競争のパラダイムを一変させるような新たな技術の目を見出し、戦略に組み込むのは、経営トップのリーダーシップだと思っています。新しいテクノロジーは、ゲームのルールを変えるからです。
新浪剛史 元ローソン社長、サントリーホールディングス社長
この名言を見ている方にお薦めの名言
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新しいことは、批判精神からしか生まれない。一番大事なのは哲学するということ。自分の頭で考えること、自分を信じるということ。自分はエモーショナルな人間だと思っている。感性をベースに行動している。自分が問題意識を持ち、常に考えていれば、どんな人の話を聞いても必ず何か役に立つものである。
松井道夫 元松井証券社長
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できあがった作品がどういうムードで、どう思われるかということが重要であって、そこにおける手法はなんでもいい。
浦沢直樹 漫画家
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僕は、バンドマンが観客を呼ぶために工夫するのと同じようなことをやってきました。ミュージシャンが最初にギターを習うとき、ギターでどう稼ぐかではなく、「どういう音楽をつくりたい」「どういう演奏をしたい」といったことを真っ先に考えると思います。利益や売上、顧客の価値について考えるのはずっとあとになってからだと思うんです。たぶん僕も、「まず音楽がつくりたかった」というミュージシャンと同じような感覚で経営してきたと思います。
糸井重里 コピーライター、株式会社ほぼ日創業者
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基礎科学の研究からは、未来へのヒントは得られるが、産業のエンジンとしてのテクノロジーは生まれない。そしてテクノロジーをつくり出すのは、科学者ではなくエンジニアだ。ただし、テクノロジーだけではイノベーションにならない。
盛田昭夫 ソニー創業者
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イノベーションとは、単なる発明ではなく、技術的あるいは組織的に斬新なものを市場に浸透させることである。
シュンペーター 経済学者
新浪剛史の他の名言
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小売りのプロからすれば、素人が何アホなこと言っているんだとなりますが、素人だからできる発想もあります。小売りの流儀を守っていては「二番手」という枠から一歩も外に出られません。既存のルールでは、トップには戦いを挑めません。
新浪剛史
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デフレというのは、失敗を恐れ何もしない人や企業が得をする環境を作ってきた。つまりコストカットする人が出世してきた。そのなかで同質性を好むようになり、社外取締役を始め、流動性のある人事が避けられてきた。欧米の企業などはトップの異動も激しくなる一方、日本人のマインドはこの15年間で弱くなり、企業経営者のレベルも落ちてしまった。
新浪剛史
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ビジネスとは結局のところ、論理よりも主観の勝負です。
新浪剛史
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ぶれなく信じて率先するという人だと思います。信じたことを常にぶれずに率先する。常に率先してやる人。それがプロフェッショナルだと思います。
新浪剛史
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創業精神がどれほど大切なものであるかを、海外も含めたグループの社員全員が学び、これをしっかりと受け継いでいかなければならない。そして、これを伝えるのは経営トップだけではなく、社員を通じてやっていくべきだ。
新浪剛史
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同じことをやっているだけでは、上位のチェーンに必ず負けてしまう。違うところで挑まなければ、勝つことはできない。
新浪剛史
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いま普通のコンビニに行って面白いですか。ぜんぜん面白くないですよ。だってお客さんが飽きてますから。もう、便利さだけじゃ通用しない。数字がそれを証明しています。既存店の売り上げはもう10年近く伸びていない。結論として、コンビニはいまのままでは絶対に駄目だということです。
新浪剛史
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違う文化の人が一緒になってビジネスをするわけですから、最初は苦労します。でも1週間もすれば分かり合って助け合うようになる。自分とはバックグラウンドから何から全く違う人といや応なく向き合うことになる。こういう経験が視野を広くする。
新浪剛史
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日本には、魅力的な成長戦略が必要です。戦略を練る時間はあります。これはTPPについての議論にも共通すると思います。当初から「参加拒否」では、世界から取り残されるだけです。まずは議論のテーブルに着き、そこから対処法を探る。
新浪剛史