エリック・シュミット
元GoogleCEO
エリック・シュミットの名言
エリック・シュミットの過去の名言をまとめた名言集です。
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「無謀な挑戦だ」と言う人の意見は聞かないことだ。「成功する見込みが少ない」と言う人には耳を貸さずやってみるのだ。「どうやったらそんなことできるんだ?」と聞く人には、目を見て「私にはわかるんだ」と告げることだ。
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偉大な革新者や偉大な企業が持つ特徴は、彼らには他人が見ることのできない領域が見えているということだ。彼らは他人の意見など聞かない。彼らは新しいもの、あなたがたが必要だと思っていないものを発明する。そしてあなたはそれを見た時「これは私に必要なものだ」と言うのだ。
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重要なのは、グーグルの文化を維持することです。グーグルの文化とは、ユーザーを最優先し、製品の質と操作性を絶えず向上させることです。
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今では世界の誰もが世界中の情報にアクセスできる機会が与えられている。これはかつては全く不可能だったことだ。なぜ情報が行き渡ることがそんなに意義深いのか?それはとてつもない平等化であるからだ。情報は力なのだ。
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成功するには、あなたの前に現れるまたとない機会への準備ができているかどうかだ。その機会とは、あなたがすべきこと全てが詳細に決まった計画などではない。イノベーションやインスピレーションを計画することなどできない、あなたはただそれに向けて準備するだけだ。そしてそれらを見出した時、すぐに始めることだ。
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失敗を恐れてはいけない。そしてまた、成功を恐れてもいけないのだ。
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他人の意見を聞くことが重要だ。様々な人の考えを聞いた上で、最後は自分で判断するのだ。
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我々は答えることではなく、疑問を抱くことで会社を運営しています。
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あなたが今どんな状況にあり、過去がどうであったか。それがわかれば、あなたの考えていることはおおよそわかるのだ。
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イノベーションというものは、ある日朝起きて「私はイノベートしたい」と言って生まれるようなものじゃない。
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インターネットは、人間の最も基本的な要求、つまり知識欲と、コミュニケーションをはかること、そして帰属意識を満たすことを助けるものである。
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技術的な転位は、常に勝者と敗者を生む。
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戦略や新製品を展開する主導権を握っているのは、2人のGoogle創設者か、もしくはごく少数のメンバーで構成している技術チームだ。おかげでGoogleはきわめてスピーディーに改革を進めることができるし、これがわが社の最大の強みになっている。
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最終的に目指すのは情報集めの検索ではなく、情報の意味を本当に理解できるようなサービスです。
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「クリエイティブになれ」と部下に叱咤しても、部下はクリエイティブにはならない。
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集団は個人より賢い。リーダーにとって最も重要な資質は聞いて学ぶ能力です。なぜならば誰も全てを知る事は出来ないからです。
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何年もスパイ行為は行われ、監視は行われてきた。今後、この問題についてあれこれ言うのはやめようかと思う。もはやこれは現代社会では当たり前の現象なのだ。
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単に有能な学生と本当の成功を収める学生の違いは、その知識にあるのではなく、なにかを粘り強くを続けられるかにあるように思われる。
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少し苛立たしくても、快適な領域から外れていても、「イエス」と言うことはあなたが新しいことを始め、新しい人に会い、自分や他人の人生に違いを作り出しすことなのです。「イエス」は我々を若く保ちます。「イエス」はちょっとした言葉ですが、それで大きなことができるのです。「イエス」と言いましょう。
出典: 2012年、カリフォルニア大学バークレー校の卒業式スピーチにて
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インターネットは自らが理解不能なものを人類が作り上げた初めての事例です。人類がこれまで経験したなかで最大の無秩序の中で行われる実験なのです。
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会社は答えによってではなく、質問によって運営している。
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モバイルについて危機感を覚え、「アンドロイド」を開発した。私がCEOだった時代はまだ収益を上げることができなかったが、グーグルにとって戦略的でコアになるプロダクトだと考え、重点的に投資を続けてきた。「グーグルX」で自運転車のプロジェクトを立ち上げたのも危機感からだ。
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マーケティング予算は企業国家アメリカにおいても、最後まで説明のつかない支出である。
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Googleには大きな秘密がある。当社は世の中で思われているほど型破りな企業ではない。われわれのやリ方には独特なものも多いが、そのほかの点については事業は全く伝統的な方法で進められている。ごく一般的な財務システムとITシステムを備え、独立した取締役会を持っている。
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大事なのはアイデアの間違いを認めすぐに修正すること。
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グーグルは常に変革を求めている。
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アメリカで教育を受けた技術者にビザの発給を制限し国外に流出させれば、アメリカ企業と競合する企業を生み出すことになる。これはアメリカ政府の政策の中で最も愚かな政策だ。
