カルロス・ゴーン
元日産自動車CEO
カルロス・ゴーンの名言
カルロス・ゴーンの過去の名言をまとめた名言集です。
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目的地が分かっているなら、リーダーは 妥協すべきではありません。
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危機的状況にもひとつだけ良い面がある。それは、人々がベストの力を発揮するということだ。
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人間にとって最大の罪は、持って生まれた能力を無駄にすることです。
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どんな改革においても重点を置かなければならないのは「人」です。私たちがしようと思うこと、そのすべての背後には必ず「人がいるのです。そして、同時に 改革を推進するスタッフが「モチベーション」を持てる環境を作ること。これこそがトップや上司の役目だと思います。
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チームを結成して上手くいかなかったら、別チームを編成すればいいだけです。上手く能力を発揮できない人がいれば、他の人に交代させる。試して結果を確認し、適応し、変える。この繰り返しで、才能を見いだすのです。
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すべてをリーダーが支配し決めるような体制では、迅速さに欠けることになり、危機を乗り切ることは到底できません。短期と長期の処方菱を定めたら、現場に権限を委譲します。
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日産はよくもあんなに早く改革を進められたものだと驚く人がいますが、それは改革の計画が単に上からの号令や、勝手な宣言によって押し付けられたのではなく、下からの意見を吸収しながら、きわめて建設的で合理的な方法で練られたからです。
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アドバイザーやスタッフをやっていても、結局役に立つ人材には育たない。責任あるポストにつけ、自ら決定を下す経験をさせることが大事。
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成功は実績によってしか評価されない。
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経営者は10~20年先を見据えなければいけない。単に向こう2~3年を見ていればいいというわけではない。
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モチベーションとは命令や指示で生み出せないものである。
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問題の根源は常に企業自身にあるのです。
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競争力を高めるために、いろいろと意見を聞いてきた。そのなかで感じたのは、答えは日産のなかにあるということだ。
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悲観論が行き過ぎている。世界有数の優れた労働力や社会資本を活用すれば、繁栄し続けることができる。
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リーダーが社員の真のモチベーションになれれば、改革は成功する。リーダーは誰からも立派な目標と思われる何かに具体的に参加することが必要です。社員がそのために努力したいと思う何か、自分がついて行っても良いと思わせるような何かの一部になることです。
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経営に教科書は要らない。大切なのは人々の意見に耳を傾け、問題を見つけ出すこと。
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危機的状況のときこそ、人は最も成長します。そして、その人の本質が見えるものなんです。
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アマチュアは問題を複雑にし、プロは問題をシンプルにする。
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必達目標の達成について、経営陣が率先して全面的な責任を負う。
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これから全く新しい技術が出てくるかもしれない。我々がやるべきことは、その技術の進化に対応できる組織体制をつくっておくこと。技術の進化を把握できる能力を持ち続けること。そして、その技術を我々が提供する商品やサービスに反映させること。
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後れを取らずに技術進化を把握し、実行に移すためには規模が必要。大手メーカーでなければ、将来、必要になる様々な技術を用意できない。これからは規模の小さなところは難しくなっていくでしょう。将来の技術を用意できず、苦労することになる。
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「現場力」こそが、企業の生命線なのです。ヒーローである現場の人々を称賛し、勇気づけるのが私の責任と考えます。
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市場がどこに向かっているか、我々にはわからない。何が起きているか観察し、傾向を掴み、わずかな動きを考察し、技術を用意して消費者の志向が一気に変わるのに備えるのだ。
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経営にとって最大の敵は無関心です。従業員は不平すらも言わなくなります。
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自分が欠かせないと思う場所にいなければなりません。そしてそのための仕事に没頭するのです。
出典: businessinsider.com「Nissan CEO Explains How He Runs 3 Companies At The Same Time」
