3.8年回に1回くらい、異質な体験をしていることがわかったんです。要するに3、4年に一回、もう満足しちゃったからつまんない、何かを変えよう、次に何かないかと、印象深い出来事を起こしているんですね。それは外から見れば、たいてい挫折体験だったりもするんですけど。でも、それを挫折と見るか、次を切り開いたきっかけと見るかは、僕自身ですから。
出井伸之 元ソニーCEO、クオンタムリープ創業者
この名言を見ている方にお薦めの名言
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つまんない大人になるくらいだったら幼児でけっこうだよ。
リリー・フランキー イラストレーター、俳優、作家
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古来賭博に熱中した厭世主義者のないことは、いかに賭博の人生に酷似しているかを示すものである。
芥川龍之介 作家
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昔から変わらないことは「よく食べる」こと。20代の頃、あまりにもよく食べるので、不安になって人に聞いたら「30代になったら、自然と食べられなくなるから。」って言われて、楽しみにしていたんですけど…30代になっても40代になっても今でも、全然変わらないんですよ。あとは、あまりくよくよしないこと。「トットの欠落帖」という本を出しているくらいですから、私生活では欠落した部分もありますが、お仕事の時は真剣に、絶対に欠落しないこと。それが変わらないことですね。
黒柳徹子 司会者、女優、作家
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常に楽観的でハイなんて、生存本能から考えてもあり得ない。気を抜くと、誰でもネガティブな考えが頭に浮かび、言葉に出てしまうものです。気をつけすぎるくらいでちょうどいいと思います。
出井伸之
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人生には終わりがありますが、挑戦に終わりはありません。私はまだまだ挑戦し続けたいと思いますし、そうした越境へ挑戦することの大切さを両親から学んだような気がします。
出井伸之
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人は組織からの卒業や引退はありえても、自分自身から引退するということはできない。
出井伸之
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フランスに駐在していたとき、フランス人の友人から言われました。「君はなんでそんなにネガティブな言い方ばかりするんだ。人と会話するときは、すべてポジティブに言ったほうがいい。君みたいにネガティブだと嫌われるぞ」と。そう言われて、ハッとしました。以来、何を言うにしても、できるだけポジティブな言い方をするよう心がけています。
出井伸之
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ソニーの危うさ、、、それが魅力だよ。トヨタ自動車の安定性をまねできないし、求めると逆におかしくなる。危ない危ないといわれながら切り開くところにソニーならではの価値が生まれる。
出井伸之
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若者には自分は何が好きで、何がやりたいのか。どんな人になりたいのか。そこを徹底的に突き詰めてほしい。そうやって常に「気づき」を求めていれば、今まで何とも思っていなかった情報さえも自分の中で活きてくるはずです。
出井伸之
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Eメールというのは下手をすると直訴状合戦になってしまうのではないかと心配する声もありますが、それほど社員のインテリジェンスは低くありません。上司の悪口など一切なし、会社の改善点をはじめ、建設的なことを書いてきてくれています。
出井伸之
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私自身はすぐに組織に限界を感じて働きたくなってしまう性分で、これまでも三年に一回は動くという主義でやってきました。三年過ぎたらポジションをかわる、それを三回やったら次は全く違うところへ行くという具合に、どんどん動いてきましたね。
出井伸之
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リーダーとはその立場に応じた発言ができるかどうかが問われる。
出井伸之
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事業部長として不振だったオーディオ事業を再生したあと、コンピュータ事業本部でMSXというコンピュータのハードを開発しました。そして、レーザーディスク事業では、後発メーカーとして業界トップの企業を追いかけました。このように多様な経験を積んだことが、すべて、社長になってからの経営判断に役立ちました。
出井伸之