ビジネスの現場では、論理的には甲乙をつけられない複数の選択肢から、1つの選択を迫られることがよくあります。お互いの選択肢が異なるときには、主観がぶつかり合うことになる。その際、最終的に「この人の言うとおりだな」と納得したり、「この人についていこう」と思ったりするのは、その人の持っている「エモーション」によります。
新浪剛史 元ローソン社長、サントリーホールディングス社長
この名言を見ている方にお薦めの名言
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どんな仕事でも見知らぬ人にお願いをされるってことは、その先に新たな出会い、未経験の状況が待っている。やってみて本当に後悔するなら、それから断るリストに書き加えればいいわけで。まずは断らないこと。そこに成長のチャンスがあるんじゃないかな。
テリー伊藤 テレビプロデューサー、タレント
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多勢に無勢だと感じるなら、こちらも仲間を募ればいい。同じ志を持った仲間と声を上げれば無視できなくなる。
田原総一朗 ジャーナリスト
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上司を変えないと駄目だとかいう人がいますが、上司を変える前に自分ができることはたくさんあります。上司のやり方が間違っていたり、課や部内に課題があると思うなら、真っ向から指摘して改善を提案すべきです。一人で起こせる波は小さいかもしれませんが、問題には逃げずに立ち向かっていけばいつか現状が変化します。
玉塚元一 元ファーストリテイリング社長、元ローソン社長
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スタッフや出演者との飲み会は「俺は本当はこうしたい。こういうコントがやりたい」って、スタッフたちにわかってもらうための場だよね。「ごきげんテレビ」と「だいじょうぶだぁ」を並行してやっていた時期なんて、各番組で3日ずつ、週に6日間も飲んでた。そのせいで一日の睡眠時間が3時間しか取れなくなってしまったけれど、やりたいことや伝えたいことがたくさんあるから、どうしてもそうなっちゃう。
志村けん コメディアン
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異業種交流会やパーティー、催しと名のつくものは全部くだらないと僕は思っている。よっぽど義理のある人に頼まれない限り、参加しないよ。表面的な名刺交換をして、「いい天気ですね」って雑談をする程度で関係性がつくれるはずがないじゃないですか。人脈ができたと勘違いしても、実際は余計な名刺が増えただけ。
見城徹 幻冬舎創業者
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相手や周囲を説得するには言葉に力が必要です。言葉にパッションが感じられるかどうか。だからこそ、健康管理が重要になるのです。寝不足や2日酔いはビジネスの大敵です。
新浪剛史
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お互いの違いがわからなければ、彼我の差も埋められない。
新浪剛史
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コロナ後の社会においても、人間と人間が膝突き合わせて、侃々諤々、唾を飛ばしても大丈夫な社会をイノベーションで作ることを諦めてはいけない。
新浪剛史
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のんびりやれない。何から何まで変えていかなきゃいけない。
新浪剛史
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面白い発想をしていく上では、違う発想の人たちを迎え入れることが重要なんです。
新浪剛史
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グローバルなビジネスの場は狩猟的な戦いの場でもあります。「ものづくり」は農耕的なものですが、日本のグローバル企業経営者の「マネジメント」は、その両方の方法論を理解していなければ、世界では戦えません。日本人は狩猟的なやり方が苦手かもしれませんが、そこを克服するためにも、トップ自ら海外現地でコミュニケーションを図り、体感して取り組むべきです。
新浪剛史
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私は人間とは「感情の動物」だと考えています。人間は誰しも、臆病になったり、調子に乗ったりする。そうした感情を抑えて、理性や倫理を重んじるために、どんな仕組みをつくるか。集団のなかに秩序や規律をどうつくるかが大切です。
新浪剛史
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ハーバードで経営を学びましたが、実際に会社を経営して思うのは、学校で習うことは竹を削って刀に見せかけた「竹光」なんですね。「真剣」ではない。緊張感が違います。
新浪剛史
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閣僚も官僚も、どんどん海外に出るべきです。どうして海外を知らずにこのグローバル時代に国の運営ができるのか。政府がプライベートジェットでも買えばいいじゃないかと思う。税金の無駄遣いだって批判が出るかもしれないけれど、海外のことを知らない政治家や役人が国を動かすことによる損失の方がはるかに大きい。いまの時代海外出張なんて、新幹線に乗るような感覚じゃないとまずい。東京は世界の僻地なんだから。
新浪剛史
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いい時にどういう経営をするかで、次の谷の深さが変わる。いい時に、努力をしていれば、谷が来てもそれほど深くない。乗り越えることも容易になる。だから今こそチャレンジをしなければいけない。
新浪剛史