人間は一度へこたれたら、それでもうおしまいだ。ただ、へこたれるということは自分の心が決めることで、他人の決めるところではない。人が何と言おうが、自分の心がへこたれなければ、へこたれたことにはならない。
奥田碩 元トヨタ自動車社長
この名言を見ている方にお薦めの名言
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我々が歴史から学ぶべきなのは、人々が歴史から学ばないという事実だ。
ウォーレン・バフェット 投資家、バークシャー・ハサウェイ会長兼CEO
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志を野心と間違える人がおりますが、その二つは明確に異なります。野心の場合、自分が死んでしまっては引き継ぐ者が誰もいません。一方、「志」は世のため人のため。たとえ自分がいなくなろうと、その志は後世の者に受け継がれるのです。
北尾吉孝 SBIホールディングス創業者
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偽善でも構わないんですよ。心に行動が伴うんじゃなくて、行動の後に心が伴う。心なんて見えないのに、みんな「心」「心」って言いすぎる。「親子だから話さなくても分かり合える。何もしなくていい」なんて言う人がいるけど誤りですよ。目に見えることを親にしないと。
みうらじゅん イラストレーター、ライター、タレント
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英雄はその目的が達成されないときには悪党や盗人とみなされるものだ。世の中の人から馬鹿にされ、虐げられたときにこそ、真の英雄かどうかがわかる。
吉田松蔭 教育者、思想家
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平和はまず、心から平和を愛し、そして平和でありうる多数の個々人の間で成立するのでなければならない。そうすれば次第に国民の間に平和が実現するのであって、それまでは決して平和は成立しない。
カール・ヒルティ 哲学者、法学者
奥田碩の他の名言
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「ここは日本だから」という言葉を使った時点で、もうできないということと同じ。グローバルスタンダードを目指そうとする改革を放棄したことになる。
奥田碩
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グローバルスタンダードなどというおかしな言葉に振り回されてすべてを他国と一緒にしてしまっては国際競争に勝てない。
奥田碩
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日本の財界はやっぱり「日本の国民がいかに幸せに生きていけるか」ということに力を尽くさなければダメ。財界は国民が幸せになれるために存在している。
奥田碩
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果敢な行動を評価する価値観が作られれば、日本は大きく変わる。そうなれば、日本人はもっとアグレッシブになれるし停滞した闘争心に火をつけることにもなります。そもそも日本は競争をできるだけ避けてきました。運動会のかけっこでも順位はつけないなど、競争心を抑え込む教育をしてきました。安っぽい平等を追求した結果、やる気を失う子供が増えています。
奥田碩
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政治とか経済の目的は国民の幸せを実現すること。政治や経済が本来の目的を忘れてしまったから、日本が間違った方向に進んでしまったんじゃないかな。
奥田碩
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一人ひとりが起業家、経営者の視点に立ち、「打倒トヨタ」の発想で改革に着手してほしい。最大の敵は内なる慢心。変革のチャンス、ニーズを見逃すな。
奥田碩
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時代が変われば、今までの強さが弱さになる。社内でも「トヨタが永遠に大丈夫だなんて考えるな」と言っている。企業カルチャーは絶えず変わっていくべきだ。
奥田碩
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20世紀はひたすら物資的な豊かさを追いかけてきた。21世紀は経済的な成長も多少は必要だが、心というか精神の豊かさを求める必要があると思う。21世紀を「心の世紀」にしなければいけない。
奥田碩
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努力した人が報われる社会にしなければ、閉塞感は増すばかりです。「平等」に価値が置かれた結果、社会から変わろうとする意欲が失われてしまったんです。それによって、日本はすでに周回遅れのランナーになってしまった。1980年代、アルビン・トフラー氏は「第三の波」で、本格的な情報化社会の到来や、ボーダーレス社会の到来を予言しました。日本の場合、戦後の成功とは言っても短期間な成功にすぎなかった。だから第三の波がやってくるや、知らず知らずのうちに周回遅れになっていた。
奥田碩