北尾吉孝
SBIホールディングス創業者
北尾吉孝の名言
北尾吉孝の過去の名言をまとめた名言集です。
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日常の小さな積み重ねがいざという時に大きな力となっていく。大きな仕事をしようと思うのなら小さな仕事を大切にしなくてはならない。
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人間はすぐ悩んだり悲しんだりするでしょう。うまくいくのが当たり前だと思っているから、そう思うのだと思います。僕はそうじゃなくて、ほとんどのことは、うまくいかないんだと思っています。うまくいったらラッキーなんだと思うようにしたらいいと思うんです。
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まずやってみろ。「できない」なんてすぐに音を上げるな。できないのなら、なぜできないのかを考えろ。知恵と工夫と努力が十分かどうかをもう一度反省してみろ。ものの見方を少し変えて、もう一度やり直してみろ。
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苦境に立たされても動じず、むしろそれを好機ととらえられるようになったら、そのときはもう何が起ころうとビクビクすることばない。
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いまの世の中は国に頼ろうとか親に頼ろうとか自立心に欠ける人が増えているように感じます。自分を頼って生きていくそういう人間に我われ一人ひとりがなっていかないと。
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私は海外で10年間過ごしましたが、そこでの生活を通して学んだことは、髪の色や肌の色が異なっても、人間性は全く変わらないということです。人間として生まれてきた以上は、喜怒哀楽は一緒です。人間としての根幹が同じだと思うことは、相手の考えを理解しようとすることにつながります。
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全体戦略と部分戦略を考える際に、1つ注意すべきことがあります。事業は、全て同時並行して攻めることです。試しにやってみたことがうまくいかなければ、違うことに挑戦するという姿勢では、会社は潰れます。全て同時並行的にやるべきです。
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過去に正しかったことが、未来でも正しいでしょうか?ウィンストン・チャーチルは、「過去にこだわる者は未来を失う」と言っています。
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事業も企業も、一人ではできない。大切なのは、いかに多くの人が力を合わせて一緒にやってくれるかどうか。それを可能にするのは、人間的な魅力なのです。
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熱意というものは確実に伝わって行きますし、その熱意があれば次第に人は感化されて行くものです。
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ピンチがやってきたらありがたいと思う。問題が難しい程必死になりあらゆる手を考えます。そして知恵を磨く。ピンチとは知恵も人も磨ける絶好のチャンスである。
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勉強したくても叶わない人達の方が世界には圧倒的に多くて、ありがたい環境に生まれてきたことに日本の若者は感謝しなくてはいけない。自分の成長を助けてくれる様々なご縁に感謝することが大事である。
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運と言うと何か変えられないもののように思いがちですが、運は変えられます。人との出会いも運ですが、いい人にめぐりあう努力をすることはできますし、いい人とつきあうために自分を高める努力もできます。努力によって運は変えていくことができるのです。
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先人たちはどうやって試練を乗り越えたのかというところに思いが至れば、自ずとやるべきことが見えてくる。
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自分の会社だけが利益を上げたらいいのではありません。会社は社会の中にあって存在し、それ故に社会に様々な貢献をしなければなりません。雇用を生むこともそうですし、税金を払うということもあります。それ以上に、企業の社会的責任があります。これをきちんと全うする会社でないといけない。
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人をいかに育てていくかが、イノベーションが起こるか起こらないかを決定します。
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提携話がうまくいかなくても、これはやめたほうがいい話だから、天がダメにしてくれたと受け止める。そう考えていると、それほど落ち込むことはない。
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志ばかりを高らかにうたい、利益を求めることを二の次にしたら、ビジネスはうまくいかない。
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重要な決断をする際は、何を基準にすればいいのだろう。それは、自分の良心だ。
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小さな志なしに、大きな志は持てません。自分を律する気持ち、それから人の何倍もの努力が必要です。単に大きな志を持っているだけでは、夢想家になってしまいます。
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一番大切なのはやはり志に尽きる。理想を掲げ、何とかして成し遂げようとする意志を持つべき。
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やはり起業家なら、世のため人のために会社を起こし、正しいことをする人物でないといけません。
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人生において大切なのは、「得」より「徳」です。お金に対する相場観があって金銭感覚に優れていることも大事ですが、それより「ビジネスパーソンとして人間を磨き続けているかどうか」が重要です。人間を磨き続けることが、最終的にお金を生むのです。
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正しいことをやらなければ、物事は決して成功しない。
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成功する起業家は、みんな「志」を持っている。「志」は、「野心」とは違う。野心は自分自身のためだけで、志というのは世のため人のためなんです。志をきちんと持って、人間的魅力がある人なら、能力的に優秀な人でなくても起業家として成功できます。なぜなら有能な人材が、その志に共感して自然と集まってくるからです。だから起業家に一番大事なのは、純粋な志を持っているかどうかということです。
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人を知る者は知者に過ぎない、自分を知ることが最上の明なのだ。
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いまだに日本人が金儲けの話などするのは非道徳的だという感覚を持ち続けているのは、ひとえに、誤った金融教育が継続されてきたからに他なりません。
