一個人のみ大富豪になっても社会の多数がために貧困に陥るような事業であったならばどんなものであろうか。いかにその人が富みを積んでもその幸福は継続されないではないか。故に国家多数の富を致す方法でなければいかぬというのである。
渋沢栄一 実業家、官僚
この名言を見ている方にお薦めの名言
-
人間は永遠の不正に対して闘うために正義を肯定すべきであり、世界の不幸に対して抗議するために幸福を創造すべきである。
アルベール・カミュ フランスの小説家
-
僕は毎日、楽しんで生きています。だからつまらなさそうに働いている人がかわいそうだし、そういう人を見ているのがつらい。みんな生まれてきた瞬間には輝いているんですよ。でも、歳を重ねると徐々にくすんでいってしまう。それが悲しい。その原因が社会のシステムや経済にあるとしたら、企業人として何かできることがあるのではないか。僕が自分の会社で働き方の変革に取り組んでいるのは、そんな思いからです。
前澤友作 ZOZO創業者
-
私が多くの人々の目に見るのは、空虚さ、偏狭さ、不快さだ。彼らは社会での地位もなく、この先も地位を得られない人々だ。簡単に言えば、底辺の底辺だ。いいさ、例えそうだとしても、いつか私はそんな偏狭でどうでもない人の心を作品で描きたい。
ゴッホ 画家
-
自分が幸福でないものに、他を幸福にする力がある筈がありません。
夏目漱石 小説家
-
人間は自分だけの幸せを考えて生きてはいけません。われわれは皆、同じ船に乗っているのですから。この船に乗っている人々が、争いもなく幸せにいきていけるようにするのが政治です。
マーガレット・サッチャー イギリス初の女性首相
渋沢栄一の他の名言
-
富者をうらやんでこれを嫉視するのは、自分の努力の足りぬ 薄志弱行のやからのやることだ。幸福は自らの力で進んでこれを勝ち取るのみだ。
渋沢栄一
-
心を穏やかにさせるには思いやりを持つことが大事である。一切の私心をはさまずに物事にあたり、人に接するならば、心は穏やかで余裕を持つことができるのだ。
渋沢栄一
-
世の中の得を思うことはよろしいが、己れ自身の利欲によって働くは俗である、仁義に欠けると、世の中の仕事というものは、段々衰微してしまうのである。
渋沢栄一
-
世の人が元気をなくしており、 社会の発展が停滞している。いままでの仕事を守って間違いなくするよりも、さらに大きな計画をして発展させ、世界と競争するのがよいのだ。
渋沢栄一
-
ただ悪い事をせぬというのみにては、世にありて、何も効能もない。
渋沢栄一
-
私は、実業家の中に名をつらねながら、大金持ちになるのは悪いと考えている。人情としては誰でも他人より多く蓄積したいと苦心するのが普通であるが、この多いということには際限がない。極端に考えて、もし一国の財産をことごとく一人の所有物としたら、どういう結果をきたすであろう。これこそ国家の最大不祥事ではあるまいか。このように際限のない欲望に向かって欲をたくましくする者が続出するよりも、むしろ知識ある、よく働く人を多く出して国家の利益を計るほうが万全の策であると思う。
渋沢栄一
-
他人を押し倒してひとり利益を獲得するのと、他人をも利して、ともにその利益を獲得するといずれを優れりとするや。
渋沢栄一
-
たとえ自分はもっと大きなことをする人間だと自信していても、その大きなことは片々たる小さなことの集積したものであるから、どんな場合も軽蔑することなく、勤勉に忠実に誠意をこめてその一事を完全にし遂げようとしなければならぬ。
渋沢栄一
-
道は誰でも行うことができる。人はみな道を行うだけの力がある。ただその道と力との大きさに差があるだけである。
渋沢栄一