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会社を変えたいのであれば、その方法は社内から提案されなければならない。
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リーダーにとって、危機はチャンスでもあります。危機にある組織は、自然にリーダーの周りに足並みを揃えるからです。
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私たちは変化を目的として何かを変えるつもりはありませんでした。何かを変えるとしたら、それは業績を上げるためです。それ以外の点については、むしろあまり変えないよう細心の注意を払っていこうと考えていました。改革を行うのは、あくまでも最小限必要なことだけ。その最小限の改革で最大の成果を引き出すのです。
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危機はリーダーの真価を問う最良の機会であり、危機を経験することでリーダーは大きく磨かれます。
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リーダーは、本社に隠れてはいけません。経営者は最も厳しい状況、すなわち危機の現場に自ら出向くのが基本です。リーダーが現場をサポートすることを示す必要があります。
カルロス・ゴーンの名言を見ている方へお薦めする名言
カルロス・ゴーンの残した名言を分析し、それらの名言の傾向に近い名言を厳選して紹介します。
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国家は道を誤っても、外敵に直面しても生き残ることができる。しかし、内部の裏切りから生き残ることは難しい。城門に押し寄せる敵は無敵ではない。彼らは旗を掲げており、敵だとわかる。しかし、反逆者は城門の中で愚かな囁きをし、それが仲間中に伝わり、国家内の集会で囁かれるようになる。
キケロ 哲学者、政治家
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経験的に「いい」と思われることはみんながやるから、競合になってしまいますます厳しい状況になる。みんなが「いい」と思うことなどやる必要がなくて、むしろ、「そんなのだめだろう」と思うようなことに意味がある。
鈴木敏文 セブン&アイ・ホールディングスCEO
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知識も自信もない経営者は、冒険を嫌い、自分の行動をいちいち正当化する必要を感じ、すぐにコンサルタント会社に相談する。
盛田昭夫 ソニー創業者
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一般社会において、あと一歩で契約を取れなかった社員が「自分の仕事はしました」と胸を張るだろうか。前回からの成長ぶり、その仕事にベストを尽くせたかどうかの評価は別の次元の話であり、契約を取れなければ仕事をしたとは言えない。
落合博満 プロ野球選手、プロ野球監督
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わたしは、愛されるよりも怖れられるほうが、君主にとっては安全な選択であると言いたい。なぜなら、人間には、怖れている者よりも愛している者のほうを容赦なく傷つけるという性向があるからだ。
マキャヴェリ 政治思想家
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チームのために犠牲になっても評価されないのであれば、選手が個人成績だけを追求するようになるのは当たり前。
野村克也 プロ野球選手、監督
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どんなリスクも死ぬ気になれば乗り越えられる。ならば、やれることをどんどんやっていくことが大事。
岡田武史 サッカー監督、元サッカー選手
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会議を重ねすぎると、いつの時代にも起こったことが起こる。すなわち、ついには最悪の策が採られるということである。
ナポレオン フランス皇帝
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好むと好まざるとに関わらず、立たなければならない時がある。総理という職責は、なりたいと思ってもなれない。なりたくないと思っていても、やらなければならない時があるんだよ。
田中角栄 第64代、第65代内閣総理大臣
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よりよい成果が得られるのは、自分が一番好きな仕事をしているときだろう。だから、人生の目標は、自分が好きなことを選ぶべきなんだ。
アンドリュー・カーネギー カーネギー鉄鋼会社創業者
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最近は、政府主導の女性活用の影響もあって、「女性だから」という理由で管理職に登用しようとする動きが支配的ですが、私は賛同できません。わが社では、女性管理職を何割つくるといった目標も設定しませんし、実力のない人に下駄を履かせて昇進させる気もありません。こうしたやり方は、男性に対しても、何より頑張っている女性にも失礼だし、無理に女性を昇進させても、女性課長は出てきても、女性社長を輩出することはできないと思います。私は、わが社を女性社長や女性会長が堂々と出る会社にしたい。
南場智子 株式会社ディー・エヌ・エー創業者
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賢い人達は座ったまま損失を嘆いたりしない。元気よくその損失をつぐなう方策を探すのだ。
シェイクスピア 劇作家、詩人
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社員に、どんなに口で「経営感覚」を説いたところでダメである。経営というものは、実際にやってみなければわからない。
松本和那 マツモトキヨシ社長、衆議院議員
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人が意見に反対するときはだいたいその伝え方が気に食わないときである。
ニーチェ 哲学者
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これまで蓄積してきたノウハウを生かし、他社がマネしたくてもマネできない製品を作っていく。それが、企業として優位性を持ち、生き残っていくためには欠かせない。
樫尾和雄 カシオ計算機創業者