書く時は、常にその場で決めています。瞑想するのもそのためです。瞑想することで、いったん自分を消す。自分が透明になって宇宙に身を任せ、その場のエネルギーにチューニングする。そうすることで初めて魂のこもった書を書くことができるのです。
武田双雲 書道家
この名言を見ている方にお薦めの名言
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作詞には苦しむことが多いです。曲がもともと持っている性格みたいなものは自分でコントロールしてるわけじゃない。自然に持ってるもので、それをいかに感じ取ってふさわしいものにするか。ふさわしい詞というのはもともと決まっているようなものという認識。
椎名林檎 歌手
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スマホの操作を、スワイプとかピンチとかいう言い方をせずに、知ってる言葉になおしていくような文章の書き方が好きなので、そういう意味でも僕好みの話になりました。
伊坂幸太郎 小説家
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フィクションに「穏やかならざるもの」がないと物足りないんですよ。無菌状態の美しい話とか、平和なのどかな話って、嘘っぽく思えちゃうんですよね。やっぱりドキドキハラハラしたいじゃないですか。物語にバイオレンスな部分をどうしても導入したくなるんですよ。物語の上で必然性のある暴力。
伊坂幸太郎 小説家
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レコードは買わず、店で試し聴きした。一度か二度聴けば覚えてしまうんだ。
ボブ・ディラン 歌手
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小説の中で犯罪を描く理由はいくつかあるんですけど、1番大きいのは、小説のなかで何も起きないということへの不安なんだと思います。僕が言うとウソくさいんですけど、小説に毒を入れたいんですよ。何も起きない、無菌な状態の小説というのも世の中にはあるし、ぼくの小説も比較的そうだと思われている節があると思うんです。「癒し系」的な。僕自身は、小説や映画、つまりフィクションには毒がないと嫌なんですよ。毒という意味で、思いつくのが犯罪なんです。だから、何か事件を起こしたくなる。
伊坂幸太郎 小説家
武田双雲の他の名言
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「和」は僕の中では絶対外せない言葉です。日本そのものであり、結ばれる、和やか、あるいはサークルという意味もあります。エネルギー同士がぶつかりあって、さらにエネルギーを増大させていく。
武田双雲
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僕の中ではNTT東日本に属していた感覚もなかったから、本当のところを言うと辞めても独立感はありませんでした。だから「あ、これを人は独立したって言うんだ」っていう感覚でしたね。
武田双雲
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考え方、見方は、メガネを掛け替えるように自分で変化させていくことができる。
武田双雲
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まず「幸せなんです」と言い切り、「なぜならば」を付け加えるだけで「幸せな原因」を脳はものすごい勢いで検索するのです。
武田双雲
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何に対しても新しく接する年にしたい。奥さんに対しても、新鮮な目で見る。毎日そう思う。すると新妻に見えてくる。だから、軽く触れられただけでも感動します!
武田双雲
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独立してすぐに、インターネットベンチャーを立ち上げました。「ふで文字や.com」といって、表札や名刺を僕が筆文字で書いて納品するんです。もともと理系でIT系の知識があったので、インターネットと書道の組み合わせっておもしろいなと思ったのと、これならみんなの名前を書くことができるでしょう。その発想が個性的だということで、すこし世間から注目を浴びたんです。
武田双雲
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あるとき、先輩社員から頼まれて、筆書きのプライベート名刺をつくったんですよ。そうしたら、「字が上手いよね」とすごく喜んでもらえて、そのとき、「これだ!」とスイッチが入りました。何事も中途半端な人間だったので、人にそんなに褒められたことって、それまでなかったんですよ。だから書道の道に進むことに躊躇はなかったですね。
武田双雲
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たとえば、ある商品のコマーシャル用に筆文字でロゴを書いてくださいという依頼が来た時、最初に考えるのは全員の中間に立とう、媒介者として最大公約数の答えを見出していこう、ということ。広告で使うロゴには、メーカーの想い、開発者の想い、コマーシャルを作る監督やプロデューサー、制作会社、間をとりもつ広告代理店の想いがあり、なにより視聴者の気持ちがあります。その複雑な力学の中に、武田双雲という書道家が入ることで新しい化学反応を起こしたい。入らなかったときよりも全員がハッピーになるには、どうしたらいいか。そんなことを常に考えています。
武田双雲
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書は特に、昔の作品の方が評価される傾向があります。更に誰が書いたかということが重要視されます。
武田双雲
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「上司はなんであんなこと言うのかな」と思ったときに「自分が上司ならどうしよう」と自分事に考えることで、違う視点で物事を捉えられるようになる。
武田双雲