ハワード・シュルツ
元スターバックスCEO
ハワード・シュルツの名言
ハワード・シュルツの過去の名言をまとめた名言集です。
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あたなの夢を信じなさい。そして大きい夢を見なさい。夢を成し遂げたなら、もっと大きな夢を見なさい。
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不運があきらめから生じる事は間違いないが、幸運はそれを目指した者が掴むのだ。
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他人が賢明だと思う以上に、注意しろ。他人が安全だと思う以上に。リスクを冒せ。他人が現実的だと思う以上に、夢を見ろ。他人が可能だと思う以上に、期待しろ。
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人生を他人のせいにして自分自身を哀れむこともできる。そして自分自身の責任として背負うこともできる。
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絶好のチャンスと思った時には、慣れ親しんだ場所を飛び出して自分自身の道を発見しなければならない。
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どんな経験も次の経験のための準備に他ならない。次の経験がどのようなものか予測できないだけなのだ。
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われわれは、コーヒーを売るために商売をしてるのではない。人々を喜ばせたいと想い、その手段としてコーヒーを扱っているのだ。
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現代のリーダーシップには透明性が求められている。リーダーは信頼されなければならないんだ。これは弱腰でいなければならないという意味ではなく、仲間たちと思いを共有し、誠意を示し、そして彼らがどういう存在なのか伝える。それを恐れずに行う必要がある。
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人生はニアミスの連続だと思っている。我々が幸運とみなしていることは実は単なる幸運ではないのだ。幸運とはチャンスを逃さず、自分の将来に責任を持つことに他ならない。他人に見えないものを見て、そのビジョンを追い求めるんだ。
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私は困難に挑戦することにビジネスの快感を覚える。目標の達成を目指す行為は、多くの人々の挑戦を拒んできた険しい絶壁を登るのに似ている。それが困難であればあるほど努力する喜びは高まり、頂上を極めた時の満足感は大きくなる。常に理想を追い求める登山家のように、我々もさらに高い山を求め続けている。
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一歩一歩、約束した以上の実績を積み上げていく。長い目で見れば、それが成功するための唯一の秘訣なのだ。
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なにをするにしても、安全にやろうとばかりしてはいけない。今まで行われてきたのと同じ方法を採ってはいけないのだ。今までの仕組みに適応しようとするな。他人の思うあなたが取る行動だけでは、他人の予想以上のことを成し遂げることはできないのだ。
出典: ハワード・シュルツ「Pour your heart into it: how Starbucks built a company one cup at a time」
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尊敬と尊厳をもって従業員に接するという我々の宣言は、言葉だけでなく我々が日々を過ごす上での信条となっています。経営陣が従業員の期待以上の行いをしなければ、従業員が顧客の期待以上の働きをすることもありません。
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常に成功が保証されているわけではありませんからね。私は毎日何かを学ばなくてはいけない。優雅になってはいけないと思っています。
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全世界のサービス業で事業を続けて行く中で大切なのはお客さんの財布からカネを獲るのではなく、お客さんとの関係を構築する事。
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解決不可能と思われた障害を一つ乗り越えると、他の障害がそれほど苦にならなくなる。くじけることなく挑戦し続ければ、たいていの人は自分の夢よりも大きなことを達成できる。大きな夢を持つことが大事なのだ。基礎をしっかり固めて、貪欲に知識を吸収し、従来の考え方を大胆に切り換える。これまで誰もやらなかったことに挑戦するのだ。
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悲観的な人間の言うことに従っていたら、何も成し遂げることはできない。安全な分野で安全なことだけやっていたのでは、たいしたことはできないだろう。あまり人の通らない道を選ばなければ、新しい会社を設立したり、新しい製品を開発したり、長期的な事業を進めたり、周りの人を励ましてその能力を引き出し、より高い目標を達成することなどできるはずがない。
