岡本太郎
前衛芸術家、画家、彫刻家
岡本太郎の名言
岡本太郎の過去の名言をまとめた名言集です。
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人生の目的は悟ることではありません。生きるんです。人間は動物ですから。
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自分を実際そうである以上に見たがったり、また見せようとしたり、あるいは逆に、実力以下に感じて卑屈になってみたり、また自己防衛本能から安全なカラの中にはいって身をまもるために、わざと自分を低く見せようとすること、そこから堕落していくんだよ。
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本当に生きるということは、環境に迎合したり、また安易に受け入れられ、好かれたりすることであってはならない。私はいわゆる成功はむしろ絶望に等しいと思っている。いつでも計算を超えた無目的な闘い、いわばあらゆる対象への無条件な挑みを続けることが人間的であり、生きがいであると信じている。
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なんにもしないで、人生を無駄に過ごすなんて、つまらないじゃない。そういう生活を続けていると、世界全体を見失うし、また、自分自身を見失うことになる。
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人間として生まれてきた以上、恐怖感があるというのは、むしろ自然なことなのだ。これから文明がさらに発達するにつれて、恐怖感を持つ人はもっと増えてくると思う。恐怖感は自分一人でなく、これは人類全体の運命なんだと思って、取り組んでいけば、以外に救われるんじゃないか。
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他人に対して自分がどうであるか、つまり、他人は自分のことをどう見ているかなんてことを気にしていたら、絶対的な自分というものはなくなってしまう。プライドがあれば、他人の前で自分をよく見せようという必要はないのに、他人の前に出ると、自分をよく見せようと思ってしまうのは、その人間にコンプレックスがあるからだ。
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自分は内向的な性格で、上手く話しもできない。友人でもできないと悩んでいる人が多い。だが、内面的であることは決して悪いことではない。そう思い込んでいるから暗くなり、余計、内向的にしているんじゃないだろうか。内面的ということを、マイナスと考えたり、恥じちゃいけない。
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生きるということを真剣に考えれば、人間は内向的にならざるを得ない。また逆に、自分が内向的なために、かえって外に突きだしてくる人もいる。だから内向的であると同時に外向的であるわけだ。これが本当の人間的な人間なのだ。歴史的に見て、英雄とか大きな仕事をした人は、みんな内向性と外向性を強烈に活かしている。
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なぜ、友達に愉快な奴だと思われる必要があるんだろう。こういうタチの人は自動的にみんなに気を使って、サービスしてしまうんだろうけれど。それは他人のためというより、つまりは自分の立場を良くしたい、自分を楽なポジションにおいておきたいからだということをもっと突き詰めて考えてみた方がいい。もっと厳しく自分を突き放してみてはどうだろう。
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ひとりぼっちでも社会の中の自分であることには変わりはない。その社会は矛盾だらけなのだから、その中に生きる以上は、矛盾の中に自分を徹する以外ないじゃないか。
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生涯を通じて、瞬間瞬間の危険に賭けるのが真の人間の在り方だと思う。
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俗に「失敗は成功のもと」という。そんな功利的な計算ではなく、イバラの道に傷つくことが、また生きる喜びなのだ。通俗的な成功にいい気になってはならない。むしろ「成功は失敗のもと」と言いたい。その方が、この人生の面白さを正確に言い当てている。
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自分を認めさせようとか、この社会の中で自分がどういう役割を果たせるんだろうとか、いろいろ状況を考えたり、成果を計算したり、そういうことで自分を貫こうとしても、無意味な袋小路に入ってしまう。
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僕は、プライドというのは絶対感だと思う。僕がバカであろうと、非力であろうと、それがオレだ、そういう自分全体に責任をもって、堂々と押し出す。それがプライドだ。
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自己嫌悪なんて、いい加減のところで自分を甘やかしていないで、もっと徹底的に自分と闘ってみよう。すると、もりもりっとファイトが起こってきて、己自身を乗り越えてしまうし、自己嫌悪なんか吹っ飛んでしまう。
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人生、即、芸術。
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生身で運命と対決して歓喜する。それがほんとうの生命感。
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全生命が瞬間に開ききること。それが爆発だ。
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猛烈に自分を強くし、鋭くし、責任をとって問題を進めていく以外にない。
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流行なんて、文字通り流れていくものだ。
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情欲に流されるのはいい。だけど、流されているという自覚を持つんだ。
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同じことを繰り返すくらいなら、死んでしまえ。
