最初は、授業中に話されている英語もよく分からなかった。英語の能力、プレゼンの能力、いずれを比較しても到底、アメリカ人には敵わない。ハーバードでの生活は最初、きつかったですね。しかし3カ月も経つとクラスに慣れ、だんだんと英語も分かるようになってくると、授業でアメリカ人学生が発言していることが、実はそれほど大したことではないと分かってきた。アメリカ人でも、すべての科目がデキる人間は、ほとんどいないんです。そのことが分かると、自信もだんだんとついてきました。
新浪剛史 元ローソン社長、サントリーホールディングス社長
この名言を見ている方にお薦めの名言
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成功と同じように、過ちが良い教師になるということを学ばされてきた。
ジャック・ウェルチ ゼネラル・エレクトリックCEO
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怠けていて、外で「総理を目指す」などと言うとは恥ずかしくないか。勉強、勉強を積んだうえでモノを言え。
田中角栄 第64代、第65代内閣総理大臣
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腐ったらいけない。運が悪いときほど、自分は成長する機会を人より多くもらえたんだと考えた方がいい。
矢野博丈 ダイソー創業者
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人間がこれだけはと思いきったことに十年しがみついていると、大体ものになるものだ。
山本周五郎 小説家
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失敗したら、原因を検証して次に活かせばいいんです。もうダメだと心が折れたら、その先の成長はありませんからね。
林修 予備校教師、タレント
新浪剛史の他の名言
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企業経営とは、決断の連続です。とくに小売りはスピードが非常に速い。経営者は、重要な意思決定を次々と迫られることになります。それも24時間365日。休んでいる暇はありません。だから、健康管理は非常に重要ですし、常に心身がフレッシュでなければいけません。
新浪剛史
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何事も、始まりは怖い。そう思っています。しかも、ローソンではいろんなことをやっていたけれど、サントリーでは何をやってきたわけでもない。いい意味の刺激を受けて、それをエネルギーにして、いい仕事をしていくしかない。
新浪剛史
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コンビニは「時間を買う店」だといわれてきました。最も伸長したのは、日本経済がバブルに向かっていく時期でした。つまり、日本人の多くが超多忙だった時代です。時間を省ける便利さで評価を集めたコンビニは、その後も、画一的で効率的な経営に力を入れてきました。現在でも競合企業の多くは、これまでの方向性を維持しようと考えているようです。しかし、効率を考えるだけでは挑戦は生まれません。どこかで行き詰ってしまいます。
新浪剛史
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英語は習得しなければならないと考えると堅苦しいんですが、単なるコミュニケーションツールと考えれば楽になります。下手でもいいので、議論に参加できるようにしてほしい。重要なことは発音よりも内容です。
新浪剛史
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なぜ経営に直結しない内容の勉強会に時間を費やすのか、それは経営者の仕事とは、いち早く社会の大きな流れを感知することだと考えているからです。俯瞰ができず、目の前の効率だけにとらわれていると、取り返しのつかない失敗を招くのです。経営に邁進するのは当然です。そのうえで、社会の動きに応じた手を打つ。勉強会で手がかりを探すわけです。
新浪剛史
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規模で言えば、最大手のセブンイレブンに当社は離されている。我々はイノベーションで勝つしかない。そのために最も重要なのが「現場力」です。
新浪剛史
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お互いのよさを学べばいい。ビーム社は、事業の選択と集中が上手い。マーケティングや収益力を強化する方法論を持っています。これに対してサントリーには「ものづくり」の強みがあります。
新浪剛史
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数字の裏にあるものを見極めるには、現場も分かっていなければならない。「ビジネスをどれだけイメージできるか」「現場で何が起こっているのか」を肌身で分かるような経験をしなければならない。
新浪剛史
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規模で見た強者が勝つと決まっているなら、戦略も戦術も考える意味がないはずです。全面戦争を挑もうというのではなく、「どこで、どう戦うか」ということを突き詰めて考える。決まったらそこに資源を集中投下し、その局地戦では必ず勝つようにするのです。
新浪剛史
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留学しようとしたとき、ハーバードしか受けませんでした。それはハーバードが世界でダントツのナンバーワン大学だったからです。世界中の面白い人たちとやり合ってみたい。そう思っていました。
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