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惨めな負け犬でいたくなかったら逆境に挑戦し、平凡な人生という最悪の運命を克服しなければならない。
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始めは誰もが活力に満ちている。最後に成功を掴み取るのは、揺るぎない信念を持つ者だ。
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頂点に立つ有能な人物と、より才能に恵まれていながら能力を発揮できない人物とは、どこが違うのだろうか。成功の要素にはタイミングとチャンスがある。しかし、本当は自分自身でチャンスを作り出し、他の人たちに見えない大きなチャンスが見えた時には、いつでも飛びつけるよう準備をしておくべきなのだ。
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スターバックスはコーヒーの会社ですが、一杯のコーヒーよりもずっと多くのものを提供しています。我々は人々が繋がり新しい発見をするために集う場所を提供しているのです。
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小売店やレストランでは、顧客がどのような体験をするかですべてが決まる。たった一度悪印象を与えただけで、永久にその顧客を失うことになるのだ。パートタイマーとして働く20歳の学生や俳優志願者の手に、会社の命運が託されているのであれば、彼らを消耗品のように扱ってよいはずがない。
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どんな企業も、第一に何を基盤にするかが問われる。スターバックスは単なる良質のコーヒーではなく、創立者が魅せられた深入りコーヒーの風味を基盤にしたおかげで、他のコーヒー店とは一味違う本物になれたのである。
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株主の利益だけを考える企業は従業員を道具のように扱い、コストを低く抑えようとする。情け容赦なく首切りを実行する経営者が一時的に自社の株価を上げる場合がよくある。しかし長期的に見れば、そんな経営者は社員の士気を低下させるだけでなく、革新を阻み、起業家精神を枯渇させ、会社の発展を支えてきた大切な人たちとの心の絆を断ち切っているのだ。
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逆境は人間を奮い立たせてくれる。私もそんな計画は実行できないと言われたことが何度もある。いくら否定されても、必ず実行できるという信念を変えなかった。勝利を確信する気持ちがあまりにも強かったので、周りの人たちの期待が小さければ小さいほど、あっと言わせてやれると思って喜んでいた。
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ビジネスは単なるゼロサムゲームではない。このことを自覚できない経営者が増えている。従業員の利益を図ることはコストが増え利益が減るどころか、経営者が予想もしなかったような大企業に発展するための強力な活性剤になることを自覚する必要がある。
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経営者が従業員を取り換えが効く歯車のように扱えば、従業員も同じような姿勢で経営者に対することになる。従業員は歯車ではない。彼らは人間であり、皆自分に価値があることを実感したいし、自分や家族の必要を満たすための収入も得たいのだ。結局のところ、従業員のひたむきな献身がなければ、スターバックスは繁栄することも顧客の心をとらえることもできない。
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あなたのやりたいことがはっきりしたら、同じことをやった経験のある人物を見つけることだ。
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どんな場合にも情熱が大切な要素であることは確かだ。いかに優れた事業計画でも、それを推進する人たちの熱意と誠意がなければ成果を上げることはできない。
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顧客は一人一人の従業員がその会社を表すと考えるものだ。
ハワード・シュルツの名言を見ている方へお薦めする名言
ハワード・シュルツの残した名言を分析し、それらの名言の傾向に近い名言を厳選して紹介します。
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必要なのは、絶対100パーセント成功するという思い込みではなく、絶対成功する、させてみせると自分で信じることである。要するに「思いは真実になる」ということを、自分で自分自身に信じさせることである。自信過剰なくらい自分で信じることである。
藤田田 日本マクドナルド、日本トイザらス創業者
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優勝というのは強いか、弱いかで決まるんじゃない。優勝するにふさわしいかどうかで決まる。
野村克也 プロ野球選手、監督
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並外れた結果を出すために、並外れたことをする必要はない。
