挑戦と無謀は違います。10メートルの高さからコンクリートの地面に飛び降りるのは、決して挑戦とはいえません。何かを思いつき、仮説を立てたら、実現可能性をシミュレーションしてみることです。100パーセント成功が保証されたビジネスなどありません。1つの目安として、自分の中で可能性が7割方出てきたら挑戦すべきです。そのシミュレーションの能力は、仮説と検証を繰り返す中で鍛えられていくはずです。
鈴木敏文 セブン&アイ・ホールディングスCEO
この名言を見ている方にお薦めの名言
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戦闘の翌日に備えて新鮮な部隊を残しておく将軍は、常に敗れる。必要とあれば、最後の一兵まで投入させなければならない。なぜなら、完全な成功の翌日は、もはや我々の前に障害はないからだ。
ナポレオン フランス皇帝
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結果や成果さえ出せばいいという風潮が最近は強いですが、私はその過程こそが大切だと考えています。基本を徹底する。そんな社風を持つ会社が増えれば、日本が抱えている問題も少しは良い方向に向かうのではないかと思うこのごろです。
鍵山秀三郎 イエローハット創業者、日本を美しくする会創始者
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人は常に、自分の現状を自分の置かれた環境のせいだとする。私は環境など信じない。
バーナード・ショー 劇作家
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賢く行動するには、賢くなるよりも長い道のりが必要だ。
ドストエフスキー ロシアの小説家
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最悪の策とは、ほとんど常に、もっとも臆病な策である。
ナポレオン フランス皇帝
鈴木敏文の他の名言
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最近は自由をはき違えたような事件が多いでしょう。昔はみんなが共通で分かっている規律があったけど、それがなくなって価値観や社会がバラバラになった。身勝手を許しすぎたら、結局住みにくい社会になる。だから今は、昔よりも規律が大事になったと思う。
鈴木敏文
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無理にこの次は何をやろうとか、あの次は何をやるとか、そんなことは考えなくていい。目の前の仕事の中から自然と次のテーマは出てくる。
鈴木敏文
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なまじ経験豊富なプロよりも、過去の経験や既存の常識に染まっていない素人の方が新しい発想で挑戦しやすい面が多くある。
鈴木敏文
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お客さんが何を望んでいるかはお客さんに聞けばいいという理屈があるが、しかしそれは錯覚であって、お客さんがわかっていていちいち言ってくれるならわれわれのレゾンデートルはなくなってしまう。お客さんに対してどういう提案が出来るかであって、その提案が受け入れられたときに初めてそれは客に認知され、売上につながる。
鈴木敏文
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売り手から買い手へ視点を変えると、違ったデータが見える。マーケティングとは顧客の潜在的ニーズを察知して応えつづけることです。
鈴木敏文
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かつての売り手市場の時代であれば、ソニーの盛田さんが言う「おみこし経営」でよかった。しかし、いまはそういう状態ではない。これだけ変化対応を考えていかなければいけない時代には、トップダウンでないと物事を迅速に変えられないからです。ですから、企業が上手くいかないのはトップの責任であると考えています。
鈴木敏文
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過去の経験から反対されることは、多分に未来の可能性を秘めているので、実現できたときには、ほかにない新しい価値を生み出せる。だから、成功も大きくなる。
鈴木敏文
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自分の経験の範囲内だけで考えていたら絶対に発展しない。
鈴木敏文
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みんながやるのを見てから始めるのでは遅すぎる。未来から現在を思い描くことで、顧客は次はどんな新しいものを求めるか、潜在的ニーズを察知し、いち早く応えていくことができるのです。
鈴木敏文
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絶対妥協せず、とことん追求する。それを当たり前のこととしてやってきたのがセブンイレブンなのです。
鈴木敏文