ラリー・ペイジ
Google創業者
ラリー・ペイジの名言
ラリー・ペイジの過去の名言をまとめた名言集です。
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途方もない夢でも実現へと前進させることは、意外とたやすい。「そんな馬鹿なことはできない」と誰もが思うことならば、競争相手はほとんどいないからだ。
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大きなことをするほうが小さなことをするより容易だ。変に聞こえるだろうが、本当に大きなことをしていると、他の人の助けが得られる。より多くの人が助けてくれる。必要な資源がより多く手に入る。
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競合企業を見るのではなく、どんなことが可能で、どうやって世界を良くできるかを見るべきです。
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他人から「狂っている」と思われないことをしているなら、あなたは間違ったことをしているんです。
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十分な高みを目指しているならば、すべてが失敗するなんてことはまず起こりません。
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ほとんどの会社は、つまらない改良をいくつか加えているとはいっても、毎日基本的に同じことを繰り返しているだけだ。よく知ったことだけやっていれば失敗しないと思うのは人情だが、逐次的な改良を繰り返していればいつか必ず時代遅れになる。特にテクノロジーの世界では非逐次的な、劇的なイノベーションがよく起こるのだからなおさらだ。
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夢を失うことなんてありません。自分が楽しいと思うことを発展させていくだけなんですから。
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自信を持て。頻繁に失敗しろ。不可能に対して健全な疑念を持て。
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「失敗したら、どうしよう?」と考える前に自分に自信を持つことから始めてみよう。失敗は失敗で得られるものがあるから、悪いことではない。むしろ頻繁に失敗した方が得られるものが多いのだ。
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いつも驚くのだが、テクノロジーについて知れば知るほど、まだまだ知らないことがあると気づく。
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途方もなく野心的な夢というのは、むしろ実現しやすいものです。なぜなら他の誰もそんなことに挑戦しようと思わないため、競争が少ないのです。
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楽観主義は大切です。少し愚かだと思われるくらいの目標を設定してください。私は大学で「不可能を不可能と思わない健全さ」という素晴らしい言葉を学びました。他人がやらないようなことに挑戦すべきなのです。
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私は多くの会社の経営のやり方は深刻に間違っているのではないかと心配している。メディアの報道を読むと、Googleは、あるいはテクノロジー企業の多くはいつも互いに競争していることになっている。まるでスポーツの試合の記事のような報道の仕方だ。しかし競争のみから何か本当に優れたものが出てきたためしはほどんどない。毎日会社に来てやることといえば、自分とほぼ同じようなことをしている同業のライバルの頭をどうやったら思い切りひっぱたけるかなどと考えるだけの仕事のどこが面白いのだろう?そんことをしているからほとんどの会社は次第に衰退していくことになるのだ。
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科学やテクノロジーをテコにして、世界に非常に大きなインパクトを与えられる機会がそこらじゅうにころがっている。君たち一人ひとりが個性に応じたそれぞれの機会を追求できる。君たちみんなが、そのことに興奮すべきだ。
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ミスを犯してくれて大変嬉しい。「あまりに慎重でほとんど何もしない」のではなく「迅速に動き、たくさんのことをする」会社を私は経営したい。もしこうしたミスをまったく犯さないとすれば、私たちは十分なリスクを取っていないことになる。
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チームの規模を非常に小さくしている。最初は1人だけのこともある。ほとんどのチームは2、3人だ。一旦軌道に乗ると、沢山の人が係わり始める。イノベーションは小さなグループから起こるものだ。
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居ても立っても居られないくらい興奮する何かに、いつも懸命に取り組んでください。
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リスクについて少し話しておこう。私はリスクを恐れてGoogleを始めるのを非常にためらった。ご存知の通り博士課程を中退しなければならなかったからだ。大いに悩んだ。中退したら戻れない。でも大したことじゃないと思うことにした。失業するのとは違う。Googleがうまくいかなくても上々の暮らしは送れるはずだ。
