アメリカに長く住んでいると考え方がアメリカ的になるというのではなくて、逆に日本の良いところも沢山見えてきますね。悪いところも見えるようになる。日本にいたときは、近親憎悪で、日本的なもの、例えば、神社仏閣とか、花鳥風月なんかは大嫌いでした。いまは好きです。素直に良いものは良いと思えるようになりました。
坂本龍一 作曲家、ミュージシャン
この名言を見ている方にお薦めの名言
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何かを持ってるやつはいつか失くすんじゃないかとビクついてるし、何も持ってないやつは永遠に何ももてないんじゃないかと心配してる。みんな同じさ。
村上春樹 小説家
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ほしいという欲が出てきたときには、貧しかった時を思い出しなさい。
徳川家康 江戸幕府初代将軍
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学んでも考えなければ、はっきり理解した状態にならない。また、考えるだけで学ぶことがなければ、独断に陥り危険である。
孔子 思想家、儒教の祖
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適度な自省は必要ですが、1日の大半を「自分はほかの人からどう思われているか」「自分の過去の行動は間違っていたのではないか」「自分の将来はどうなるのか」など、「自分」というものにこだわりすぎると、不安が不安を呼んで、悩みが増殖してしまう。
勝間和代 公認会計士、経済評論家
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僕は「ツイていたね」とか「運がよかったね」と言われるのが嫌いだ。ギリギリのところで運が味方してくれるのは、それにふさわしい準備を僕がしていたはずだから。逆に「運が悪かった」とも思わない。結果が悪かったときには「運」を味方につける努力が足りなかったのだ。
長谷部誠 プロサッカー選手
坂本龍一の他の名言
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もしかしたら、ぼくの音楽を聴いた人が、気持ちが変わったり、前向きになったり、逆に後ろ向きになったり、そういう人もいるかもしれない。それを、音楽の力だと言ってしまえなくもない。ぼくらもそうだけど、音楽に限らず、映画を観たり、本を読んだりしたときも同じですが、何らかの影響は受けますからね。だからと言って、影響を及ぼしてやろうと思っちゃいけないですよ、作るほうの側が。ぼくは、そう思っているんです。むしろ、ぼくの意図とはかかわりなく影響を及ぼしてしまうかもしれないので、余り強い影響を与えるようなことは自分で禁じているくらいです。そんなに人をコントロールしてはいけない、と思っていますから。
坂本龍一
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自分でもたくさん曲があるじゃないですか、1000曲以上あるのかな?良いものも悪いものも当然あるんですけど、やっぱり考えて作ったのはダメですね。
坂本龍一
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個人のオピニオンを求められない社会。まさに官僚とかがそうなんですけど、むしろ言わないことが是とされるぐらいの社会で。はっきりしたことを言うと煙たがられる。西洋社会はまったく反対で、曖昧だと、「こいつバカなんじゃないか?」って思われる社会なんですよね。
坂本龍一
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ミス・マッチをやるために、逆にミーティングをたくさんやった。そのシーンのイメージやミス・マッチの狙いを何回も話し合った。
坂本龍一
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「ラストエンペラー」の音楽は、東京で1週間、ロンドンで1週間、合わせてわずか2週間という地獄のようなスケジュールの中で書き上げ、録音したものです。ほとんど不眠不休での作業を終えたあとは、過労で入院という、僕としては初めての事態になってしまいました。
坂本龍一
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音楽というものは、物理的な音を感知することだけではなく、音楽的な何かが自分の脳の中に喚起されることである。
坂本龍一
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NYで911テロを体験して、音楽を楽しめるってことは、平和じゃないと楽しめない。だから僕は音楽家だからこれからも音楽をやるためには、平和でないと社会が世界がね。困るなという。とてもそれを実感として感じた。
坂本龍一
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全体的に感じたのは、いわゆるエレクトロニカ系とか言われる、まあ、その中にもたくさんあるので、ひとつの言葉で括るのは難しいんですけど、ま、そういう傾向のものが、あまり新鮮に聴こえなくなってきたっていうことですかね。
坂本龍一
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僕は、やるからには常にうまくいくことしか考えていません。小心者というか、石橋を叩いても渡らないタイプだから、そもそも負ける喧嘩はしない。失敗の可能性がちらつくものには近づきません。
坂本龍一
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これはYMOのコンセプトだったんですが、僕らの音楽はそれほど大衆性があるわけではないので、日本だけで100万枚売るのは難しい。しかし10カ国で10万枚ずつ売れれば100万枚だし、100カ国で1万枚ずつ売れても100万枚。これは不可能ではないんじゃないかと。
坂本龍一