「終身雇用」は、あってもいいと思っている。一方で、「ある年齢に達したから」とか、「大卒であれば何年目で昇格する」とか、そういうことは、まったくナンセンスだと思っている。チャンスは、平等に、順番に、回ってくるとは限らない。だからこそ、「いつでも出番があるぞ!」と思える会社にしたいと思っている。
豊田章男 トヨタ自動車社長兼CEO
この名言を見ている方にお薦めの名言
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頑張り過ぎちゃうとほんとに疲れちゃうしね。続かないから。僕はそういう意味じゃ、若い時に頑張り過ぎたというか、行き過ぎちゃったところはあったと思いますよ。休んだ期間はありましたけど、その期間はその期間ですごく楽しかった。あのまま芸能界にすがって、いやいや僕はまだできるからってチョロチョロしていたら今はない。自分は休んでちょうどいい位な奴なんでしょうね。
ヒロミ タレント・実業家
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車が運転できる限りはアトリエに通うが、今は休息の時期。そのうちにやりたいことも出てくると思うが、今の段階では約束すると破ることになるから。
宮崎駿 アニメーション作家、映画監督
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交友や愛の課題における失敗から逃げるために、必要以上に仕事に熱中する人がいる。そういう人は週末の休日さえ恐れる。
アルフレッド・アドラー 心理学者、精神科医
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僕は60年以上生きてきて、若いころ組織の中でリスクをとらなかったエリートが、どれだけみじめな晩年を送るかを実際に見てきました。これははっきり断言できます。いくら組織で偉くなっても、新たな価値を生み出せない人は、世の中から居場所がだんだんなくなるのです。
千本倖生 DDI(現KDDI)共同創業者、イー・アクセス、イー・モバイル創業者
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「描くのが好きだ」っていうことに任せちゃうと、体がボロボロなのに気づかないときがある。でもまあ、思いっきり好きなことをやって寿命を縮めるっていうのも、そこそこ幸せな話なのかもしれないですけどね。
浦沢直樹 漫画家
豊田章男の他の名言
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自分が社長を何年やるかわかりません。でも、次の次の次の社長に会社をどういう状態で渡せるかを常に考えています。
豊田章男
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今トヨタに入ってくる人たちは優秀な人たちです。先のことまで考えて、新型車に搭載できる技術の一部を、マイナーチェンジに備えて取っておく。出し惜しみです。マイナーチェンジの時にそれを投入すれば、やった仕事としてアピールしやすいし、クルマも具体的に変わった部分が訴求できますからね。でもそれはダメだと。出せる物は全部出し切って、マイナーチェンジに向けてはまた一から意欲的なチャレンジをすべきなんです。
豊田章男
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風が止まったり逆風に変わったとしても持続的に前に行けることが大事で、そのようにするためには、やはりペース配分が大切。
豊田章男
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私はもともと文系の学部を卒業しているので、エンジニアではありません。エンジニアと話すためには、何らかの「ツール」が必要であると考えました。ツールが欲しかったから、徹底的にドライビングスキルを磨いて、ニュルブルクリンク24時間レースなどへも挑戦しました。
豊田章男
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持続的成長のためには仕事のやり方を変えなくてはならない。
豊田章男
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「もっといいクルマ」と言い続けていますが、自分はそのために感性を磨いているつもりです。自分がフィルターだからです。フィルターが汚れているときれいな水は流れない。自分がもっといいクルマのフィルターになろうとすれば、いろいろな車に乗ったり人と話をしたりする必要があります。
豊田章男
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私にはこうすればいいという明快な回答はない。でも、もっと多くの笑顔が欲しいとか、昨日より今日を良くしようという意志は強い。絶えずベター、ベター、ベターで会社が動かなければ、持続的成長はできません。そう言い続けてきたことで、現場のリーダーたちが自分で考え、悩み、案を出す。回答を言わないが故に、私が考えるより優秀なアイデアが「リーダ一ズ」から出てくるので、それを活用する。そのスパイラルを増やした方が、これだけの規模の会社にはいいのです。
豊田章男
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経営者というのは、決断して責任を取ればいい。
豊田章男
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直接的には私の責任ではないと言ってくださる方がいるとしても、こういう名前で生まれ、現に社長を務めているのですから、過去、現在、未来すべてにおいて私に責任がかかってくると思っています。バトンを受け継いだ以上、私が「それは私が社長になる前のことです」と言っても世間に許してもらえないでしょうし、そんなことを言うつもりもありません。
豊田章男
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資本主義にも原理資本主義的なものもあれば、国家資本主義と言われるものもある。私の理想に一番近いのは、公益資本主義です。
豊田章男