会社の場合、変革は辺境から起きるんです。ソニー・コンピューターエンタテインメントとかソネットなど中心でなかった組織がどんどん成長し、それを中心的な組織がフォローする格好でずっと来ました。
出井伸之 元ソニーCEO、クオンタムリープ創業者
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できない理由を並べ立てる人がいる。これでは新しい事業を達成することはできない。何もないことを前提として、目標を達成するために必要な人材や設備、技術をどう調達するかを考えなくてはならない。
稲盛和夫 京セラ創業者
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小売店やレストランでは、顧客がどのような体験をするかですべてが決まる。たった一度悪印象を与えただけで、永久にその顧客を失うことになるのだ。パートタイマーとして働く20歳の学生や俳優志願者の手に、会社の命運が託されているのであれば、彼らを消耗品のように扱ってよいはずがない。
ハワード・シュルツ 元スターバックスCEO
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良きパートナーを得て下さい。やはりチームワークがない会社は本当に長続きしません。
千本倖生 DDI(現KDDI)共同創業者、イー・アクセス、イー・モバイル創業者
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パートナーである人々とテーブルのおなじ側にいて、みんなが事情を知っているようにしたかった。商売をする人間は、本来、そういうことはしないものだがね。
ウォーレン・バフェット 投資家、バークシャー・ハサウェイ会長兼CEO
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Facebookという会社のカルチャーは非常にオープンです。僕と社員の間もオープンだけど、社員同士でもオープンで密接な交流が図れるようにしています。会社のオフィス設計もオープンです。広い部屋にデスクがずらっと並んでいて、誰も個室を持っていません。僕らが人と会うための会議室はあるけど、それはガラス張りで外から何が起きているかすっかりわかります。
マーク・ザッカーバーグ Facebook創業者
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知ったかぶりをすることほど危険なことはない。とくにエンジニアのように専門的な知識を持った人の前で知ったかぶりをすれば、すぐに見破られて、相手にしてもらえなくなります。それよりも、「知らない」と勇気を持って言えるほうが信用されるし、助けてもらえます。
出井伸之
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自分が直接責任を取って、必死になってやってくれる経営者がもっともっと出てきてほしいですね。そのような人が増えれば、日本はまだまだ世界で存在感を発揮できる。次世代を担う中堅・中小・ベンチャー企業の経営者におおいに期待しています。
出井伸之
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仮にどんなに小さく思える会社でも、総力をあげて一つのことに集中している会社には大変な強みがあり、計り知れないエネルギーを秘めています。
出井伸之
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ソニーでも足し算の文化のごとく、オーディオ・ビジュアル・ビジネスの上にITビジネスを乗せてしまおうというわけです。この両業種を合わせて、いままさにはじまったデジタルの爆発的な成長に貢献していけるようなモノづくりをしていこうということです。
出井伸之
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元々、ソニーには「個性」を尊重する文化がありましたが、これからはよりいっそう、「人と違うこと」を受け入れる土壌を豊かにしなければなりません。
出井伸之
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最近の日本のベンチャーが盛り上がってこない理由は、大企業が作った既存のルールの「はしっこ」をちょこちょこと変えているだけだからではないでしょうか。日本は既に技術やサービスも成熟しているので、なかなかルールブレイクとなる技術やサービスが生まれないのは分かります。しかし、もっとベンチャーには頑張ってほしい。また大企業の側も自分たちが作った既存のルールを壊したくないので、ベンチャーを押さえつけようとしがちです。これまでに利益を生み出し続けてきたモデルを、あえて自分たちで壊したくないんです。そこが日本の問題点です。
出井伸之
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それぞれの業界にはルールがあって、そのルールを理解したうえで弱点を見つけてブレイクするようなことをすれば勝つことができる。ソニーが任天堂のモデルに競り勝ったプレイステーションが、今度はセガの新しいモデルから技術面でもビジネスモデルとしてもチャレンジを受けます。ビジネスはこの繰り返しです。
出井伸之
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日本の経営者には、リスクをとって挑戦するより、無難に経営をこなし、死ぬまで会社の鎧を脱がない人が多い。「第二の人生」では、もっと自由になってほしい。そうすればアイデアも生まれるはずだ。
出井伸之
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いくらいい製品をつくっても、外国企業の規格に合わせてつくるのでは下請け業者と変わりません。自分たちで規格をつくり、覇権を握ろうとする姿勢がいまの日本のメーカーにはありません。
出井伸之