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政府の監視に対する解決策は、全てを暗号化することだ。
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私は人々がGoogleに質問の答えを求めているとは思っていません。彼らは本当はGoogleに次になにをしたらいいか、教えてほしいんです。
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ネットワークが発達した社会では、信頼こそがもっとも重要な通貨なのです。
エリック・シュミットの名言を見ている方へお薦めする名言
エリック・シュミットの残した名言を分析し、それらの名言の傾向に近い名言を厳選して紹介します。
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何かを変えようとしたとき、全員を喜ばせることはできません。そして全員を喜ばせようとするなら、大きな進歩は望めないのです。
マーク・ザッカーバーグ Facebook創業者
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ビジネスの世界には2つのタイプの人間がいる。結果を出す人間と、なぜできなかったか言い訳をする人間だ。
ピーター・ドラッカー 経営学者
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忙しい人達が、やめても問題ないことをいかに多くしているかは驚くほどである。なすべきことは、自分自身、自らの組織、他の組織に何ら貢献しない仕事に対しては、ノーと言うことである。
ピーター・ドラッカー 経営学者
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ライバルというと、通常、同じ業界内の同業他社をイメージしますが、本当のライバルは、新しく出てきた廉価な代替品や様々な技術革新。それに「過去の成功体験」こそが、最大のライバルなのです。
勝間和代 公認会計士、経済評論家
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例えば、小売業の場合、売り手はとかく商品の廃棄ロスを恐れがちです。その一方で、その商品が十分にあれば得られたはずの売り上げが得られなかったことで生じる機会ロスには、あまり目が向きません。人は、同じお金でも、損と得を同じ天秤にかけようとせず、得られるはずの利得より、損失のほうを大きく感じてしまう心理があるからです。
鈴木敏文 セブン&アイ・ホールディングスCEO
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仲間に問題点を示し、同時にその解決策を示せば、皆行動に移るのです。
ビル・ゲイツ マイクロソフト創業者
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「野猿」は、踊るヤツがいないから、スタッフに「おまえらやれ」みたいなところから転がっていって紅白にまで出場した。あんなの真面目に企画しても無理。ヒットなんて遊びの延長線上にあるんじゃないか
石橋貴明 お笑いタレント
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新卒採用で入って長く会社にいるからこそ愛社精神が育つ。日本の愛社精神は、不正を防ぐコーポレートガバナンスの機能を果たしていると考えることもできます。ひとりが自分の家族を思うように会社を愛せば、ルールがなくても不正は自然となくなる。それから、役員と社員の距離が近いことも経営のチェック機能になる。流動性の高い社会ではありえないことです。
御手洗冨士夫 元キヤノン社長
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基本的にバカバカしいじゃないですか、この商売は。ポップスってそうでしょ。初めから成熟してない状態が前提というか、いつも青いものが求められる。でも私はそれだけじゃないものがやりたい。
椎名林檎 歌手
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チームのために犠牲になっても評価されないのであれば、選手が個人成績だけを追求するようになるのは当たり前。
野村克也 プロ野球選手、監督
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私は売れないものは発明したくない。需要は実用性を立証するものであり、実用性こそ成功である。
トーマス・エジソン 発明家、起業家
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事は十中八九まで自らこれを行い、残り一、二を他に譲りて功をなさむべし。
坂本龍馬 維新志士
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企業にとっても逆境の方がいい。なぜなら、他の企業と差が付きやすいからです。たとえ利益が出なくても、不景気の時に次の成長の種を仕込んでおくのが、一番効率がいい。
似鳥昭雄 ニトリ創業者
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アメリカにはアメリカの良いところがあります。国民性の違いが社会運営の違いにもなるし、経営の仕方も違ってくる。日本流がいいとか、アメリカ流がいいとか、というのはナンセンス。意味がない。
御手洗冨士夫 元キヤノン社長
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ある企業の抱える課題について最もよく理解しているのは、その企業に20年、30年と勤め、四六時中自分の会社について考えている社員である。それでも多くの企業がコンサルタントを雇うのは、極言すれば、「自分たちがすでに気づいている課題を、気の利いたフレーズに言い換えてもらうため」だ。なかには「結論ありき」で依頼してくる企業もある。「マッキンゼーもこう言っている」と、自分たちの結論を追認させることで、組織の中に課題が浸透しやすくなるからだ。要するに、コンサルタントの仕事とはフレージングなのだ。
南場智子 株式会社ディー・エヌ・エー創業者
エリック・シュミットについて
エリック・シュミットはアメリカの経営者。サン・マイクロシステムズCTO、ノベルCEOを経てGoogleに入社。創業者であるラリー・ペイジ、セルゲイ・ブリンとともに三頭政治体制を築き、CEOを務めた。「クラウドコンピューティング」という言葉の名付け親としても知られる。著書に「How Google Works 私たちの働き方とマネジメント」、「The New Digital Age」など。
1955年4月27日、アメリカ合衆国・ワシントンD.C.にて生まれる。プリンストン大学を卒業後、カリフォルニア大学バークレー校で電気工学とコンピューターサイエンスを学び博士号を取得。卒業後、エリック・シュミットはパソコンのマウスを開発したことで知られるパロアルト研究所で働く。ベル研究所、ザイログを経て1983年にサン・マイクロシステムズに入社。サン・マイクロシステムズではプログラミング言語「Java」の開発に携わるなどし、CTO(最高技術責任者)に任命される。1997年、エリック・シュミットはネットワークソフト大手のノベルCEOに就任。2001年インターネット検索サービスのGoogleにCEOとして招かれ、創業者のラリー・ペイジ、セルゲイ・ブリンとともに「三頭政治」体制で経営にあたった。2004年Googleは株式を公開。2006年から2009年にはエリック・シュミットはアップルの社外取締役も努めた。
2011年、CEOをラリー・ペイジに譲り、自身は会長として会社に残った。20015年Googleの組織改革により持株会社アルファベットが設立されると、アルファベット会長に就任。2017年、エリック・シュミットは会長職から退き、顧問兼取締役となった。