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決意の凄味を見せてやるというつもりで、やればいいんだよ。
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自信に満ちて見えるといわれるけど、僕自身は自分を終始、落ち込ませているんだ。徹底的に自分を追い詰め、自信を持ちたいなどという卑しい考えを持たないように、突き放す。僕がわざと自分を落ち込ませている姿が、他人に自信に満ちているように見えるのかもしれない。
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人間には、自由という条件が必要だ。自由というのは、たんに気楽にやりたいことをやるのではない。そうではなく、できるかぎり強烈な人生体験を生きるのが、自由の条件だ。
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愛の前で自分の損得を考えること自体ナンセンスだ。そんな男は女を愛する資格はない。
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心の底から平気で、出世なんかしなくていいと思っていれば、遠くの方でちぢこまっている犬のようには見えないんだ。
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人生はキミ自身が決意し、貫くしかないんだよ。
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生きる日のよろこび、悲しみ。一日一日が新しい彩りをもって息づいている。
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一度でいいから思い切って、僕と同じにダメになる方、マイナスの道を選ぼう、と決意してみるといい。そうすれば、必ず自分自身にワァーッと盛り上がってくるに違いない。それが生きるパッションなんだ。いまは、ほとんどの人がパッションを忘れてしまっているようだ。
岡本太郎の名言を見ている方へお薦めする名言
岡本太郎の残した名言を分析し、それらの名言の傾向に近い名言を厳選して紹介します。
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「不安だなぁ」というのだって、「不安だなぁ‥‥」と落とすからよけい不安になるんです。「ふあんだな」を「ふぁんだな」ぐらいにすれば、「バンダナ」かな?ぐらいな感じになるでしょう?そうしていけば、そんなに不安じゃないし、そうやって自分の発音を慣らしていくことが、すごく重要課題だとは思っています。
みうらじゅん イラストレーター、ライター、タレント
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寝床につくときに、翌朝起きることを楽しみにしている人間は、幸福である。
ピーター・ドラッカー 経営学者
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一年前にあなたが悩んでいた事柄を思い出していただきたい。どうやってそれを切り抜けただろうか。そうした悩み事ばかり気にかけて、エネルギーを浪費しなかっただろうか。結局そうした悩みは、ほとんどが取り越し苦労だったのではないか。
デール・カーネギー 評論家、著作家
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世の中には人には言えない苦しみや地獄を抱えた人もいる。それでもニコニコ朗らかに生きる強い人がいる。
美輪明宏 歌手、俳優、タレント
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絵はそれを見る人の目の中でのみ生きるのだ。
パブロ・ピカソ 画家
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自分にとって一番大きかったのは、世の中に自分を認めさせたいという欲求だったんです。そのためには手段は一つではないと気がついた。たとえ陸上競技の花形である100mでも400mハードルでも、目指すものは同じなんだと考えました。
為末大 陸上選手、世界陸上400mハードル銅メダリスト
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「正義」の名のもとに、国家権力によって、人々の上に振り下ろされた凶刃を、ぼくの目の黒いうちに記録しておきたい。
手塚治虫 漫画家
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目標を立てて、夢を追いかけて成長するのに年齢は関係ない。
三浦知良 サッカー選手
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自立しなさい。自分がしっかりと立たなければ、人を助けたり、引っ張っていったりすることはできません。
安藤百福 日清食品創業者
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なんで駄目な自分がいたら駄目なのか?それでいいじゃないですか。まずは自分の能力を知らないと、前に進めるはずがない。
本田圭佑 サッカー選手
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人間は逃げ場がなくなれば、不幸と災難に耐え抜き、それを克服することができるものだ。
デール・カーネギー 評論家、著作家
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自分の仕事に、自分の言葉に、そして友人に正直であれ。
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いま、キツイと思ってるやつ。誰も助けてくれないよ。おまえが、そのまま自分のはぐれる気持ちを継続させると、ますます、まわりは「待ってました」とやってくる。おまえらは、反撃したくないか。
矢沢永吉 歌手
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明日描く絵が、一番すばらしい。
パブロ・ピカソ 画家
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人間は多かれ少なかれ、世の中の役に立つべきであり、世の中の役に立つことをやるべきだという思いは昔からありました。「世のため人のためになること」を成すのが、人間として最高の行為であり、自分の人生はそのためにあるのだと信じて生きてきたつもりです。それが私のいう「大義」です。事業の展開を図るときも、つねにこれをベースにして考えてきましたので、大義は私にとって非常に大切な言葉です。
稲盛和夫 京セラ創業者