似鳥昭雄

ニトリ創業者

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似鳥昭雄の名言

似鳥昭雄の過去の名言をまとめた名言集です。

  • 家具市場はもう最盛期の3分の1くらいになりましたよね。ただ、3分の1になろうが、市場は何兆円かあるわけです。市場の減少に関係なく、私たちは計画通りにやって、シェアをとっていくということです。

  • 先が見えない時代に明るい兆しを他社に先駆けて見つけ、自分たちだけ次の好況へ向けて新たな手を打つ。これが一番、確実に差を付けられる。

  • 「前例がない」、「経験がない」なんて言い訳を探している限り、なにも生まれません。

  • 企業にとっても逆境の方がいい。なぜなら、他の企業と差が付きやすいからです。たとえ利益が出なくても、不景気の時に次の成長の種を仕込んでおくのが、一番効率がいい。

  • 私たちは原材料が上がってきたときに逆に値下げしましたが、これは相当なインパクトがありました。これを可能とするためにも準備が必要です。不況に対する準備が差別化につながります。

  • 同じ家具であれば、3割以上の品質機能が上がること。商品の価格と品質機能、この差があればあるほどいいんです。英語でいえば、バリューがあるということになります。

  • 自分の頭がよくないことを知っているから、そのヒントを得るために、誰よりも現場をよく見ようとすることができる。

  • 以前は楽をするのが好きでしたが、誰かのためにと高い目標に向かって皆で努力する達成感を知ったあとは、たとえ休みがなくても仕事が楽しいのです。

  • 即断、即決、即行。失敗してダメだったら、戻ればいいし、止めりゃいい。

  • 順境のときは、あまり人は育たない。努力しなくても数字がいいというのは、人を育てるということでは適していない。逆に景気が悪いときが一番、役員、社員の教育のためになる。

  • 逆境は最大の教育の場。逆境だからこそ、今まで全く縁のなかった場所や発想で一から商品開発に取り組むことが出来る。

  • 成功の秘訣は、顧客のためなら喜んで損をする覚悟にあり。

  • 品質には徹底的にこだわっています。いくら安価でも、安かろう悪かろうでは話になりません。そんなことでは一度はニトリ製品を買ってくれても、二度目の購入はありません。

  • そもそも、売れる営業や、成績のいい販売員に着目することに、どれだけ意味があるのでしょう。それが企業にとって本質的なことかどうかを考えなければいけません。僕はナンセンスだと思います。

  • 社員には採用時から「会社や社長のために働くなんて考えなくていい」と言い続けています。自己実現のために会社があるのだから、その会社を利用して成長してほしい。どんどん挑戦して、たくさん失敗してもらいたい。

  • 何が向いているのか、長所を探さないで終わってしまう人がほとんど。自分は駄目なんだと劣等感をもって一生が終わってしまう。これではいけない、挑戦が大事。

  • 私がやってきたことを真似したり、続けたりしてはいけない。

  • 私がやることを否定するくらい、革新的なアイデアを持ってきてくれる部下の方が有り難い。

  • 日本はメーカーが価格を決めるので、品質・機能が良いと価格を上げざるを得ません。しかし、本来はお客様が求めている、買いやすい価格にすべきなのです。

  • 儲けようと考えていたら、お客さんは逃げていきます。店側が儲けてやろうと身構えていたら、そんなところには近づきませんよね。逆に買い物をしているお客さんの方が、儲かったと思うようでなければいけません。だから、まずは心の中から、儲けたいという思いを取り除かなければいけないんです。

  • 年功序列などは論外です。20から30代を改革に捧げてきた人も、40代から50代では歩みが止まるかもしれない。歩みが止まった瞬間、うちでは降格が始まります。当然給料も下がっていきます。厳しいかもしれませんが、これくらいでないと志は成し遂げられません。

  • 当社では「頑張る」という言葉も使いません。「頑張る」なら、具体的に何をどう頑張るのかを示してもらわなくては言われた方も納得できません。

  • 初めは少ない特徴でも2つ3つと増やしていく。これが抜きん出ると世界一になれる。その代わり業態で最も影響力のある特徴を持つ必要がある。

  • 単価アップできたのは、値上げしたのではなく、中の上のクラスの商品開発をし、それをお客様に提案していったから。

  • 業績が上がったらベースアップを行う、という発想はしていません。仮に厳しい状況下でも、先にベアを行って、あとは社員に頑張ってもらうという考え方が基本です。この「先に行う」という判断が、なかなかできないのが普通かもしれませんが、そこは社員への信頼がある。うちの社員だったらきっとやってくれるだろうと信じているのです。

  • ほとんどの経営者は儲けること、売り上げを伸ばすことばかり考えてしまいます。自分の立場になってしまってはいけません。朝から晩まで「お客様にとって」という言葉が1日何回出るのか。1日最低10回は出ないといけません。そして言葉だけでなく、具体的に何をしていかないといけないのかを突き詰めて考えなければなりません。

  • どうしたら競争に勝てるか? 先を見ることですよ。

  • 前任者を否定して、新しいことをするのが社長。同じことを継続するようでは、社長に値しません。

  • 壮大なビジョンから逆算して計画を立てないといけない。今立っているところから考えても、何も改革にはならない。モグラ叩きくらいの改善は改善とは呼べない。

  • 私は常に逆の発想。土地も株も上がっている時に買うのではなく、底の時に買わないとダメ。底についたことを見極める目が大事。

似鳥昭雄について

似鳥昭雄は「お、ねだん以上」のCMでも知られる家具店「ニトリ」の創業者。製造から販売まで一貫して行う製造小売業(SPA)の業態を家具業界でいち早く取り入れ、ニトリを家具業界のトップ企業にまで急成長させた。

1944年(昭和19年)樺太に生まれる。第二次大戦後一家は札幌に移り住み、大学まで札幌で過ごす。1966年北海学園大学経済学部を卒業後、似鳥昭雄はコンクリート会社に勤めるが半年で退職。当時札幌に少なかった家具店に目をつけ1967年23歳で100万円を元手に「似鳥家具店」を創業する。1972年似鳥昭雄はアメリカ・ロサンゼルスで家具業界のセミナーに参加し、アメリカの家具店の部屋全体をコーディネートする展示方法や低価格に衝撃を受ける。それ以降、生活の豊かさを日本にももたらすことが似鳥昭雄の目標になった。1986年社名を「株式会社ニトリ」に変更。自ら企画した商品を海外工場で製造して輸入するビジネスモデルを導入して低価格を実現。さらに日本で初めて家具店でカーテンを販売するなどし、会社は年々成長。2011年には日用品中心の小型店「デコ・ホーム」を始めた。30年以上に渡って増収増益を続け、ニトリは売上高5000億円を越える巨大家具チェーンとなった。

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