自らも含めて成功という商売の醍醐味を会社の仲間たち全員に味わわせてやれるのがリーダーの生き甲斐。じゃなかったら社長なんてアホ臭くてやってられません。
松井道夫 元松井証券社長
この名言を見ている方にお薦めの名言
-
台数ばかり追わずいいいクルマを丁寧に創っていく。
豊田章男 トヨタ自動車社長兼CEO
-
幻冬舎を立ち上げたのが43歳のときです。最初の3~4年というのは、まあ、デスマッチを毎日やっているという感じでしたよ。耳鳴りはするしね。幻冬舎ができる前までの20年間で、出版社を起こして成功した例なんてひとつもなかったですから、周りの誰からも「やめとけ」って言われました。誰もが「見城は失敗するだろう」と踏んでいた。
見城徹 幻冬舎創業者
-
会社がいつも前進するためには、他人の踏んでいない道を進まなければならない。他人の踏んでいない道を進むためには、他人の教えをそのままやっていたのでは間に合わない。他人の教えを受けても、その上に自分の知恵を加えて、自分の道を切り拓かねばならない。自分の特徴を活かし、その特徴を毎日磨き、向上させる努力を続けなければならない。
盛田昭夫 ソニー創業者
-
いつも一杯一杯。自分の器を大きくする努力をして、誹謗中傷も一度に何個もかかえられるようになったよ。僕と会った事のない人ほど、いろいろ言うけど。
松浦勝人 エイベックス創業者、音楽プロデューサー
-
未来を予測する最良の方法は、未来を創ることだ。未来を予測しようとすると罠にはまる。
ピーター・ドラッカー 経営学者
松井道夫の他の名言
-
結局、最後はアナログに帰っていく。人間の感性とか、気が合うとか合わないとか、結局のところ人間の集まりである組織はそこへ戻っていく。エリートとは反逆児。自分が会社を創り上げるという意識が大切。組織を因数分解するとすべて「個」になる。「個」が何を創り上げるか、「個」の集積が組織なのだ。
松井道夫
-
職人にはこだわりがあるんです。私も職人だから、「そんなにこだわること、ないじゃないか」と言われると、本当に腹が立つ。自分を否定されたような感じになるんです。職人とはそういうものであり、それくらいこだわりがなかったら、ビジネスなんてできません。
松井道夫
-
1999年の売買手数料自由化で手数料を0.3%まで下げました。「そんなに下げて経営が成り立つのか?」とよく問われましたが、十分に成り立ちました。「対面営業廃止」という戦略があったからこそで、対面とネットの両者並立は成り立ちません。その辺を勘違いした証券会社もその後出てきましたが、結局全て失敗しています。水と油を混合してかき回し、新しい液体を作ろうとしても必ず分離します。こんな簡単な理屈がどうして分からないのか私は不思議でなりません。
松井道夫
-
この先の時代がどう動くかは誰も教えてくれない。社会が直面している問題は何か、企業としてどう動くべきなのかを考える、つまり「時代を読むこと」が、経営者としての私の仕事。
松井道夫
-
社長を辞めるのは体力、気力、頭脳の面から、自分が経営者だったら会社が悪くなると自覚した時としか言いようがない。何歳という線引きはできませんが、残念ながら人間には寿命があるし、歳を取れば古いものを守ろうとする力が働いて世の中の変化に付いて行けなくなる。そういう意味で、自分の限界に気付いた時ですね。
松井道夫
-
全ては顧客が決める。自分という星の廻りをお客さんという星が廻っているんじゃない。無数のお客さんという星の廻りを自分という星が廻っているんだ。天動説ではなく地動説。顧客第一主義という傲慢な天動説ではなく、顧客中心主義という謙虚な地動説なんだ。
松井道夫
-
世の中の大きな流れをつかんで、自分が信じることをやればいい。
松井道夫
-
私には、会社を大きくしたいという欲求はまったくありません。いま、松井証券の従業員は100人ちょっとですが、何千人、何万人という会社になりたいと思ったことはないのです。興味があるのは「一人当たり」だけです。
松井道夫
-
不景気や政治のせいにするのではなく、自らを律しながら経営に邁進し、証券業のイノベーションを実現したい。
松井道夫
-
戦後日本の社会システムのもとで、サラリーマンは会社の成長とともに自分も大きくなったような幻想を抱きました。しかし実態はというと、成長がストップしたとたん会社は個人を切り捨てはじめた。組織が主で、個人が従という会社全体のシステムのもと、組織に裏切られ、個人が責任を取らされるケースまで生じています。組織に従属した個人というのがいかにないがしろされているか。彼らの気持ち、彼らの家族の気持ちを考えると、正直言ってたまらない気持になる。
松井道夫