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エンジニアとは科学者と科学を実際の物に適用して現実世界で物事を起こす人との組み合わせだ。それは素晴らしいことだ。今、多くの人がエンジニアリングを使いっぱしりか収入を得る手段としか考えていない。しかし、エンジニアこそが巨大な変化をもたらすことができるのだ。ちょうどGoogleのコンピュータと何百万人の利用者のように、君たち2人、3人で、世界中の誰もが使い始め、生活を向上させたり、大きな影響を受けたりする何かを作り出すことができるのだ。そのような職業は非常に稀だ。
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不可能に対して健全な疑念を持て。君たちにはエンジニアリング、テクノロジー、ビジネスの能力を活用して世界を変える大いなるチャンスがある。重要なことをしろ。楽しめ。さもなければ成功は望めない。旅をしろ。中国・アフリカ・インドがお薦めだ。そこには驚くべきことが沢山ある。
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世界を変える方法を一言で言うと?「うずうずするくらいエキサイティングなことに、常に必死に取り組むこと」です。
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少しクレイジーなくらいに、好奇心を追い求め、野心を持ち、夢をあきらめるな。
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ユーザーのために最高のものをつくりだすことが我々の重要課題です。世界中で直面してきた様々な問題を通して、我々はそれを長期にわたり実証してきたと思います。
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現代のテクノロジーという水平線を見渡せば、次にできることが見えてくる。テクノロジーについて知れば知るほど、さらなる可能性が広がる。
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Googleは邪悪になることなくお金を儲けることが可能だといつも信じてきました。
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あなたはGoogleを使っていて素晴らしいと感じるかもしれません。でも私はまだGoogleは粗悪だと思っています。
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敬意を持って従業員に接すれば、彼らは会社にお返しをしてくれる。
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Googleではイノベーションとリスクを強く奨励している。でも、それはなかなか自然には起こらない。特に会社の中では。そこで従業員全員に20%の時間を与えている。その時間は何でも一番やりたいことを自由にやるのだ。その中からイノベーションが生まれている。Gmailももそうやって生まれた。
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業界全体が訴訟に傾いているのは悲しむべき事態です。優れた製品開発にではなく、弁護士などに巨額の費用が使われてしまっている。こうした訴訟に手を出すのは、ライフサイクルの終わりに近い落ち目企業や、ありのままの姿で競争する能力に自信がない企業です。
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我々の本質は以前と同じです。目指しているのは、技術の進歩を活用して、人々を助け、暮らしを良くし、よりよい社会に結びつけること。いま取り組んでいる多くのプロジェクトも、技術を使った人助けに関係するものばかりです。成し遂げるべきことはたくさんあります。
ラリー・ペイジの名言を見ている方へお薦めする名言
ラリー・ペイジの残した名言を分析し、それらの名言の傾向に近い名言を厳選して紹介します。
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使命によって戦略が決まり、戦略によって組織が決まる。
ピーター・ドラッカー 経営学者
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マーケティングは、生産品の賢い処理方法を見つけるための技術ではない。顧客に対する真の価値を生み出すためのものなのだ。
フィリップ・コトラー 経営学者
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社会で広く共有されている価値基準の下で、すべての人がナンバーワンになるのは不可能です。また、社会に認められたい一心で努力を重ねていると、ふと「自分は本当は何を喜びとしているか」、すなわち個人としての価値観を見失ってしまうかもしれません。すると、成功しても本人は幸福を感じられなくなってしまうでしょう。
為末大 陸上選手、世界陸上400mハードル銅メダリスト
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戦略とは、最初に現時点で自分がどこに位置しているかを知ることが必要だ。自分が前はどこにいたいと思っていたかでも、いるはずだったかでもなく、いまどこにいるかである。次に、五年後の自分の位置を知る。そして最後に、いまの地点から五年後の地点まで到達できるかどうか、現実的にどの程度の可能性があるかを判断することである。
ジャック・ウェルチ ゼネラル・エレクトリックCEO
