経営者の仕事とは、同じ失敗を繰り返さないことです。失敗を体験した際には、それを経験に替え、さらに知見へと昇華させる。そのための視座を養うことです。ときに経営者は非常な決断を迫られます。そのとき歴史の学びは冷静な判断の助けとなります。
新浪剛史 元ローソン社長、サントリーホールディングス社長
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会社で最も資金を使うのが工場です。ここを合理化すれば損益が改善し、キャッシュフローも楽になる。そう考え、調査の末に出合ったのが、セル生産でした。ベルトコンベヤーを使うライン生産と違い、十数人のチームが製品を組み立てます。ライン方式ではコンベヤーのスピードを上げない限り生産性は上がりませんが、セル方式なら創意工夫の余地が生まれ、作業者が習熟することで生産性が上がります。ラインで滞留する在庫が減り、資金繰りも楽になる。これだ、と確信しました。
御手洗冨士夫 元キヤノン社長
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自信をもって言い切らないと、ハンコはもらえません。だから、「商品に惚れ込め」とよくいわれるのでしよう。それができないときは、会社にどんどん注文をつけるべきです。酒場で「ウチは商品力がなくってさ……」とグチっていても意味がありませんからね。それでも、どうしてもダメなら、転職を考えたほうがいいかもしれません。
平野岳史 フルキャスト創業者
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競争で優位に立つ2つの能力。顧客について競合よりも早く知る能力、知ったことを競合よりも早く実行に移す能力。
ジャック・ウェルチ ゼネラル・エレクトリックCEO
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ビジネスにおいて、6ヶ月早ければよかった、ということはあっても、6ヶ月遅ければよかった、ということはまずない。
ジャック・ウェルチ ゼネラル・エレクトリックCEO
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数字なき物語も、物語なき数字も意味はない。
御手洗冨士夫 元キヤノン社長
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本来、イノベーションを起こすためには、もっと社外の人材を入れるべきであり、いろいろな血を入れ、本当の意味でのダイバーシティ経営をするべきだ。
新浪剛史
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配慮や余裕がある会社は社員に心の余裕があり、いい商品が作れると信じています。社員にとって子育てと仕事が両立しやすい環境をつくるための投資は惜しみません。でも投資をした分、リターンは求めます。
新浪剛史
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サントリーは、日本の文化、日本の水にこだわっており、アイデンティティーをしっかりと持っている日本の企業だ。無国籍企業ではない。
新浪剛史
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インフレに向かいつつある日本経済の中、全てがインフレになるという意識に変える必要がある。この15年間で世界が変わってきたなかで、日本だけが内向きになり、遅れてしまった。企業経営者にとっては、何もやらない方が良いという考え方から、何かをやらなければならないという考え方へ、変える時期に入ってきている。
新浪剛史
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日本には、魅力的な成長戦略が必要です。戦略を練る時間はあります。これはTPPについての議論にも共通すると思います。当初から「参加拒否」では、世界から取り残されるだけです。まずは議論のテーブルに着き、そこから対処法を探る。
新浪剛史
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コロナ後の社会においても、人間と人間が膝突き合わせて、侃々諤々、唾を飛ばしても大丈夫な社会をイノベーションで作ることを諦めてはいけない。
新浪剛史
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雇用の流動化が着実に進んでいます。流動化が進むということは、いい人材を採るために賃金を上げる必要が出てくる。同時に、賃金に見合った働きをしてもらう、つまり生産性を引き上げることを考えなければなりません。
新浪剛史
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新しい挑戦で、業界に刺激を与える。それが私たちのやり方です。
新浪剛史
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のんびりやれない。何から何まで変えていかなきゃいけない。
新浪剛史
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収益力をあげなくてはならない。そのためにも、ほかとは異なる新たな価値を持ったものをつくっていかなければならない。
新浪剛史