人生の色々な楽しみは通りすがりに味わうときに、人生を楽しくしてくれるが、一旦それを人生の目的とすると、とたんに物足りなくなる。
ジョン・スチュアート・ミル 哲学者、思想家
この名言を見ている方にお薦めの名言
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恋をすると、すぐ身近に、いくら願っても手の届かない、とてつもなく大きな幸福があるような気がする。しかもその幸福は、ただ一つの言葉、一つの微笑みにのみ左右される。
スタンダール フランスの作家
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「幸せ」の入る場所に、嫉妬が待ち伏せしてこれを襲う。
レオナルド・ダ・ヴィンチ 画家、彫刻家
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人生は短い。わずかな時しか生きられないからというよりも、そのわずかな時のあいだにも、私たちは人生を楽しむ時をほとんど持たないからだ。
ジャン=ジャック・ルソー 哲学者
ジョン・スチュアート・ミルの他の名言
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社会の監視のもとに暮らす人は、娯楽のときですら真っ先に考えるのは世の中に合わせることである。いつも大勢に順応していたいのだ。何かを選ぶときも、普通に行われていることの中からしか選ばない。人とは違った趣味や、変わった行動は犯罪のように避けようとする。
ジョン・スチュアート・ミル
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尊厳の感覚。それは幸福の根幹をなしており、これと対立するものは、一時的な場合を別にすれば、彼らにとっては欲求の対象とはなりえないほどである。
ジョン・スチュアート・ミル
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個人というものを破壊するのはいつも独裁だ。
ジョン・スチュアート・ミル
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もし全人類の中で一人だけ他と異なる意見を持っていたとしても、人類がその一人を黙らせることは正当化されない。それならば、もしその一人が権力を持っていた場合、他の人類全てを黙らせることが正当化されてしまう。
ジョン・スチュアート・ミル
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私は欲望を満足させるのではなく、それを制限することで幸福になれることを学んだ。
ジョン・スチュアート・ミル
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後に残す人々の運命を、自分自身の運命と感じ得る能力が欠如している者ほど、また利己的にのみ生きてきた利他の喜びを実感した経験のない者ほど、老年に至って自分自身の快楽がゼロに近づくに及んでいよいよ利己的な形における生命の存続を妄執するものである。
ジョン・スチュアート・ミル
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他人に関係する点だけでなく、自分にしか関係しない点でも、自分の好みは何かとは考えない人々がいる。考えるのは自分にふさわしいのは何か、同じ地位の人はどうしているか、自分より地位が高い人は何をしているのかだ。慣習になっているもの以外には、自分の好みを思いつけないのである。
ジョン・スチュアート・ミル
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今こそ個性の重要性を主張すべき時期である。人はみな同じでなければならないとする主張は大きくなっていく。人を一つの型にあてはめる動きが完成するまで抵抗を遅らせれば、その型からの逸脱はみな道徳に反すると考えられ、奇怪で凶悪で、自然に反しているとすら考えられるようになる。
ジョン・スチュアート・ミル
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自分の胸に「いま、幸せか?」とたずねたら、途端に幸福ではなくなってしまう。
ジョン・スチュアート・ミル