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歴史という視点があると、上司にどう思われるとか、ささいなミスとか、そういうビジネスの本質には関係ない枝葉末節に心を奪われ、思い悩むこともなくなる。
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何が正しくて何が間違っているかを判断するのは、実はそれほど簡単ではない。それが法律であっても、守るのが正しくて違反は間違いとは一概にはいえない。
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企業が伸び続けるには、先人に学び、自己進化を続けること。そのことに尽きるのではないでしょうか。
北尾吉孝について
北尾吉孝(キタオ・ヨシタカ)は兵庫県出身の証券マンで、SBIホールディングスの創業者。野村證券で活躍したのち、孫正義にスカウトされてソフトバンクの取締役となる。ソフトバンクの金融・証券子会社として1999年に新規設立されたソフトバンク・インベストメントのCEOに就任。イー・トレード証券を核に、銀行、保険などを手掛ける巨大な金融グループに成長させた。ソフトバンク・インベストメントは2005年にSBIホールディングスと名前を変え、翌2006年にはソフトバンクから独立した。
1951年1月21日兵庫県に生まれる。神戸高校を卒業して慶應義塾大学経済学部に入学。卒業後は野村證券に勤務。法人部やニューヨーク、ロンドンなど海外勤務で活躍し事業法人三部長を務めていた1995年、北尾吉孝はソフトバンクの株式公開を手掛けたことによりソフトバンク創業者の孫正義と知り合う。北尾吉孝は孫正義に請われてソフトバンクの常務取締役に就任。1999年、ソフトバンクグループの金融持株会社ソフトバンク・ファイナンス株式会社が設立。北尾吉孝はその子会社として設立されたソフトバンク・インベストメント株式会社のCEOに就任。2000年に証券会社イー・トレードの日本法人と合併。北尾吉孝はこのイートレード証券を取扱高日本一のオンライン専業証券会社にまで成長させた。さらにソフトバンク・インベストメントはこのイートレード証券を中心として、銀行、保険など幅広いサービスを手掛ける総合金融会社となった。
2005年にソフトバンク・インベストメントはSBIホールディングスに名称変更。2006年に北尾吉孝率いるSBIホールディングスはソフトバンクから独立。ソフトバンクがSBIの保有株を全て手放してた。SBIという名称はもともとは「ソフト・バンク・インベストメント」の略称であったが、現在は「ストラテジック・ビジネス・イノベーター」に改められている。
北尾吉孝の名言を見ている方へお薦めする名言
北尾吉孝の残した名言を分析し、それらの名言の傾向に近い名言を厳選して紹介します。
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優秀さは偶然に身につくものではない。高い意識を持ち、誠実に努力し、賢く遂行した結果である。それは多くの選択肢から正しい選択をしたことによる。機会ではなく選択。選択が運命を決めるのだ。
アリストテレス 哲学者
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これからは「個」の時代です。組織を構成する一人一人が主体性を持って行動できなければなりません。明治維新などの過去の「革命」の例を見ても、「個」が組織を利用して改革を成し遂げたのであり、今まさにそうした発想ができる人間が求められています。
松井道夫 元松井証券社長
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発明家はこの世界を見回し、現状には満足できないと考える。見たもの全てを進歩させたくなり、この世を便利にしようとする。ある日アイデアが湧き上がり、発明に取り憑かれ、実現化を試みる。発明の精神が彼を支配し、発明の具現化へと向かわせる。
グラハム・ベル 発明家、物理学者
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しっかりしたビジョンがあれば、どんな仕事もとても楽になる。決断を迫られた時や悩み事がある時も、ビジョンに立ち戻ればいい。そこから自然と進むべき道が見えてくるはず。だからこそ若いうちに、しっかりとしたビジョンを持ってほしい。
山中伸弥 医学者、iPS細胞の開発者
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先が見えない時代に明るい兆しを他社に先駆けて見つけ、自分たちだけ次の好況へ向けて新たな手を打つ。これが一番、確実に差を付けられる。
似鳥昭雄 ニトリ創業者
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自分の境遇を呪って僻み、金持ちを羨む人は、一度でも命がけで仕事をしてみて欲しい。生きていくのはきれい事ではない。利益を出さなければ社会貢献なんてできないし、愛する人を幸せにするためにも金は必要なのだ。
見城徹 幻冬舎創業者
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携帯電話、テレビや娯楽施設などさまざまなエンターテインメントの中から、あえてビデオゲームを選んでいただく理由付けをしなければなりません。
岩田聡 元任天堂社長
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「本当にやりたそうにしてる人」に仕事は渡したいんですよね。
岩田聡 元任天堂社長
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僕は、仕事をすることが、働くことだと思は思っていません。「仕事=生計を維持するために一定の職に就いて働く」って思われてますよね。でも、そういう意識が僕には全くと言っていいほど、無いんです。僕はいつも心躍ることを考えていたいために、仕事をしているのです。
宮本亜門 演出家
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仕事を本位とする以上は、その仕事がどんなであろうとも、いかに賤しく、いかに簡単であろうとも、ただ一心になって、それを努めるばかりである。こうすれば、どこにも不平の起こるべき原因がない。よい地位に昇ったからとて、われを忘れて欣喜雀躍するはずもなければ、また、その地位が下がったからとて、失望落担することもないはずだ。
高橋是清 大蔵大臣、日銀総裁、総理大臣
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いわゆる仕事のできる子たちが集まった集団がそつなく手がけた仕事と、才能や実力が真ん中より少し下の子たちが一生懸命にやった仕事は、案外、差がないと思っています。弱点があっても、一生懸命に頑張ることが重要なんです。
糸井重里 コピーライター、株式会社ほぼ日創業者
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本来のあなたでありなさい。あなたしかできないことをしなさい。
ニーチェ 哲学者
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「コンビ」って、絶対嫌いじゃない所があるから成立しているんだと思います。
内村光良 コメディアン、タレント
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失敗を恐れてはいけない。恐れなくてはいけないのは、失敗を恐れて何もしなくなることだ。
本田宗一郎 本田技研工業創業者
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父は僕に、簡単に何かになろうとするなと言ってくれていました。30歳までは遊んでいろと。自分が分かるまでは仕事なんて選べないということだったのでしょう。そして今は僕もそう思うのです。
坂本龍一 作曲家、ミュージシャン