戦争は醜い、しかしこの世で一番醜いわけではない。腐敗し堕落した倫理や愛国心を持つと、戦争より悪いものは無いと考えるようになる。
ジョン・スチュアート・ミル 哲学者、思想家
この名言を見ている方にお薦めの名言
-
偉大な指導者がいないことが問題だと言われているらしいけど、私はそれについて行く人たちの問題じゃないかと思う。医者や技術者や経済学者など、ついて行くに値する頭のいい人たちがいる。でも民衆は代わりにに私に喝采を送るんだ。
ベーブ・ルース メジャーリーガー
-
この地球はなにもかもが美しい。我々が人生の目的や人間の尊厳を忘れた時を除いて。
アントン・チェーホフ 劇作家、小説家
-
不正よりもなお困ったものがひとつだけある。それは、手に剣を持たぬ正義だ。
オスカー・ワイルド 小説家、詩人
-
安心するというのがやはり一番の敵ではないでしょうか。敗戦を経て、日本は平和になりました。日本人は、石油危機や金融危機など時々、ショックを受けて慌てるが、その危機感をすぐに忘れてしまう。終身雇用も年功序列も崩壊しているのに、安定を求めて大企業に就職したがる若者が少なくないと聞きます。これでいいのでしょうか。日本人は「挑戦する」という言葉を忘れてしまったように思えてなりません。
安藤忠雄 建築家
-
本当の真実というものはいつでも真実らしくないものだ。真実をより真実らしく見せるためには、どうしてもそれに嘘を混ぜる必要がある。だから人間はつねにそうしてきたものだ。
ドストエフスキー ロシアの小説家
ジョン・スチュアート・ミルの他の名言
-
改革の精神は必ずしも自由の精神ではない。なぜならば、改革の精神は、改革を欲しない民衆に対してそれを強制しようとするかも知れないからである。
ジョン・スチュアート・ミル
-
社会の初期の頃は、人の活力が強すぎて、人々を訓練し管理する社会の能力を超えていた部分があった。しかし今では、社会は個性をほぼ押さえつけられるようになっている。そして人間性を脅かすものは、個人の衝動と好みの過剰ではなく、不足になった。
ジョン・スチュアート・ミル
-
尊厳の感覚。それは幸福の根幹をなしており、これと対立するものは、一時的な場合を別にすれば、彼らにとっては欲求の対象とはなりえないほどである。
ジョン・スチュアート・ミル
-
自由という権利は、あなたが最も憎むべきと思っている人間にも備わっているものだ。
ジョン・スチュアート・ミル
-
もし全人類の中で一人だけ他と異なる意見を持っていたとしても、人類がその一人を黙らせることは正当化されない。それならば、もしその一人が権力を持っていた場合、他の人類全てを黙らせることが正当化されてしまう。
ジョン・スチュアート・ミル
-
戦って守ろうとする者がない者、自らの安全を最も重要視する者は哀れな人間だ。
ジョン・スチュアート・ミル
-
保守主義者が常に愚かであるとは限らないが、愚者の最たるものはきまって保守主義者である。
ジョン・スチュアート・ミル
-
悪人が自分の目的を遂げるのに、善人が袖手傍観していてくれるほど好都合なことはないのです。
ジョン・スチュアート・ミル
-
個人の意志に反して権力が正当に行使されたと言えるたった一つの目的は、他者に対する危害を防止することだ。それが物質的なものであれ、倫理的なものであれ、良心に基づく行使は正当とは言えない。
ジョン・スチュアート・ミル