ある一つの目的を達成するのに非常に楽な道と非常に苦しい道とがあるとする。苦しい道をとっても楽な道をとっても目的は達せられるがどちらを選ぶかといえば我々はあえて難路を選ぶ。
出光佐三 出光興産創業者
この名言を見ている方にお薦めの名言
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映画を見てないんですね、実は。映画館に行かなくなっちゃいましたから。テレビでやってるのをたまたま観かけたり、「これは面白いよ」って友人がビデオで持ってきたやつをじゃあ観るかって観たりするぐらいで。どういう監督が好きだとか、ポーランド映画がいいとか、そういう視点で映画を観てこなかったんです。60年代や子供のときにはずいぶん観てましたけど、ある監督に執着して、その監督を追いかけるっていうことは一回もしていないです。
宮崎駿 アニメーション作家、映画監督
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仕事という字を見てください。「仕」も「事」も「つかえる」と読みます。では誰に仕えるのかと言えば、天につかえるのです。
北尾吉孝 SBIホールディングス創業者
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信用はそれが大きければ大きいほど、大いなる資本を活用することができる。世に立ち、大いに活動せんとする人は、資本を造るよりも、まず信用の厚い人たるべく心掛けなくてはならない。
渋沢栄一 実業家、官僚
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役に立たないとか、意味がないと思っていることの方が、むしろ重要なんじゃないか。
羽生善治 棋士
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井の中の蛙を決め込んでいるのは、敗北だと思う。
手塚治虫 漫画家
出光佐三の他の名言
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外国では無ということは、何もないということです。ところが日本の無我無私ということは、最大ということなのです。自分をはなれ、自分をなくしたときに、そこに社会的に一番大きなものが出てくるのです。自分にとらわれているときは小さい。しかも、その自分は人格、学問、技術すべての点において人に負けない強いものであることが無の前提である。その強いものを自分のためにのみ使わず、お互いのために使うということが無、無我無私のあり方です。
出光佐三
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人が「馬鹿だ」と言ったって自分が馬鹿でなければいいということだ。反対に「あなたは偉い人ですね」とおだてられて、偉がっておる馬鹿がおるか。自分が顧みて人間として恥ずかしくない人であればいい。自分が自分を顧みて立派な人間になるということだ。
出光佐三
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道徳とは、人間の真心から出ている。こうすればお互いに仲良くいく、ということを真心から考えるというのが、道徳だ。道徳があって、はじめて世界の平和も人類の福祉もある。
出光佐三
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石油カルテルは悪いものかというと決して悪いものではない。これがあったから世界の石油資源が開発され市場も大きくなって今日の石油事業が存在するのである。メジャー・カンパニーがやっているカルテルは大功労者である。けれどもこちらが隙を与えると独占されて高く売りつけられる。こちらが実力を持って隙を与えないようにして向こうを利用していけば、向こうも喜んで日本のために尽くす。これがカルテルの本当の姿である。であるからこちらは実力をしっかり持っていなければならない。
出光佐三
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逆境の時に立てた計画は堅実で間違いない。
出光佐三
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現在のように人心の退廃した時代の人を救うには、親切に徹底しなければならぬ。いい加減な親切はかえって逆効果をおこす。
出光佐三
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人の頼みがたきを言うは、人その人を得ざりし所以にして、人その人を得れば必ずや好結果を得る。
出光佐三
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僕は景気のいい時に、景気の悪い時のことを考えて準備しておけと言っている。
出光佐三
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一出光の利益のために、イラン石油の輸入を決行したのではない。そのようなちっぽけな目的のために、50余命の乗組員の命と日章丸を危険にさらしたのではない。横暴な国際石油カルテルの支配に対抗し、消費者に安い石油を提供するために輸入したまでだ。
出光佐三
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門司に出て石油の店を始めた。それまでは小麦をやっていたのを、なぜ石油にしたかというと、潤滑油は毎月売れるからだ。衣食足りて礼節を知るというから、まず衣食の道だけは決めてかからねばならない。それには潤滑油みたいに毎月売れるものをというわけだ。
出光佐三