果敢な行動を評価する価値観が作られれば、日本は大きく変わる。そうなれば、日本人はもっとアグレッシブになれるし停滞した闘争心に火をつけることにもなります。そもそも日本は競争をできるだけ避けてきました。運動会のかけっこでも順位はつけないなど、競争心を抑え込む教育をしてきました。安っぽい平等を追求した結果、やる気を失う子供が増えています。
奥田碩 元トヨタ自動車社長
この名言を見ている方にお薦めの名言
-
たとえ小さいことであっても、正しいことをやり続ければ必ず大きな影響を及ぼすようになる。
鍵山秀三郎 イエローハット創業者、日本を美しくする会創始者
-
戦争を経験して、逆境に負けない強靭さが身につきました。また、戦争が終わって戻ってきたもののありがたさをつくづく感じました。食料、自由、健康、家庭、そして何より人の命に、深い感謝の念を抱いたのです。
オードリー・ヘップバーン 女優
-
我々はどうやったら悪を排除できるのかわかっていない。しかし我々はお腹を空かした者に食事を与え、衰弱したものに癒やしを与える方法を知っている。
アルベール・カミュ フランスの小説家
-
日本にいると危ない。ある一定レベルを超えると、急に結果責任が甘くなりますからこの国は。だから私は、常に現状に満足せず、新しい情報を吸収するように心がけています。
安藤忠雄 建築家
-
昨今、政治にリーダーシップがない、国のトップが悪い、という言葉をよく耳にします。私はそれは違うと思っています。世界からダメなんじゃないかと問われているのは彼らではない。日本の国民です。我々一人ひとりが、これからを問われているのです。
宮内義彦 元オリックス社長
奥田碩の他の名言
-
20世紀はひたすら物資的な豊かさを追いかけてきた。21世紀は経済的な成長も多少は必要だが、心というか精神の豊かさを求める必要があると思う。21世紀を「心の世紀」にしなければいけない。
奥田碩
-
グローバルスタンダードなどというおかしな言葉に振り回されてすべてを他国と一緒にしてしまっては国際競争に勝てない。
奥田碩
-
トヨタが変われば日本が変わるという意識もあるし、渋滞するつもりもない。政治の混乱や規制緩和の進み具合がどうであれ、経営としてやるべきことはやる。
奥田碩
-
私は日ごろから、「変わらないことは悪いことだと思え」と言い続けています。同時に、変わることをためらう人がいれば、「変革に加わらなくてもいいから、変革の邪魔はしないでくれ」と言っています。変革を実行するのは、企業なら従業員一人一人だし、国家なら国民一人一人です。
奥田碩
-
日本の財界はやっぱり「日本の国民がいかに幸せに生きていけるか」ということに力を尽くさなければダメ。財界は国民が幸せになれるために存在している。
奥田碩
-
政治とか経済の目的は国民の幸せを実現すること。政治や経済が本来の目的を忘れてしまったから、日本が間違った方向に進んでしまったんじゃないかな。
奥田碩
-
21世紀は20世紀の延長線上では決して語ることのできない時代になる。トヨタグループとして欧米メーカーの大連合に伍していく最終準備期間と認識し、構造改革に取り組む構えだ。
奥田碩
-
何も変えないことが、もっとも悪いことだ。
奥田碩
-
時代が変われば、今までの強さが弱さになる。社内でも「トヨタが永遠に大丈夫だなんて考えるな」と言っている。企業カルチャーは絶えず変わっていくべきだ。
奥田碩