私は「成功の定義」にも少し疑問を感じています。会社をIPOさせて、まとまったお金が入ってきたら成功なのか。お金を集める意義は、手にしたお金を元に次の価値を創るチャレンジをすることだと思います。起業家ならば、ベンチャーならば、チャレンジし続けてほしい。
出井伸之 元ソニーCEO、クオンタムリープ創業者
この名言を見ている方にお薦めの名言
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物事がうまく運び、周囲の称賛を浴びているときに、なぜ勝利の方程式を書き換えなければならないのか?答えは簡単だ。世の中は常に変化しているからである。顧客のニーズや好みは毎年変化し、競争も激化する。ビジネスでも人生でも、変化を免れるものは一つもない。現状に寄りかかっていると不幸な結果を招くことになるんだ。
ハワード・シュルツ 元スターバックスCEO
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十種競技で日本チャンピオンになれたわけですが、実はひどくがっかりしたんです。全く注目されなかったから。チャンピオンになったらスターになれる、人生が開けると思ったのに、街を歩いていても誰も自分に気づかない。
武井壮 タレント、元陸上選手、トレーナー
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メンタルな部分が及ぼす肉体への影響は、とてつもなく大きい。
イチロー プロ野球選手、メジャーリーガー
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人に動かされて、今、ここにきた感じなんです。なんかね、おれには親友と呼べる存在はいないんだけど、お世話をしてくれる人があらわれるんですよ。自分からは近づかないんだけど、近づいてきてくれる人がいる。多分そうですね。
蛭子能収 漫画家、タレント
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決め球をひとつ持つピッチャーはバッターからして怖いんだよ。決め球を警戒しすぎるあまり、他のたいしたことのないボールにまで気が回らなくなり、逆に決め球以外のボールでも抑えられるようになる。一芸に秀でるメリットというのは、そういうところも生み出す。
野村克也 プロ野球選手、監督
出井伸之の他の名言
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日本になぜ、スティーブ・ジョブズのような天才が生まれないか。彼ら天才と崇められる人物は時代の変革の時期に生まれる。過去、日本にはジョブズをはるかに上回る経営者が何人もいたと思う。「次のジョブズ」を期待する気持ちはわかるが、「次の変革期」について考えずに、彼自身を研究しても意味がない。
出井伸之
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人間って、やっぱり媚びている自分にちょっと愛想を尽かすような経験がないと、やっぱりダメなんですよ。それは、自分で記憶がありますね。人は一人で生きているわけではない。会社や上司、社会や会社、そういうものに、いつの間にか媚びてる自分がいて、「あ、嫌だな」という気持ちがあって。じゃあ、これを乗り越えるにはどうするか、と誰でも考えると思うんです。
出井伸之
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起業したいのであれば、世の中の役に立つことをしてほしい。お金儲けを目的にするのではなく、社会への価値提供をまず第一に考えてほしい。お金が儲かるのは、あくまで結果ですから。お金儲け以外の自分を突き動かす強い想いが無ければ、起業しても成功はできないでしょう。
出井伸之
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失敗しても危機ではなく、次のチャンスだと考える。ネガティブに捉えて悪い方向に進むのと、どちらが良いかは明らかでしょう。
出井伸之
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日本のアナログ時代に成長したメーカーは規模が大きすぎて、今のインターネット時代に合っていません。多くの企業は今の半分程度の従業員でやっていけると思います。必要な業務はアウトソーシングすればいいんです。そうした企業の体制も、今後は思い切ってスリム化していくべきです。
出井伸之
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社会に住んでいるときは、仮面を被って、生きているんですよ。ずっと地で行っていたら疲れてしまう。仮面をかぶり、舞台を演じていていいと思う。ただ、それに自分が気づけているかどうかが、重要なんです。これは、本当の自分ではない、ってね。
出井伸之
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皆がやりたがることは、希望してもなかなかできません。一方、敬遠されることは挑戦させてもらいやすく、大きなチャンスをつかめる。
出井伸之
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人は本能として批判的な言葉ばかり目につくのかもしれません。しかし、それを口に出してしまったら、コミュニケーションが始まらない。
出井伸之
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世の中の産業は、技術の発展とともにつくり方も何もかも変わってきています。にもかかわらず、いまだに20世紀の名残のようなことをやっている企業が少なくありません。
出井伸之