武田双雲
書道家
武田双雲の名言
武田双雲の過去の名言をまとめた名言集です。
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「ボクナラドウスル」想像力を鍛えるのにとっておきの言葉。
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「上司はなんであんなこと言うのかな」と思ったときに「自分が上司ならどうしよう」と自分事に考えることで、違う視点で物事を捉えられるようになる。
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毎日何度も相手の立場に立ち、自分だったらどうするかな?と考える。
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筆跡と同じく、同じ人間は1人もいない。自分の個性を受け入れられると、他人の個性のでこぼこも受け入れられる。
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自分の感情を決めるは、実は表情。とにかく明るい表情を心がけることが一番早い。周囲のモノや人に感謝することから始めてみて。
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私の場合、伝えたいイメージが最初に浮かび、それを磨いているうちにポエムとなり、そしてその言葉にできない部分を書で補います。兆しが見えていてそれを形に表現していく彫刻のようなものかもしれません。
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書の価値を測るには、どういった時代に、どれだけの人に影響を与えたかが重要となります。つまり書いた人の人間力が問われているということで、逆にいえば、良い書を書くには、結局、人間力が必要です。
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生まれながらの芸術家という人はいません。誰でも何らかの形でビジネスをしたり、いろいろな経験を積んでいます。
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創作は一点集中ですが、パフォーマンスでは時間や空間、お客さんなど全体を意識します。またパフォーマンスの書は、いきなりドーンという感じで、終わってみると勢いがグッと詰まっています。
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以前は数字に惑わされることもありました。最近では、やっとそうした感情から抜け出して数字を楽しむことができるようになり、下がれば、なぜだろう・・上がればただニンマリとしています。
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今のような形になるのに、ストラテジーとか、そういったものがあったわけでもなく、いわゆる営業活動をこちらからしてきたわけでもありません。
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こうなりたいという理想があるとします。しかし「理想」と思った時点で、それは今の自分がそうでないということを無意識のうちに感じているわけですから限界があります。それはでもったいないことです。
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アーティストとして、こうこだわりたい。こう書きたい。こんな字を使いたい。そういう捉え方をしたことは、ほとんどありません。個展の依頼を受けたとき、「書き下ろしのお気に入りの作品を展示したい」ではなく、担当者やオーガナイザーと話し、会場に来るお客さんの年齢層や地域性を聞き、「どうしたら喜んでもらえるかな」と考える。依頼者がいて、作品を待ってくれている人がいて、エネルギーが僕に流れ込んで初めて作品が生まれるんですね。
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会社を辞めるとか、辞めないの判断よりも先に体が動いていたんです。もちろん会社の同僚や先輩に止められました。でも、会話が噛み合わないんですよね。「危険だぞ」「何が危険ですか?」「飯、食えなくなるぞ」「そしたら、死にますか?」って。僕が真剣に返したら、先輩も「死にはしないな、日本なら。バイトすればいいし、実家もあるんだろ」と。その瞬間「死なないんだ!」と安心して、会社を辞めるのを決めました。
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僕の場合、収入面が会社員時代と変わらなくなったのは、独立してから3年目ぐらいです。一番大きかったのは、書道教室の生徒さんが辞めずに付いてきてくれたこと。とにかく書を楽しんでもらいたいと、みんなと過ごす時間を大切にしていこうとしたことで、輪が広がっていった。生徒数が50人を超えた時、ひとつの安定のバロメーターになってくれました。
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自分がどう思われるかばかりが先行している時は、うまくいかない。「どうだ!」という劣等感からくる変な強気は、全部空回りする。むしろ、「この人を元気づけたい。どうしたらいいかな?」と、好奇心を持って接するようにしたら、人が集まるようになっていった。つまり、こちらの心構えが変われば、相手も変わってくると知った。
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失敗は意外と相対的なものです。失敗の基準も人それぞれ。
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書く時は、常にその場で決めています。瞑想するのもそのためです。瞑想することで、いったん自分を消す。自分が透明になって宇宙に身を任せ、その場のエネルギーにチューニングする。そうすることで初めて魂のこもった書を書くことができるのです。
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以前の僕は、いろんな人に支えられて生きていることを忘れがちで、ひとりで生きていけると勘違いしてたんですよね。でも、人と人は柔らかな絆で結ばれて、助け合っている。家族ができて、それがよくわかりました。
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僕は取材を受けるとき、言いたいことを言うんじゃなくて、この雑誌はどういった人が読んでいて、どんな話をしたら喜んでもらえるだろうか、ということをすごく考えます。僕の記事を読んで感動してもらうことと、個展で僕の作品を観て感動してもらうことは、まったく同じ価値があります。
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僕は朝起きたときから、義務感をひとつひとつ打ち消す作業を続けています。「~しなければ」を「~したい」に切り替えるんです。たとえば、「顔を洗わなきゃ」なら、「どれだけ少ない水で洗えるか」とゲーム化する。「それができたら苦労はしないよ」と思われるかもしれません。たしかに最初は難しい。でも続けていると、少しずつできるようになります。
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もちろん自分のすごさを誇示して成功している人もいます。でも、そういう人の周りに集まってくる人って、依存したい人ばかりです。だから、本人は頼られて相当しんどいはずです。一見成功してるように見えても、内面はボロボロという人も多いですし、なにより急激な環境変化にそういう人はすごく弱いのです。
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多くの人は欲が中途半端なのだと思います。「自分のため」というエゴを突き詰めていくと、「人のため」になるんです。
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書道家にとってバランスは命です。筆の毛1本で、書の印象は変わりますから、1ミリ単位でバランスを取りながら書いています。僕はそこに勝負をかけている。
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何に対しても新しく接する年にしたい。奥さんに対しても、新鮮な目で見る。毎日そう思う。すると新妻に見えてくる。だから、軽く触れられただけでも感動します!
