買収にあたって自分たちにずばり合った会社を探すのは難しいですよ。少し合わなくても、時間をかければ変えられそうな会社を選ぶしかない。
永守重信 日本電産創業者
この名言を見ている方にお薦めの名言
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日本にはITというものを正しく捉えていない企業経営者の方が多くいらっしゃるように見受けられます。会社の中に、仕組みとしてのITさえ導入すれば、それで終わりと考える方が多く、残念ながら社内で発生する、あらゆる行動パターンにITが関与することに気付いていません。この15年間であらゆることが変わっているのに、会社の仕組みやルールを変えていない会社が極めて多く、それがゆえに日本はなかなか成長できないという現状が正しく認識されていないのです。
夏野剛 iモードの開発メンバー、ドワンゴCEO
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リーダーはブランドの価値に極めて注意深くなければなりません。企業経営において、ブランドとは「成長の持続可能性」にほかならないからです。
カルロス・ゴーン 元日産自動車CEO
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商売は「テイク&アスク・フォーモア」になってしまって、決して儲かりはしないのだ。
藤田田 日本マクドナルド、日本トイザらス創業者
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日本のIT系のサービスは、ほとんどアメリカの会社か中国の会社にやられるんじゃないですかね。ウェブメールのサービスをいちからつくっても、Googleには絶対勝てないですから。ビジネスでは、お金を持っている相手や、法律を守らなくてもいい相手には絶対に勝てない。インターネットをブロック化して、海外の会社が日本に入ってこられないようにする方が、まだマシかもしれないです。
西村博之(ひろゆき) 2ちゃんねる開設者
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日本では社長もサラリーマンの一番上ということになっているから、社長にも定年あり、という会社さえある。アメリカでは定年はない。しかし、一年ごとに厳しくその能力を評価され、少しでも失敗があればたちまちクビになる。社長といえども決して神様ではなく、株主によって会社の運営がまずいと判断されればリコールされる。
盛田昭夫 ソニー創業者
永守重信の他の名言
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最も基本的なことだが、世界的な企業になるには社会の役に立つ、そして認められる存在にならないといけない。
永守重信
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仕事のやり方も日々、見直しています。長年やってきた仕事のやり方の「無駄の多さ」に、愕然とする日々です。
永守重信
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現状に満足している人にバトンを渡したらまずい。私は会社をもっともっと大きくして世界的企業を遺したい。それを引き継いでくれる人でなければいけない。
永守重信
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僕が買収する会社は何期も赤字が続いているような会社です。普通ならその経営者は辞めさせられます。でも、僕はそんな考えはまったくありません。しょせん、誰にやらせても一緒なんです。むしろ、いままでずっとそこにいて、失敗してきた人の方がまだ改革しやすいと思っています。残ってくれた人に対しては、辞めてくれとは言いません。私どもと同じ考え方へ意識を変えてもらいさえすればいいんですよ。これまで瀕死の会社を20数社譲ってもらって、全部優良企業に変わったのは、その意識改革があったからです。
永守重信
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リスクに見舞われたときこそ、経営者は前を見ないといけない。大局観を失わず、恐れずに動くべきだろう。
永守重信
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私の教育は「叱って育てる」スタイルです。部下にメールを送るときも、褒めるよりも叱るケースが圧倒的に多いです。しかし、叱られるのは、その人が積極的にチャレンジしている証拠です。社内では「社長に叱られるほど偉い」というイメージが出来上がっています。
永守重信
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当社には10兆円企業にするという目標があり、そのために必要なことを全部やっている。その軸がブレない経営を続けてきたことが誇りだ。
永守重信
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最近、成功するベンチャーは地方が多い。東京ではちょっと成功すると寄ってたかって遊びに行くけど、地方は誘惑が少ないですからね。
永守重信
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最近はそこそこの企業に対して敵対的買収をしかけるのが流行りのようになっています。しかし、ああいう手法で成功する確率は、日本においては限りなくゼロに近いと僕は思うんです。というのは、日本人は農耕民族です。昔から近所の農家同士が、人手や農機具を融通しあいながら米や野菜をつくってきた。弱肉強食の狩猟民族の論理とは違うわけです。
永守重信
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小さなことをないがしろにする行為に対しては、徹底的に叱責するという風土を根付かせています。
永守重信