消費者がなぜ「ナイキ」の商品を買うのか、契約選手がなぜ「ナイキ」を愛用するのか。それは理屈の問題ではない。なぜか「ナイキ」を好きになる、なぜか「ナイキ」を買いたくなる、なぜか「ナイキ」を履きたくなる。すべては気持ちの問題、すなわち「エモーショナル・タイ(気持ちのつながり)」である。
フィル・ナイト ナイキ創業者
この名言を見ている方にお薦めの名言
-
大きな変化は、大きなビジネスチャンスを連れてくる。
永守重信 日本電産創業者
-
僕は素人だったから、居酒屋だからこのぐらいのサービスとか、居酒屋だからこのぐらいの商品という概念がなかった。僕が自分の中に作った法律は一つだけ。「自分がお客様だったらどうしてほしいかを考えて、それを実行する」ということだけなんです。それを一切の妥協抜きでやり抜こうと思った。お客様はみんなわがまま。そのわがままに120%応えようということを徹底してやったんです。
渡邉美樹 ワタミ創業者
-
僕はよく「インターネット証券に鞍替えしたのは凄い先見の明の持ち主ですね」と言われるのですが、実際それまでネットに対する興味などこれっぽっちもありませんでした。ただ、嗅覚というか、何かここに商機が眠っているのではないかという気がしたので、シリコンバレーに行っていろいろなIT企業の人間と話し、これは大きな波になると感覚的に学ぶことができたのです。
松井道夫 元松井証券社長
-
最も重要なのはプロダクトの質であって、それ以外のなにものでもありません。テスラ・モーターズでは、広告に一切お金を使わずに製品の質だけを追求しています。全ての資金は最高の質の車をデザインし、製造することに費やしています。もし、会社が費やしているお金がプロダクトの質の改善につながっていないのであれば、それは今すぐやめるべきです。
イーロン・マスク PayPal、SpaceX創業者、テスラモーターCEO
-
「製品のポジション」とはその製品の重要な属性について、競合製品との比較で、消費者がどのように定義付けをしているかということである。
フィリップ・コトラー 経営学者
フィル・ナイトの他の名言
-
ブランドは、顧客の間で明確な独自性を持たせるものだ。それは企業がマスマーケティングを成功させるまで長年に渡って、明確で一貫したメッセージを送ることで作られる。
フィル・ナイト
-
素晴らしいビジネスマンやリスクテイカーが、今の日本にもいることは間違いありません。かつてのアメリカもそうでした。学生の時はかつてないほど優秀なのに、社会に出るとリスクを取ることを怖がっていた。最初に失敗することを恐れていたんです。けれど、アメリカはそれを乗り越えてきました。その原動力のひとつがシリコンバレーだったかもしれないし、今は多くのリスクテイキングがなされている。どんな国も波を越えていくのだと思うし、どんな国にもリスクを取っていく人が必ず必要だ。
フィル・ナイト
-
漠然と事業を始めたいではだめ。参画したい事業があり具体的にやりたいことがなければだめ。失敗してもやり続けることが大事です。
フィル・ナイト
-
チャンスはありがたく利用すべきだ。あなたの才能が埋もれないように。
フィル・ナイト
-
創業して間もないナイキが銀行から取引停止を通告されたとき、助けてくれたのは当時取引のあった日商岩井でした。彼らは借入金の全額を肩代わりしてくれたんです。それがなければ私たちは廃業していました。
フィル・ナイト
-
日本経済はいつか必ず上向くと思っているし、私は楽観的に見ている。創業当時、私が最も尊敬していた企業はソニーだった。幸運にも盛田昭夫さんにお会いできる機会があったが、彼のことを起業家やリスクテイカーじゃない、などと言う人はいないでしょう。
フィル・ナイト
-
今や我々は、最も大事なことは製品のマーケティングだと理解しています。ナイキはマーケティング志向の会社だと言えるところまで来ています。そして、商品はもっとも重要なマーケティングのツールなのです。
フィル・ナイト
-
エモーショナル・タイ(気持ちのつながり)が重要である。エモーショナル・タイを作りだすのが、スポーツマーケティングである。
フィル・ナイト
-
アメリカの消費者は劣悪な労働環境で作られた製品は買いたくないのだと、私は信じています。
フィル・ナイト