柳井正
ユニクロ創業者
柳井正の名言
柳井正の過去の名言をまとめた名言集です。
-
自分に期待すれば、どんな人でもいろんな夢を持って、実現できる。「ひょっとしたら自分はこういうことができるんじゃないか」って僕は思えたからいまがある。
-
一直線に成功に行き着くことはまずありません。小さな失敗を積み重ねることによって成功が見えてきます。失敗は必要なのです。むしろできるだけ早く失敗するほうがいいでしょう。
-
誰にでも得意な分野があるはず。必死になって10年間磨いていったら、必ず活路は拓ける。
-
高いハードルを設けて、そこに到達する方法を考え抜くこと。これが会社や個人の成長につながる。目標を作ってそこを目指さない限り、到達できないし、目標がない限り衰退すると思いますね。
-
部下は部品でない。得てして、部下を部品だと勘違いしています。「換えればいいんじゃないか」、と。そういうことはないですから。主役は部下です。部下が変わる前に、あなたに変わってもらいたい。
-
個人でも、企業でも、国でも同じ。安心感を持った途端に終わりなんです。「これで達成した」と思った途端に終わり。
-
そこそこの水準であればいいなんていうのはダメ。卓越するとか、傑出する能力というものを身につけてもらいたい。
-
失敗を恐れてはいけない。失敗にこそ成功の芽は潜んでいる。
-
最初からできる人は少数派で、「できる」と言われる人の多くは、出来る人に自らを変えていったんだと思います。ただし、その必然性は人それぞれ違うので自分で発見するしかない。
-
人は高い目標があるほど頑張ろうと努力する。低い目標では努力しない。
-
日本の大企業の経営者のほとんどはサラリーマン経営者だから、失敗のリスクを100%背負わない。自分のお金で会社を動かすわけではないし、任期が終われば責任から解放される。だから、よほどせっぱつまらない限り、自分のしたことを否定しない。私は常に否定してこそ商売だと思うんです。
-
「わかる」ということは身にしみることです。自分で体験して、これが原理原則なんだなと実感しない限り、その後の行動指針にはなりません。本で読んだり、他人に聞いても、本当の意味はわかるものじゃない。僕は「知った」ではなく「わかって」よかったと思っています。
-
いつの時代からか、商売人気質を忘れ、製造業の職人気質だけを強調するようになった。しかし、「オレたちはいいモノを作っている」という自負だけでは商品は売れません。
-
若い人は、もっと自分自身に期待していいんですよ。遠慮しないで自分に期待して、世の中を渡っていってほしい。日本を復興するのは年寄りじゃない。政治家でも、財界人でもない。復興の主役は若い人ですよ。
-
世の中はもう危機だらけで、危機を楽しみながら、どうやって世界を変えていくかを考えないといけない。
-
一足飛びの成功はありえない。毎日、少しずつ前進していけば、いつか成果を収めることはできる。
-
やってみないとわからない。行動して見る前に考えても無駄です。行動して、考えて修正すればいい。
-
達成感が非常に大切なんです。腰を据えて一つひとつの仕事をやりきる。このやり遂げた積み重ねで、人は成長していきます。ですから必ず、どんな小さなことでもいいですからやりきってください。
-
日本人のダメなところは前もって準備しようとするところですね。はじめは失敗するかもしれないけれども、試行錯誤してこそ現場感覚や異文化を身につけられるのです。
-
日本は自主規制みたいなことがすごく多いんですよ。その自主規制が日本人とか、日本の企業を駄目にしていると僕は思います。
-
誰も期待しないのであれば、少なくとも自分が自分に期待しないといけない。
-
自分が主役だという信念を持ち、自分に期待すれば活路は拓ける。
-
日本の経営者の多くが勘違いしています。経営は勉強でなく実行です。ビジョンを作って、全社員の力を使って成果を出す。調査や分析が1としたら、実行が30です。
-
僕は常日頃から会社というのは、何も努力せず、何の施策も打たず、危機感を持たずに放っておいたらつぶれる、と考えている。
-
経営とはいろいろな人が集まって、自分の一番の強みを活かすことだと考えています。うちの社員にもよく言っているのですが、いまできるとか、できないということではなく、「自分としてこうありたい」「これがしたい」ということを思い描かなければいけない。人は高い目標があるほど頑張ろうと努力します。ですから、私の役割は目指すべき理想の会社とか、理想の商売を描くことだと考えています。
-
日本は全体に、つくることにおいて職人気質なので、ものすごく狭い了見にとらわれて技術自慢する。技術自慢で自己満足におちいっている。
-
自分には必ずいいところがあると信じて、どんな境遇でもやっていくことが大切です。
-
ピラミッド型の組織、秩序ではなかなか新しいものは生まれない。
-