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しっかりと自分の軸を持って本物を追求すれば、いつか周りが認めてくれる。本物だけが、勝ち続けられる。
原晋 陸上指導者
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イチローも4割・5割の打率は記録できず、6割以上失敗する。人生も同じだ。失敗しても構わない。大事なのは、失敗してもそこから起き上がることだ。
桑田真澄 元プロ野球選手
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愚か者でも経営できるビジネスに投資しなさい。なぜなら、どのビジネスにもいつか必ず愚かな経営者が現れるからだ。
ウォーレン・バフェット 投資家、バークシャー・ハサウェイ会長兼CEO
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待っていたら誰も声なんてかけてくれない。自分の未来は自分の力で勝ち取るもんだ。
長谷部誠 プロサッカー選手
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挫折や失敗こそ新たな変化へのチャンス。失敗は決して恥ずかしいことではありません。恥ずかしいのは失敗ではなく失敗を恐れて何もしないこと。
山中伸弥 医学者、iPS細胞の開発者
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なにかに成功する前に、あなた自身がそれを成し遂げる気持ちを持たなくてはならない。
マイケル・ジョーダン プロバスケットボール選手
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取り返しのつかない大きな失敗をしたくないなら、早い段階での失敗を恐れてはならない。
湯川秀樹 物理学者。日本人初のノーベル賞受賞者
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イノベーションを成功するためには、小さくスタートしなければならない。大がかりであってはならない。具体的なことだけに絞らなければならない。
ピーター・ドラッカー 経営学者
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百歩先の見えるものは、狂人扱いされる。五十歩先の見えるものは、多くは犠牲者となる。十歩先の見えるものが、成功者である。現在が見えぬのは、落伍者である。
小林一三 阪急グループ創業者
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悪いことは、それをきっかけに業務全体を改革できるチャンスでもある。
永守重信 日本電産創業者
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運は良かっただろうね。でもそれが永遠に続くとも思ってない。運なんて不確かなものでしょ。まだまだあると思えば「ここで終わりなの?」というのかもしれないし。「もうダメかな」と思えばずっと続いているのかも。
石橋貴明 お笑いタレント
ラリー・ペイジについて
スタンフォード大学の修士課程在学中に、同じくスタンフォード大学に在学していたロシア人のセルゲイ・ブリンと知り合い、共同でweb検索エンジンのサービスを提供するGoogleを創業。Googleは他サイトからのリンクによってwebサイトを評価する新しい仕組みを導入し、検索エンジンとして急成長。さらに検索ワードに応じた広告を表示する仕組みを導入したことでで高い広告効果を発揮するようになり、Googleは爆発的な収益を生み出し、アメリカを代表するIT企業へと発展した。
1973年3月26日、アメリカ合衆国ミシガン州ランシング市に生まれる。父はミシガン州立大学の計算機科学の教授、ユダヤ系の母も大学でプログラミングの講師を努めていた。ラリー・ペイジ自身も計算機科学の道に進み、ミシガン大学で計算機工学を専攻して卒業、その後スタンフォード大学の計算機科学の修士課程に進んだ。スタンフォード大学ではロシア人のセルゲイ・ブリンと知り合い、webの検索システムについて意気投合。セルゲイ・ブリンと共著で検索システムについての論文を執筆し、1997年に研究プロジェクトとしてwebサイト「google.com」の運営を始めた。この頃、ラリー・ペイジとセルゲイ・ブリンはスタンフォード大学を休学。1998年、Googleは法人格を取得し企業となった。1999年、ラリー・ペイジとセルゲイ・ブリンの二人はGoogleを75万ドルでExciteに売却することに同意したが、Excite内の反対で売却話は頓挫。2000年、Googleは検索されたワードに関係のある広告を表示するサービスを開始。Googleは一部で検索精度の高さが評判となっており、さらにキーワードによる広告効果の高さが注目されて収益面で大きな成長を見せ始めた。2004年Googleは株式を公開。当時の時価総額は230億ドル超であった。その後、既存メディアからネットへの広告のシフトも手伝ってGoogleは大幅な経営規模の拡大に成功。2005年にスマートフォン向けOS開発のAndroid社を買収。2006年には動画配信サービスのYouTube社を16億5000万ドルで買収した。
2015年、Googleを含めたグループ企業を統括する持株会社アルファベットを設立。Googleは世界で最も訪問数の多いWebサイトへと成長。YouTubeは世界最大の動画配信サービスとなり、AndroidはスマートフォンOSで7割以上のシェアを占めるようになった。2019年12月、ラリー・ペイジはアルファベットのCEOを退任すると発表。共同創業者で社長のセルゲイ・ブリンも同時に退任した。2020年1月、Googleの親会社であるアルファベットの時価総額は1兆ドルを超えた。