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マジメであることは素晴らしいことだけど、それだけだと苦しくなることもある。少し力を抜いてみると、見える景色が変わるかもしれない。
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僕は自分単独で何かを発想するタイプではなく、媒介者となってみんなが幸せになる最大公約数を見つけるのが持ち味。
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物事の捉え方次第で世界はまったく違ってしまう。
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どうせ稼ぐなら、喜んでもらいたい。「この人を喜ばせたい」と、心底思ったことがある人は、軸がブレませんから。
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人を好きになる力。これは誰より強いと思う。とにかく人を喜ばせたい。
武田双雲の名言を見ている方へお薦めする名言
武田双雲の残した名言を分析し、それらの名言の傾向に近い名言を厳選して紹介します。
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行動なき思考は長い目で見ると実りが少ない。せっかくいいアイデアがあっても、それをもとに行動を起こさなければいいアイデアというだけで終わる。
ドナルド・トランプ 第45代アメリカ合衆国大統領、実業家
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夢や目標に向かって何かをやろうとしたら、「そんなことは無理に決まっている」「そんなことやってどうすんだよ」と耳元で囁く人が必ずいます。そういう人をドリームキラーと言いますが、そんなのに絶対負けてはいけません。
岡田武史 サッカー監督、元サッカー選手
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僕が今、「一番売れているのは「ONEPIECE」だから、「ONEPIECE」っぽくしよう」みたいなことをやったら、きっととんでもないことになる。僕が、あるいは他の作家さんが「ONEPIECE」になろうとする必要は全然ない。それと同じで、漫画じゃなくてもどんな人にでも当てはまると思うけど、何か他のものになる必要はない。その人が見つけた自分の必然に従えばいい。
井上雄彦 漫画家
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やりたい奴に機会を与えるほうが大事。そこから成功例が3つぐらい出てくれば自分もできるんじゃないかと思う人間がたくさん出てくる。
夏野剛 iモードの開発メンバー、ドワンゴCEO
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最高の思考は、一人の時に生まれ、最低の思考というのは、喧騒の中から生まれる。
トーマス・エジソン 発明家、起業家
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他人が言う成功を追いかけ始めたら何が成功か分からなくなってしまいます。
イチロー プロ野球選手、メジャーリーガー
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強烈な願望を抱いた者の心からは、恐れや疑いや、自分で課した限界が取り除かれる。
アンドリュー・カーネギー カーネギー鉄鋼会社創業者
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追い求めなければ、実現しない。これが真実だ。
オリバー・ウェンデル・ホームズ・シニア アメリカの作家、医学者
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この世には二種の人間しかいない。圧倒的努力を続ける人と、途中で努力を放棄する人だ。苦しくても努力を続ければ、必ずチャンスは巡ってくる。死ぬ気で努力するから、大きなチャンスをこの手でつかめるし、圧倒的努力が十重になった時、始めて結果が出るんだ。
見城徹 幻冬舎創業者
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私には多くのものが与えられました。何が与えられなかったかについて考えている時間もないほどに。
ヘレン・ケラー 社会活動家
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運なんてものはない。あるのは突撃力だけ。弱い人は逃げ出すけれど、人間はこうなると思えばなる。突撃力さえあれば、何でも成し遂げられる。
水木しげる 漫画家
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人は、常に幸福を求めるが、常に幸福に気づかない。
ジャン=ジャック・ルソー 哲学者
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本当の幸福とは知識と美学を持つことによるものであり、物質を保有することによるものではない。
アリストテレス 哲学者
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人間は失敗するようにではなく、成功するように生まれついている。
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僕は「幸福反対論者」だ。幸福というのは、自分につらいことや心配なことが何もなくて、ぬくぬくと、安全な状態をいうんだ。鈍い人間だけが「しあわせ」なんだ。僕は幸福という言葉は大嫌いだ。僕はその代わりに、「歓喜」という言葉を使う。危険なこと、つらいこと、つまり死と対決するとき、人間は燃え上がる。それは生きがいであり、そのとき湧き起こるのが幸せではなくて「歓喜」なんだ。
岡本太郎 前衛芸術家、画家、彫刻家