企業は、まず人を中心に考えないといけないし、社員一人ひとりが「この会社で大切にされている」と感じる何かを、経営者が発信しなくてはいけません。
宮内義彦 元オリックス社長
この名言を見ている方にお薦めの名言
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「スタッフと家族の生活を背負っている」という考え方も、僕はとりません。そう考えると、かえって「経営者対従業員」という意識になってしまう。雇用者ー被雇用者という関係が前提になってしまうのが、あまり好きではないのです。立場は違っても、楽しいときはみんなで楽しみ、つらいときはみんなで力を合わせて切り抜けるしかない。それが僕の基本的な経営観です。
前澤友作 ZOZO創業者
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ポールも私も、大企業でソフト開発に携わった経験があったので、管理が行き届いていることが時にマイナスであることを知っていました。我々が一番望んでいたのは、人材や開発ツールに投資することにより、優秀な人材が集まって楽しく仕事のできる環境を作ることでした。
ビル・ゲイツ マイクロソフト創業者
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今、遺言したいことは、使っている社員は三菱の有らん限り一人も暇を出してはならぬということだ。また老いて役に立たぬようになっても、必ず食うに困らぬだけの事はしてやらねばならぬ。そうでないと、三菱の事業は末永く繁昌せぬと知るべきである。
岩崎弥太郎 三菱財閥創始者
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リーダーが社員の真のモチベーションになれれば、改革は成功する。リーダーは誰からも立派な目標と思われる何かに具体的に参加することが必要です。社員がそのために努力したいと思う何か、自分がついて行っても良いと思わせるような何かの一部になることです。
カルロス・ゴーン 元日産自動車CEO
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「スタッフと家族の生活を背負っている」という考え方も、僕はとりません。そう考えると、かえって「経営者対従業員」という意識になってしまう。雇用者ー被雇用者という関係が前提になってしまうのが、あまり好きではないのです。立場は違っても、楽しいときはみんなで楽しみ、つらいときはみんなで力を合わせて切り抜けるしかない。それが僕の基本的な経営観です。
前澤友作 ZOZO創業者
宮内義彦の他の名言
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正論を通そうとするだけで大変な抵抗が起きる。
宮内義彦
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芸術とは違って、ビジネスでの価値創造は仲間と意見をぶつけ、一緒に考えることで生み出されるものです。
宮内義彦
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市場経済のもとでは、すべての力を顧客に向けていかなくてはなりません。顧客に向かうことを阻害するような組織や権限規定は、その時々に変える必要があります。しかし、本当に変えなくてはいけないのは社員の考え方です。社員の頭がいっこうに企業の内側を向いたまま変わらないとすれば、企業全体の成果とはなり得ません。
宮内義彦
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人間は誰しも、自分がやりたいことをやりたがります。経営者といえども、自分が得意なことを優先し、不得意なことは他人任せにしてしまう。これが一番間違いを犯しやすい。自戒を込めて言えば、トップは会社にとって一番大事な仕事をやらなければいけません。一番大事な仕事をして、時間が余れば二番目に大事な仕事をする。これをやらないと時間管理はできません。私にとって一番大事な仕事は、オリックスという会社の5年後がどうあるべきかを考え、その方向に舵を切ってゆくことです。
宮内義彦
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最も困るのが、その仕事がなぜできないかだけは見事に理屈づけて説明するようなタイプ。
宮内義彦
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オリックスでは事業部門のトップが交代した場合など、いつも新しいトップに「交代してすぐに組織を変えるようなことだけはしてはいけない。組織図を書き換えるだけで上手くいくんなら、こんな簡単なことはない」と言っています。経営幹部は時として組織を変えるとそれで仕事を終えたようなように考えるからです。そういう気分になると、本当にやらなければならないことや変えなければいけないものが見えなくなってしまうからです。
宮内義彦
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欧米のように、人材を経営資源の1つとして捉え、いくらでも代替可能と考える企業ばかりだと、その集合体である社会は間違いなく冷たいものになるでしょう。私はそんな社会がいい社会だとは思えません。
宮内義彦
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会社は、常に複数の問題を抱えています。問題を1つ解決しても、すぐに別の問題が出てくるものです。これは仕事だけでなく、人生についても同じです。私は、目の前に出てきた問題や課題に、常に挑戦し続けてきました。
宮内義彦
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失敗したことを非難したら誰もリスクを取ろうとしなくなりますよ。いつも、「2回まではいい。だが3回失敗するやつはバカだ」と言っているんです。ですから、うちで偉くなった人はほとんど2回は失敗しています。失敗しなかった人は一人もいないんじゃないかな。
宮内義彦