プラトン
哲学者
プラトンの名言
プラトンの過去の名言をまとめた名言集です。
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あなたに政治への関心がなければ、あなたは愚者による統治の下で生きることになる。
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いつも親切でありなさい。あなたが合う人は皆、困難な戦いに挑んでいるのです。
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「不正」はお互いの間に不和と憎しみを作り出し、「正義」は強調と友愛を創り出す。
出典: プラトン「国家」
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現実は思考によって作られる。我々は思考を変えることによって、現実を変えることができるのだ。
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学んだ知識は、どう見たって、我々が知らない知識と比べたら、取るに足りない。
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誰もが簡単に他人を傷つけることができるが、誰もが他人の役に立てるわけではない。
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真実を語る者ほど、忌み嫌われる者はいない。
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小さい事でも良くできた事の方が、大きな事で出来が良くない物よりもましだ。
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あなたの悲哀がいかに大きくても、世間の同情を乞おうとしてはならない。なぜなら、同情の中には軽蔑の念が含まれているからだ。
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ある者が失敗を犯し、それを正せないのであれば、その者はより大きな失敗を犯しているだろう。
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幼い頃の教育は強制するのではなく、楽しませなさい。幼い子供はゲームで学ぶのです。強制された教育は魂に留まらない。
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嘘はそれ自体も悪だが、それは魂の邪悪さをも体現している。
出典: The Final Days of Socrates: Euthyphro, Apology, Crito and Phaedo
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君に究極の戦いに参戦する事を勧める。それは自分との戦いだ。地球上のどんな戦いよりも、激しい。
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政治に参加しない代償の一つは劣った者の采配を受けることになることである。
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最高の幸福は、わずかな物で満足して生きることである。
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何年も経ち、時が流れ、君の意見の多くが、その逆になることもあるのだよ。
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偉大な人物たらんとする者は、自分自身や自分に属するものをではなく、正しいことをこそ愛すべきなのだ。
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少年たちの勉学を強制と厳格さによりて訓練せず、彼らに興味をいだかせるべく導くならば、彼らは心の張りを発見せん。
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嫉妬深い人間は、自ら真実の徳を目指して努力するよりも、人を中傷するのが、相手を凌駕する道だと考える。
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着手することは、どんな探求においても最も重要な段階であり、最も勇気のいる段階でもある。
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適切な質問は、いつも適切な答えよりも重要だ。
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善良な人々は、責任ある行動をとるための法律を必要としない。一方で邪悪な人々は、法の抜け道を見つける。
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賢者は発言すべきことがあるために多くを語る。愚者はなにも発言することがないから愚者なのである。
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勇気とは、恐れる必要がないものが何であるか分っていることだ。
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子供が暗闇を恐れるのは理解できるが、成人が明るみを恐れるのは全く悲劇としか言えない。
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哲学者の全生涯は、まさに死にいたることと、その死を成就することとにほかならず。
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だれに対しても、不正を不正でもって、悪を悪でもって、埋め合わせしてはいけない。よしんば、その相手にどれほど苦しめられていようとである。
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己れ自身の力量によらず、先祖の名声によりて尊敬をあたえて甘受する以上に恥ずべきことなし。
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破廉恥に対する羞恥心も、美を求める努力も、ともに欠けているようでは、国家にしろ個人にしろ、偉大な美しい行為を果たすことはできない。
