォルト・ディズニー 実業家、アニメーター
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忙しく動き回りながら、深く考えることは、人間にはできない。
星新一 小説家
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自分を飽きさせずに、面白く働かせるコツは、一生懸命努力して、しつこく踏ん張るしかないんだ。
黒澤明 映画監督
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段取り8分に、仕事2分。貴重な先人の訓えがあります。後始末をきちんとすることが前準備につながり、仕事の質と効率を高めます。
鍵山秀三郎 イエローハット創業者、日本を美しくする会創始者
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敗北した時は、それを計画の不確実さを知らせる信号として受け入れよ。そして計画を練り直し、念願のゴールに向けて再び帆を掲げよ。
ナポレオン・ヒル 自己啓発本作家
出光佐三の他の名言
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海外から帰ってくる社員をクビにするだと?社員は家族だ。そんな薄情なことができるか。仕事がないなら探せばよい。安易に仲間をクビにして残った者だけで生き延びようとするのは卑怯者の選ぶ道だ。みんなで精一杯やって、それでも食っていけなくなったら、みんな一緒に乞食になろうじゃないか。
出光佐三
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つねに好景気が続くものなり、と考えていたから、今度の不況のようなときにとり乱して右往左往するんだ。ぼくは景気のいいときに、景気の悪いときのことを考えて準備しておけと言っている。
出光佐三
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僕は景気のいい時に、景気の悪い時のことを考えて準備しておけと言っている。
出光佐三
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商売気を離れて油の用意をした。私のお客だけは油不足で仕事を休むようなことはなかった。他の事業会社では油が切れて事業を休んだところが沢山出た。わたしはただお客のために油を用意しただけだ。しかし戦争が済んだら、油は出光にまかせておけということになった。金はもうけなかったが、得意先をもうけたのだ。
出光佐三
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私は今後は、何もいままでのことにとらわれないで、出光個人の感情ではなく、私たちの仕事は国家の仕事であるという見地から仕事を進めていきたいという気持ちを持っている。
出光佐三
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投機で金儲けはやらないという、経済原理に反することを言ってきたから、明治、大正、昭和の初め、いわゆる資本主義の全盛時代には極端に苦しんだ。その苦しみが今日の出光をつくる、大きな基礎である。
出光佐三
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わが社の資本はカネでなく、人間だ。カネは資本の一部だ。いちばん大切なのは人。人が第一であって、人が事業をつくり、事業がカネをつくる。カネは人についてくる。
出光佐三
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私は人材本位であり、金は儲けたいが信用を落としてまで金を儲けることはできない。すると、支店長あたりから見ると私のような考えは馬鹿らしく思えるらしい。「世の中は金がなければなんにもできない。どんなことをしても金は儲けたいというのが万人の望みではないか」と言うのだ。それで、支店長と私はいつも喧嘩した。
出光佐三
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禅的な言葉でいえば自分を殺す、身を犠牲にするというか克己の精神、これが私の信念である。したがって会社の経営も利益本位じゃなく商売本位、事業本位という考え方になった。
出光佐三
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空理空論ではだめだということだ。だから実行しなければだめだということは一般の通論になっている。逆に言えば”有言不実行”ということは、何もせんということだ。理屈ばっかり言って実行できない人もいる。”有言不実行”の次に、黙って実行せよというのが”不言実行”だ。実行に重きをおいたのだ。一般社会の人は、黙って実行せよということになっている。ところが出光は”不言実行”で黙っておってはいかん。実行して、それでもって人に示唆を与えるのだ。これが”実行有言”じゃないか。実行して、人にこうしなさいと言えるのが出光じゃないか。示唆を与えるのだ。
出光佐三