「安くするために軽くする」という考え方は、スズキのクルマづくりの原点です。車体が1割軽くなると、コストも1割安くなる。そして、車体が軽くなった分、燃費もよくなる。これはいまでも生きています。
鈴木修 元スズキ株式会社社長
この名言を見ている方にお薦めの名言
-
顧客のニーズを満たすという新しい概念でマーケティングを理解しなければならない。販売と宣伝は「マーケティング・ミックス」の一部にすぎない。
フィリップ・コトラー 経営学者
-
結局責任を唯一とれるリーダーが決断して実行させるしかない。責任をとれない者を社長とは呼びませんし、そういう者が決断なんて出来るはずもない。
松井道夫 元松井証券社長
-
仕事が好きで、すでにお金があるけれども買収を単なる出口戦略とは考えず、株主を大事にしながら、事業運営を楽しむという、資本主義のお手本のような考え方を持つ企業群の経営者がバークシャー社には集まってくる。
ウォーレン・バフェット 投資家、バークシャー・ハサウェイ会長兼CEO
-
起業する時は、山ほどの失敗、試行錯誤をする覚悟と、その中から本当に通用する独自のやり方を見つけ、それをとことん磨き上げる気概が大事だ。
マイケル・デル デル創業者
-
まず自分から変わろう。そして社員たちを変えよう。そして最終的には業界を変えよう。そうすればいつかAV業界に対する世間の目も変わるだろう。そのわかりやすい目標として、株式上場を目指そうとしたんだ。それまで自分はそこそこの社会人だと自負していたので、そこそこに生きてきたけど、いまの自分はブスな社会人なのだから精いっぱい努力しなければ世間様は好かれることはできないんだと思ったんだ。
高橋がなり AV監督、ソフト・オン・デマンド創業者
鈴木修の他の名言
-
人生には、チャンスを掴むか逸するか分かれ道がいっぱいある。
鈴木修
-
「死に金は一銭たりとも使わない」というのが私のポリシーです。たとえば、工場内ではなんでもかんでもコンベヤー化しようとしたり、自動化しようとしたりする傾向があります。その多くは、大いなる無駄です。わざわざコンベヤーを設置しなくても、ちょっとラインを傾けて自然と重力で動くようにすればいい。電気やガスといったエネルギーにはお金がかかりますが、重力はタダなのです。
鈴木修
-
工場内で部品を取りに行くために歩くのは無駄だ。歩かなくても、すぐ部品に手が届くようにしておくこと。そうした無駄な動作に、なぜ賃金を払う必要があるのか。歩くことは何の価値も生み出さない。部品をつくったり、組み立てたりするのが仕事だ。
鈴木修
-
会社が大きくなったからといって、スズキという会社に実力がつき、強くなったわけではありません。体の内部の筋肉や臓器が十分に発達していないのに、身長だけがどんどん伸びたようなものです。外からは一人前に見えるかもしれませんが、内部にいれば、その危うさを感じないわけにはいきません。
鈴木修
-
経営とは数字である。同じく仕事も数字である。人が動く、そしてものが動くと、数字は必ず動く。数字は結果であり、業績を表す。
鈴木修
-
2015年は戦後70年ですが、戦争の体験や不幸を後世に伝えるのは無理だと思うんですよ。学徒動員の時はシラミがいっぱいだったとか、芋しか食わなかったとか、今の若い人たちに言ってもダメだよ。時代の「常識」というのは常に変わっていくものでしょう。だから、伝えたいのは、他人に迷惑をかけないとか、社会に貢献するとか、正しく生きる最低限のモラルを守りながら、「やる気」を発揮してほしいということだけ。
鈴木修
-
止まったら負け。この程度の働きで業績が上向くと考える社員がいたとしたら危険だ。
鈴木修
-
自動車会社にとって最も大事なのはクルマです。当たり前のように聞こえるかもしれませんが、その経営者がどんなに人格者でも、いかにブランド力があっても、商品に魅力がなければ会社は傾いてしまいます。自動車に限らずメーカーとはそういうもので、商品がすべてといってもいい。
鈴木修
-
「スズキはなぜ、ハンガリーやインドのような国ばかりを選ぶのか」といった素朴な疑問があると思いますが、理由は非常に簡単です。軽自動車中心のスズキは、アメリカやヨーロッパで通用するような大きなクルマを持っていなかったからです。そこで、人の行かない市場に注目したのです。
鈴木修
-
メーカーというものは工場にカネが落ちているところだ。設計がいいモノを考えて、生産現場がいいモノをつくれば、そんなもん、売れますよ。管理なんて必要ない。
鈴木修