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あなたは知るべきことを既に知っている。それを忘れないこと、思い出すことが大切なのだ。
プラトンについて
プラトンは古代ギリシャの哲学者。ソクラテスの弟子として哲学を学んだ。師匠のソクラテス自身は著書を残しておらず、その思想はプラトンの著書にを通じて世に広められた。ソクラテスの著書の大半は師匠のソクラテスが語り手となって展開する対話篇という形式になっている。
紀元前427年にギリシャの都市国家アテナイの最後の王コドロスの一族に生まれたとされている。プラトンは若くしてソクラテスの弟子となり、当初は哲学を学びながら政治家を目指していたとされるが、師匠のソクラテスが伝統を汚しし青年を惑わせたとして死刑を言い渡されるなど、民主政治の横暴に嫌気が差し、政治家の道を捨てたとされる。28歳で師匠のソクラテスが死去すると、プラトンは彼の思想を広めるべく対話篇の執筆を始めた。プラトンの初期の哲学は、ソクラテスが実践したphilosophy(愛知)を描くものであり、その非物体的な永遠の実在、真実在である「イデア」の存在を提示した。プラトンの中期・後期の著作では、そのイデアの存在論、認識論、イデアの学習法、イデア論批判などが展開された。その思想は弟子のアリストテレスにも受け継がれ、西洋哲学に甚大な影響を与えた。紀元前347年死去。
プラトンの名言を見ている方へお薦めする名言
プラトンの残した名言を分析し、それらの名言の傾向に近い名言を厳選して紹介します。
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自分に甘くそして、優しく、子供達に厳しい指導者は要らないですよ。たばこを吸いながら、ミーティングをするのは止めて下さいよ。練習中に、煙草すら我慢できない弱い人に、何が指導できるんですか?昼食に、ビールなど、アルコールを飲んで練習するのはよくないですよ。夜まで、アルコールを我慢できない自分に甘い人が、子供達に何を指導するんですか?不思議ですよね?子供達を指導する前に、誰かに指導してもらってください。
桑田真澄 元プロ野球選手
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無学は神の呪いであり、知識は天にいたる翼である。
シェイクスピア 劇作家、詩人
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人間性は樹木のようなものだ。指定された仕事を機械的に正確にやらされるわけではなく、あらゆる方向に伸び拡がらなければならない。
ジョン・スチュアート・ミル 哲学者、思想家
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学問をする眼目は、自己を磨き自己を確立することにある。
吉田松蔭 教育者、思想家
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積み重ねた経験から出てきたノウハウは参考になる。だから耳を傾けるなら、自分でいろいろと苦労を重ねてきた人の言葉だろう。
矢野博丈 ダイソー創業者
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人間は孤独であるかぎり、彼自身であり得る。
ショーペンハウアー 哲学者
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学生時代のこと。とても有名な、ある教授は僕たち学生にも、周囲の人にも何かあると、「いつもありがとうございます」と深々と頭を下げてくださいました。気持ちのいいものだなと思ったことを今でも覚えています。このように、口癖ひとつでその人の考え方や態度が相手に伝わります。
林修 予備校教師、タレント
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経験的に、悪徳を持たない者は美徳をほとんど持っていない。
リンカーン アメリカ合衆国大統領
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教える行為に対して、教えられる側の依存度が高くなってしまうと問題である。
羽生善治 棋士
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私はいま孤独の中に生きています。若者には苦痛ですが、成熟した人間にとっては、甘美な孤独の中に。
アインシュタイン 物理学者
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自分の経験からしても、やっぱり親父と息子というのは、ある時期まったく背中を向け合うときがあるんですよ。でも、実際心の中では父は父であり、親父は息子のことを絶えず背中についている目で見ている。だけどそれをなかなか言葉に出せないんですよね。それが父と子というものの、永遠のテーマのような気がします。
宮本輝 小説家
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道徳とは、人間の真心から出ている。こうすればお互いに仲良くいく、ということを真心から考えるというのが、道徳だ。道徳があって、はじめて世界の平和も人類の福祉もある。
出光佐三 出光興産創業者
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怪我をしたくないと思うことから常に自分の体のことを考えるようになったと思います。リハビリをしたり、テニスから離れて学ぶことも多くあったので、そういうことから今回の怪我の意味はあったのかなと思います。これからも怪我前より強い自分になれるよう頑張ります。
錦織圭 プロテニスプレーヤー
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いちばん小さい物事を軽蔑し、いちばん大きい物事を信じない人間から何が得られようか。
パスカル 哲学者、数学者
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人は時に憎むことも必要な場合もあるのでしょうけれど、憎しみや怒りにまかせて行動すると、その大事なところのものが吹っ飛んでしまうのが怖い。憎しみで人に接していると、人相が悪くなるわ。正義もけっこうだけど、人相の悪い人を友達に持ちたくない。
灰谷健次郎 児童文学作家