私も怒ることはありますが、決して人を恨まないんです。恨みはすさみを生み、世の中が悪くしかなりません。私はこの「心のすさみ」が大嫌いで、なくして少しでも社会をよくしたいと始めたのが、そうじという小さな行動でした。そうじをすると心が澄んでくるんですよ。
鍵山秀三郎 イエローハット創業者、日本を美しくする会創始者
この名言を見ている方にお薦めの名言
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政治家は原理原則として、人から好かれる人間でなければいけません。敵が多い僕のような人間は、所詮ワンポイント・リリーフ。
橋下徹 弁護士、政治家
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他人をあてにしてはならない。我々は皆、貰い受けるために生きているのであり、与えるために生きているのではない。
マクシム・ゴーリキー 小説家
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狩りの後、戦争中、選挙前は人が最も嘘をつく時だ。
オットー・フォン・ビスマルク プロイセン王国首相、ドイツ帝国首相
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あなたのために他人がいるわけではない。「○○してくれない」という悩みは自分のことしか考えていない何よりの証拠である。
アルフレッド・アドラー 心理学者、精神科医
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いつも不機嫌な人がいたら、その人は劣っていると解釈すべきです。
アルフレッド・アドラー 心理学者、精神科医
鍵山秀三郎の他の名言
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金儲けしたいという志を持つことは、悪いことではありません。住友財閥の伊庭貞剛は、「われ財を愛す」と言いました。しかし、その後に「これを取るに道あり」と続けたんです。
鍵山秀三郎
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段取り8分に、仕事2分。貴重な先人の訓えがあります。後始末をきちんとすることが前準備につながり、仕事の質と効率を高めます。
鍵山秀三郎
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無私の心を自分で確立するのは、実はそれほどむずかしいことではありません。どうすればよいかと言うと、自分の得にならないことをできるだけやっていく、ということに尽きるのです。
鍵山秀三郎
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災難を嘆いたところで何も変わらない。誰かのせいにしたって何もよくなりません。すべてをいったん受け容れてしゃがみ込んで、そして力を蓄えて立ち上がるのです。私はそういう姿勢で生きてきました。
鍵山秀三郎
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世の中には、大切なことでも見捨てられ、見過ごされ、見逃されていることがたくさんあります。なぜか。ひと言でいえば、よいことだとは思っても、「なんだそんなことか」という見解で片づけてしまっているからなのです。けれども一見些細な「なんだそんなことか」というようなことに対しても、おろそかにしないで真剣に取り組んでみる。そうすれば、必ず成功するかどうかは分かりませんが、成功の元になると思うのです。
鍵山秀三郎
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国や社会、個人の進退でも理想を語ることは簡単です。しかし、理想とはあくまでも理想であって、時間をかけて到達するものです。それをいますぐやれると言うことは欺瞞にほかなりません。子供が飛行機の操縦士になりたいと言うのは将来の夢です。それをいまもう、すぐにでもなれるかのようにそそのかしてはいけません。正しい努力のしかたこそ伝えるべきなのです。
鍵山秀三郎
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自分の損得や経済第一ではなく、使命感を持って大事なことを守ろうとする人たちが健在である限り、日本は大丈夫。
鍵山秀三郎
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人間は自分自身が手痛い目にあわないといけない。人間は自分の身上に何か起こらないとわからないもの。
鍵山秀三郎
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組織の中で幸せになれるかどうかは、その人が謙虚で純粋な気持ちで仕事に向かっていけるかどうかにかかってくる。
鍵山秀三郎
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昔は慢性的な人手不足だったので、社員を募集しても、いろんな会社を転々としてきたような人ばかりやってきます。そうした人たちはルールを守るとか物を大事にする意識が薄く、営業車でよく事故を起こしました。そこで始めたのが車の掃除です。うちではみんなで一台ずつ、流れ作業できれいにしていきます。このやり方がよかったのか、事故は激減しました。営業車がきれいになると、車の停め方から客先での態度まで、社員の行動がひとつひとつ変わってきます。それを見たお客さんも、「あそこの社員は違うね」と言ってくれるようになる。そうやってイエローハットは少しずつお客様から信頼してもらえる会社になっていったのです。
鍵山秀三郎