ウォーレン・バフェット 投資家、バークシャー・ハサウェイ会長兼CEO
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才能に恵まれ最初から脚光を浴びる恵まれた人もいますが、努力と知恵で一つずつクリアしていく人生は、それはそれで輝かしい。むしろ得る宝は多いと思う。もしあなたが人より不器用だとかドン臭いとしたら、落ち込む必要はまったくありません。素晴らしい人生の宝が得られる可能性があるんですから。
田原総一朗 ジャーナリスト
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ありきたりだけれど、努力をしながら続けること。辞めてしまったら、その時点で何もかもが終わりですから。
内村光良 コメディアン、タレント
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我々には自分のまだ知らない能力が隠れている。夢としか思えないようなことを成し遂げる力がある。誰でもいざとなったら立ち上がって、前には不可能と思えたことでも立派にやり遂げることができるのだ。
デール・カーネギー 評論家、著作家
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大事なことを任された者は、才能を頼みとするようでは駄目である。知識を頼みとするようでも駄目である。必ず志を立てて、やる気を出し努力することによって上手くいくのである。
吉田松蔭 教育者、思想家
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自分ではできないと思っている殻は実際はたいしたことではないし絶対にぶち破れる。
夏野剛 iモードの開発メンバー、ドワンゴCEO
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人間が本質的に抱えている不安を力に変えれば、力んだ決意がなくてもやれちゃうもんなんです。
テリー伊藤 テレビプロデューサー、タレント
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競合企業を見るのではなく、どんなことが可能で、どうやって世界を良くできるかを見るべきです。
ラリー・ペイジ Google創業者
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世界には二つの力しかない。剣と精神の力である。そして最後は、精神が必ず剣に打ち勝つ。
ナポレオン フランス皇帝
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アップル社再建の妙薬は、費用を削減することではない。現在の苦境から抜け出す斬新な方法を編み出すことだ。
スティーブ・ジョブズ アップル創業者
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偉大な人間というのは、世間の出来事に左右されるのではなく、世の中を左右してしまう人間のこと。
ゲーテ 詩人、劇作家、小説家
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顧客はより幸せでよりよい人生を夢見ている。製品を売ろうとするのではなく、彼らの人生を豊かにするのだ。
スティーブ・ジョブズ アップル創業者
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人様に驚いて、喜んでもらえることがビジネスのゴールであり、それがなければ仕事の意味は無いので。
前澤友作 ZOZO創業者
ハワード・シュルツについて
ハワード・シュルツは小さなコーヒーの焙煎会社だったスターバックスを世界的なコーヒーチェーンに拡大させた実業家。スターバックスで働いたのちに独立し、独立翌年にスターバックスの小売部門を買収。スターバックスをコーヒーチェーンとして急拡大させた。
1954年7月19日、ニューヨーク・ブルックリンでユダヤ系の家庭に生まれる。カナージー高校を卒業後、アメリカンフットボールのスポーツ奨学生としてノーザン・ミシガン大学に入学し、1975年にスピーチコミュニケーションの学位を得て卒業。大学を卒業するとゼロックスのセールスマンを経てスウェーデンのコーヒーメーカー会社「Hammarplast」のアメリカ支社でマネージャーを務める。1982年Hammarplastの取引先だったコーヒー焙煎会社のスターバックスにマーケティング担当役員として入社。
ハワード・シュルツはスターバックスでイタリア・エスプレッソ風のコーヒーを提供することを提案し、実験店でも成功を収めたが、社内の反対にあって頓挫。1985年にスターバックスを退社する。退社後、資金を集めてコーヒーショップ「イル・ジョルナーレ」を立ち上げる。さらに翌1986年、スターバックスはピーツ・コーヒー&ティーに専念することを決め、スターバックスの小売店部門を380万ドルでハワード・シュルツとイル・ジョナーレに売却した。
ハワード・シュルツは既存のイル・ジョナーレの店舗をスターバックスと改名し、全米への展開を始める。1992年スターバックスはNASDAQに上場。2000年、ハワード・シュルツはスターバックスのCEOからは身を引き、世界展開を進めるための新たな役職「チーフ・グローバル・ストラテジスト」に就任し、世界展開を推し進めた。2008年CEOに復帰し2016年までCEO職を務めた。2019年には2020年のアメリカ大統領選挙への出馬を検討していると発表したが、健康不安やドナルド・トランプ再選の助けになる可能性があることなどを理由に断念した。