今の日本は、どちらかいうと、小さな努力で大きなもうけが欲しい、小さな働きで、ようけ給料がもらいたい、経営というものは効率だという、そんな空気になっていますよね。自分を磨かんといかんですよね。人を支える、人の役に立つ勉強をしないと、人生が楽しくないですよ。
矢野博丈 ダイソー創業者
この名言を見ている方にお薦めの名言
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人間の優しさや楽天性の通らない社会は、何処かに大きな病巣を抱えているものだ。 人間の犯す罪の中で最も大きな罪悪は、人が人の優しさや楽天性を、土足で踏みにじることだろう。
灰谷健次郎 児童文学作家
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その人自身が経験しないと全ての意味がわからない真実というものが多く存在する。
ジョン・スチュアート・ミル 哲学者、思想家
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これから死ぬまでの人生を考えるというのは楽しいね、何をするかと。結局、これは我々の世代のこれからの課題なんだよ。
北野武(ビートたけし) お笑い芸人、映画監督
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真実とは必ずしも論証できるものではない。避けられないものが真実とされるのだ。
サン=テグジュペリ 作家、パイロット
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自己実現などといいますが、自分が何かを実現する場は外部にしか存在しない。より噛み砕いていえば、人生の意味は自分だけで完結するものではなく、常に周囲の人、社会との関係から生まれる。
養老孟司 解剖学者、著作家
矢野博丈の他の名言
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このまま何もしなければ、会社がなくなってしまう。だからその日を少しでも先延ばししたい。5年の寿命を5年5か月にしたい。5か月延びたらさらに頑張って5日延ばしたい。私はそんな思いでやってきました。
矢野博丈
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経営では、お客さんの変化を感じ取れる力を磨かなければ、自分が気付かないうちに会社が危なくなります。自分の哲学を押し付けたり、お客さんのある時点での結論が絶対だと勘違いした時点で、会社は弱っていきます。
矢野博丈
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努力は大切だけど、決して努力が万能ではないということも知っておかなければいけない。いくら努力してもダメなときはダメ。努力ですべてが解決すると思うのはおこがましいこと。
矢野博丈
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世の中には、才能が豊かな人もいる。でも本当の天才は、少年野球のころからエースで4番だ。大部分の人はそうじゃない。自分に才能がないことに気づいて、とにかく努力しなければいけない。それしか生き残る方法はない。
矢野博丈
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私は機会があると、社員に「恵まれた不幸せ」「恵まれなかった幸せ」という話をします。なぜ恵まれないことが幸せなのか。それは将来への不安が努力につながるからです。
矢野博丈
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何かを決めつけて、それに固執したらいけません。自分が正しいと思ったやり方で行き詰っても、それをさっさと認めて、朝令暮改すればいいんです。
矢野博丈
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何事も上手くいかなくて当たり前と考える人は、将来が怖くて仕方がない。その恐怖があるからこそ努力をして、なんとか危機を避けようとする。けれども、ずっとトントン拍子でやってきた人は、将来に恐れを抱かないから、備えが中途半端になってしまい、何かトラブルがあると一発で倒れてしまいます。
矢野博丈
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好調なときに、「いつかはダメになる、こんなことが長く続くわけがない」と恐れおののく力が会社の力だと思う。
矢野博丈
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人間関係にも気を配り、慎重に相手と話し合い、少しずつことを進めてすらも、失敗するときは失敗します。でも、失敗するしか成長する方法はありません。失敗の苦しみや痛みが大きければ大きいほど鍛えられます。
矢野博丈
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20世紀が「攻め続ける時代」だったとすれば、21世紀は「守り続ける時代」になるでしょう。野球でも何でも、攻めるときの方が楽しいけれど、いくら攻めてもそれ以上に失点するのがいまの時代なんです。会社を大きくして成長を目指すのではなくて、とにかく足元を固めて倒産しないことに全力を注ぐ。そうでなければ、これからは生き残れないと思います。
矢野博丈