私自身は常にスタッフであろうが社員であろうが、同じ目線で話をしようと思っています。しかし会社が大きくなってくると、たまに支店に行ってざっくばらんに話をしようとしても、向こうはこちらに凄い距離感を持っていて本音がなかなか出てこない。下手に距離感を縮めようとすればするほど逆効果になるときもあって、今は無理して縮めようとするよりも自然体のままでいようと開き直っています。
平野岳史 フルキャスト創業者
この名言を見ている方にお薦めの名言
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40年以上も五輪予選を突破していないんだから。それは明らかにドメスティックであり過ぎたからでしょう?世界大会にも出られないほど国内を優先している限りは、日本は世界のひのき舞台では勝てないよ。
川淵三郎 Jリーグ初代チェアマン、B.LEAGUE初代チェアマン
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私は企業内においては、個人の競争をあおるような体制ではないほうがいいと思っています。集団で利益をあげていくという体制にしなければ、社内の雰囲気はよくならないと思います。
鍵山秀三郎 イエローハット創業者、日本を美しくする会創始者
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戦後日本の社会システムのもとで、サラリーマンは会社の成長とともに自分も大きくなったような幻想を抱きました。しかし実態はというと、成長がストップしたとたん会社は個人を切り捨てはじめた。組織が主で、個人が従という会社全体のシステムのもと、組織に裏切られ、個人が責任を取らされるケースまで生じています。組織に従属した個人というのがいかにないがしろされているか。彼らの気持ち、彼らの家族の気持ちを考えると、正直言ってたまらない気持になる。
松井道夫 元松井証券社長
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2種類のアイデンティティーを持つことは、不誠実さの見本だ。
マーク・ザッカーバーグ Facebook創業者
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これからは個々の社員が起業家、事業家にならないとビジネスがうまくいかない。
出井伸之 元ソニーCEO、クオンタムリープ創業者
平野岳史の他の名言
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会社が大きくなっていく過程では、自分自身が置かれている立場も変わりますし、組織の作り方も違います。何回も変化しますから、常に会社の変化のスピードよりも自分が一歩先を考えて成長していかないとダメだな、というのが実感です。
平野岳史
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「熱意がある」「ニーズを引き出し、相手のメリットになることを提案する」といったことは最低条件。そのうえで、売れる営業マンと売れない営業マンを分けるのは、「心の距離を縮めるのがうまいかどうか」なんですよ。最初のうち、お客様は必ず営業マンとのあいだに、心の壁をつくっています。その壁を越えないことには、商品の提案に進めません。みなさんも、いくらよい商品でも、嫌いな人からは買う気がしないと思うんです。
平野岳史
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いまだって、毎日、試行錯誤の連続です。無駄なことをしないで済むなら、そうしたいと思います。でも、そんなことは土台無理なのです。仕事や人生にこれが正しいという答えはありません。
平野岳史
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ビジネスの世界でトップランナーの位置にいる人を見ると、みなさんあまりワークライフバランスのようなことは悩んでいませんね。だいたい経営者というのは、24時間仕事のことを考えているのが普通じゃないですか。しかし、一見すると仕事漬けのようであっても、本人は活き活きしている場合が多い。それは、仕事そのものを楽しんでいるからです。ワークライフバランスがとれているから充実しているというのとは、ちょっと違うと思います。
平野岳史
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大学生のころ、一緒に起業しようと言っていた人間が4、5人いたんですけど、やっぱり就職するよと一人減り、二人減り、最後には自分だけになっちゃったっていう苦い経験があったので、今度はしっかりと自分についてきてくれる仲間を探そうと思ったんです。
平野岳史
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ビジネスは失敗の連続ですから、逆境に弱いというのは致命的です。逆に、自ら場数を踏んで、失敗のストレスやプレッシャーに対する耐性を高めていって、プレッシャーのかかる場面ほど燃えるようになれば、仕事は格段に面白くなるはずです。
平野岳史
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常にトップと現場の距離が近い会社は強いと思うんです。どうしても組織が大きくなればなるほどこの距離は大きくなっていきますから、なるべくそれを近い状態に保っておけるような、そういう会社を作りたいなと考えています。
平野岳史
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フリーターが増え続けることは良いことではないと思います。ある時期、自分の事業に対して「われわれのような業態があるからフリーターが増えてしまったんじゃないだろうか」と悩んだことがありました。しかし結局はフリーターが増えたからこそ、われわれが流通業として成り立ってきたのです。
平野岳史
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日本の若者を中心に就業に対する考え方が変わりました。日本の就業の中で良しとされているのは唯一、一流高校、大学を出て、一流企業に終身雇用され勤め上げることだった。しかしだんだんと終身雇用制が崩れ、必ずしも良い学校を出て良い企業に勤めることが幸福の定義ではなくなってきた。
平野岳史