いつ死ぬか分からないなら、生きているうちに自分ができることをやったらいい。本気でやれば、できないことはない。
-
「できない理由」を考えるために考えるのではなく、僕は「できる理由」を考える。どうやったらできるかを考え、着々と実行していけばできる。
柳井正について
柳井正は家業の紳士服店を日本最大のアパレルメーカーへと成長させた実業家。SPA(製造小売)と呼ばれる、自社商品の製造から販売まで手がける業態をいち早く取り入れた。
1949年(昭和24年)山口県宇部市に生まれる。父は紳士服の小売業を営む小郡商事社長。早稲田大学政経学部を卒業後、ジャスコに就職するが9ヶ月で退社。柳井正は実家の小郡商事に入社する。1972年に取締役就任。1984年、柳井正は35歳の若さで父から社長職を譲り受けると、ユニーク・クロージング・ウエアハウス(略称ユニ・クロ)と名付けた店舗を出店する。1991年社名を小郡商事からユニクロに変更。1990年代に入ると自社のオリジナル製品の比率を高め、生産も自前で行う製造小売(SPA)業態へと転換。シンプルで万人受けするデザインや低価格が受け、事業を急拡大させる。2000年ごろにはフリースが大ヒット。社会現象になり、店舗数も一気に拡大していく。2002年に会長職へと退くが、後を任せた経営陣が機能せず業績は低迷、2005年柳井正は社長職に復帰している。以降は低価格ブランド「ジーユー」を立ち上げたり、積極的な海外展開を行うなど事業拡大に邁進。2013年には売上高1兆円を突破した。
柳井正の名言を見ている方へお薦めする名言
柳井正の残した名言を分析し、それらの名言の傾向に近い名言を厳選して紹介します。
-
夢は願えば叶います。俺はこんなに絵が下手なのに漫画家になれました。
蛭子能収 漫画家、タレント
-
それまでに経験した失敗は、人生観を見出すための月謝と思えば、安いものだ。
堤康次郎 西武グループ創業者
-
伸びる人とは、自分で自分をかき立てるエンジンを持っている人。自主的に、自分で自分を奮起させる力や精神構造を持っている人。
御手洗冨士夫 元キヤノン社長
-
真のエキスパートは、不可能の壁を打ち破ることに無常の喜びをもつものだ。
本田宗一郎 本田技研工業創業者
-
誰よりも賢くある必要はない。誰よりも自らを律するのだ。
ウォーレン・バフェット 投資家、バークシャー・ハサウェイ会長兼CEO
-
お客さんが入らなかったらという不安は常にあります。でも、自分の笑いを信じてやっていくしかない。
三谷幸喜 脚本家、映画監督
-
何と言われようと、自分がやれると思ったのならやれると信じて進むことだ。あくまでも「目標で自分を動かせ」なのだ。
中村修二 青色発光ダイオードの発明者、カリフォルニア大学教授
-
勇気とは、失敗に次ぐ失敗を熱意をもって乗り越える能力だ。
ウィンストン・チャーチル イギリス首相、軍人、作家
-
人生は単純だ。何かに挑戦して、ほとんどは失敗し、いくつか上手くいく。そして上手くいくことが増えていく。
レオナルド・ダ・ヴィンチ 画家、彫刻家
-
諦めることはとても簡単なこと。人生の中で遭遇するさまざまな困難。「自分には無理だ。もういいや」と諦めてしまえば、きっと楽になれるのでしょう。でもそれは、山を目の前にして登ろうとする努力もせず、ふもとでただウロウロしているだけ。それでは人生はつまらない。
三浦雄一郎 登山家、プロスキーヤー
-
大事を成し遂げようとする者は、本筋以外のことはすべて荒立てず、なるべく穏便にすますようにせよ。
徳川家康 江戸幕府初代将軍
-
一般的に言われる努力は、目標に向かって力を尽くして積み重ねる行為をイメージします。1時間の練習を2時間やったら、2倍努力したと言う。でも、行動前に、「自分が何をやるべきなのか」「何のために実行するのか」と考える努力は、日本人はあまりせず、人任せにする場合が多い。僕は、こうした自問する作業は、「努力」という行為の半分以上の領域を占めると思っています。
為末大 陸上選手、世界陸上400mハードル銅メダリスト
-
経験には人をリスクから遠ざけるという負の側面もあるので、その点は注意が必要です。確実に80点取れる手ばかり指すようになると、確かに大きなミスはしなくなります。その代わり、挑戦しなければいまいる場所より先には進めません。時代は動いているのですから、3年もすると、確実に時代から置いていかれてしまうのです。
羽生善治 棋士
-
世の中でやり手と呼ばれるような機敏で活動的な成功者は、ほとんど何をするにも、明確な目標を持って動いている。彼らは明確な動機と計画に従って行動し、目指すものを知り、そこに達するまで諦めないことを固く決意しているので、たいていは目的を達成する。
アンドリュー・カーネギー カーネギー鉄鋼会社創業者
-
完全に状況に恵まれるまで待つ者は、何も成し遂げることはない。
マルティン・ルター 神学者・牧師