農作業でも、コンピュータの操作でも、強制された労働としてやれば苦役だが、自由な遊びとして創造的に取り組む限り、それは喜びだ。
岡本太郎 前衛芸術家、画家、彫刻家
この名言を見ている方にお薦めの名言
-
「アジア三部作」が酷評されたとき、本気で演出の仕事を辞めようと思った。そんな様子を見て事務所の社長が、「1年でもいいから長期の休暇を取ればいい」と言ってくれて。沖縄に飛んだんです。とくに理由もなく。層心理に導かれたのかもしれません。沖縄は原色の自然だけでなく、過去に苦い戦争の歴史もある。市場で野菜や魚を売っているおばあたちは、過去に地上戦で家族を失ったりしているのに、何のてらいもなく毎朝大笑いをしている。そのあまりにも美しい笑顔。救われましたよ。「僕の悩みなんか、まだまだ小さい」と。沖縄で3~4か月過ごしたあと、それまで怖くて遠ざけていたミュージカルのCDをひさしぶりに聴いてみたら、涙が出てきたんです。「ああ、やっぱり僕はこれが好きなんだ。これがやりたいんだ」と。それで、いまもこうやって演出家として生きています。
宮本亜門 演出家
-
作品を創るにあたり、私の信念としては、どの国も名誉と国が滅びるようなストーリーで、国の威厳を傷つけてはいけないということ。尊厳をまもり「夢」を創出するということです。
松本零士 漫画家、イラストレーター
-
挑戦していく過程が好きなので、チャレンジしているときが一番活き活きしている。そんなふうに挑戦し続けることの大切さを多くの方に感じ取ってもらえたらいいなと思って、映画化することにしました。
内村光良 コメディアン、タレント
-
もし自分を愛せなければ、人を愛することもできないし、創造性を発揮することもできない。
ジョン・レノン ミュージシャン
-
描くぼくが楽しみ、読んでくれる人も楽しむ、そんな漫画がずっとぼくの理想なんだ。
藤子・F・不二雄 漫画家
岡本太郎の他の名言
-
持って生まれた性格は、たとえ不便でも、かけがえのないその人のアイデンティティなんだから、内向性なら自分は内向性なんだと、平気でいればいい。内向性の性格は悪いことだと思っているから、ますます内向的になってしまう。
岡本太郎
-
自分はあんまり頭もよくないし、才能のない普通の人間だから何もできないんじゃないか、なんて考えるのは誤魔化しだ。そういって自分がやらない口実にしているだけだ。才能なんてないほうがいい。才能なんて勝手にしやがれだ。
岡本太郎
-
他の誰もがやらないものを孤独の中で創造する。それが自己発見だ。周囲に対しても自分に対しても挑み続けなくてはいけない。
岡本太郎
-
人生、生きるということ自体が、新鮮な驚き、喜び、新しく開かれていく一瞬一瞬であり、それは好奇心という浮気っぽいもの以上の感動なんだ。
岡本太郎
-
仮に親の顔色をうかがって就職し、安定を選ぶとしようか。が、それが青年自身の人生なんだろうか。「俺は生きた!」といえる人生になるだろうか。そうじゃないだろう。親の人生をなぜるだけになってしまう。そんな人生に責任を持てるだろうか。若者自身の本当の生きた人生には決してならない。自分自身の生きる筋は誰にも渡してはならないんだ。この気持ちを貫くべきだと思う。
岡本太郎
-
何かを始めても、続かないんじゃないか、三日坊主に終わってしまうんじゃないか、なんて余計な心配はしなくていい。気まぐれでも、何でも構わない。ふと惹かれるものがあったら、計画性を考えないで、パッと、何でもいいから、自分のやりたいことに手を出してみるといい。それでもし駄目なら、つまり続かなかったら続かなかったでいいんだ。いいと思うべきだ。
岡本太郎
-
下手のほうがいいんだ。笑い出すほど不器用だったら、それはかえって楽しいじゃないか。
岡本太郎
-
愛をうまく告白しようとか、自分の気持ちを言葉で訴えようなんて、構える必要はない。きみの体全体が愛の告白なのだ。
岡本太郎
-
不動のものが価値だというのは自分を守りたい本能からくる錯覚に過ぎないんだよ。破壊こそ創造の母だ。
岡本太郎