私が「人」にこだわるのは、物事のイノベーションは人の行いだと考えるからです。まさに人材こそ差別化を生み出す源泉といえます。
北尾吉孝 SBIホールディングス創業者
この名言を見ている方にお薦めの名言
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私は社風をよくするために、大きな犠牲を払いました。たとえば、売上の6割近いお得意先との取引をお断わりしました。たくさん買ってくれて支払いもよい、ただ法外なわがままも言うお得意先でした。なぜお断わりしたかというと、社員がその仕事を維持するために苦労し、だんだん卑屈になってきたからです。先方は嵩にかかって無茶を言う。本当ははらわた煮えくり返っているのに、へつらって仕事をしないといけない。ただ売上と利益を上げるだけなら社員に、「商売だから、それくらい我慢しろ」と言います。でも、そんな我慢を強いることは、私にはできなかった。だから取引をやめました。
鍵山秀三郎 イエローハット創業者、日本を美しくする会創始者
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仮にどんなに小さく思える会社でも、総力をあげて一つのことに集中している会社には大変な強みがあり、計り知れないエネルギーを秘めています。
出井伸之 元ソニーCEO、クオンタムリープ創業者
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「全員集合」をやっている頃、合間に地方営業があって。行った先々で、みなさんがすごく喜んでくれた。本当にいい笑顔でね。老若男女が一緒に笑える舞台が理想で、そこにもっと近づきたい。でも、一生100点は取れないでしょうね。芸事に終わりはないですから
志村けん コメディアン
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時代の流れに乗っかって消えていく歌の組に入るのか、それとも自分の名前はいずれ風化されようとも、歌だけは残りたい組に入るのか、その勝負をしなきゃ。生まれてきた意味がない。
長渕剛 シンガーソングライター、俳優
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私も起業したいと考えた当初の動機は、物質的な豊かさを得たいためでした。しかし、今ではワタミを地球上で一番たくさんのありがとうを集めるグループにするべく、日々その理念に向かって努力しています。個人的な金銭欲はまったく無くなりましたね。
渡邉美樹 ワタミ創業者
北尾吉孝の他の名言
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「人はいつか必ず死ぬ」「人生は一度きり」という二大真理を頭に叩き込んでおく。すると、惜陰という気持ちが自然と湧いてくるようになる。そうすれば、状況がどうであろうと、いまここで全力投球する以外ないという心構えに自然となってくる。
北尾吉孝
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グループの会社同士が相互にいい影響を与え合う「企業生態系」を作ることができれば、事業はどんどん成長します。
北尾吉孝
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運と言うと何か変えられないもののように思いがちですが、運は変えられます。人との出会いも運ですが、いい人にめぐりあう努力をすることはできますし、いい人とつきあうために自分を高める努力もできます。努力によって運は変えていくことができるのです。
北尾吉孝
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小さな志なしに、大きな志は持てません。自分を律する気持ち、それから人の何倍もの努力が必要です。単に大きな志を持っているだけでは、夢想家になってしまいます。
北尾吉孝
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私には、3つの判断基準がある。ひとつ目が、これをやって社会の信用を失うことがないか。2つ目が、社会正義に外れていないか。そして3つ目が、相手のことをじゅうぶん思いやっているか。これらを漢字で表すと、それぞれ「信」「義」「仁」となる。
北尾吉孝
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今も昔も人間はそんなに変わっていません。このことを知ると、新たなビジネスのヒントになります。
北尾吉孝
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経営者は日々、一歩間違えば会社の屋台骨を揺るがすような判断を迫られます。そんなときに一番やってはいけないのは、軸がブレてしまうこと。
北尾吉孝
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志を野心と間違える人がおりますが、その二つは明確に異なります。野心の場合、自分が死んでしまっては引き継ぐ者が誰もいません。一方、「志」は世のため人のため。たとえ自分がいなくなろうと、その志は後世の者に受け継がれるのです。
北尾吉孝
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一つの目的を達成した時に、満足感を得「良かった、良かった」で終わりにしたり燃え尽きたりするのでなく、世のため人のためという大志を有して夢を膨らませ夢を抱き続けねばならない。
北尾吉孝
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「プロ経営者」を採るべきか否かに関しては、それはその会社の風土や文化あるいは発展段階にも拠ることだと思いますが、根本から抜本的に大きく変えないとその会社は退歩あるいは倒産するという場合、時としてそうした決断も必要になるのかもしれません。
北尾吉孝