歴史上の人物の名言
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金より大事なものに評判というものがある。世間で大仕事をなすのにこれほど大事なものはない。
坂本龍馬 維新志士
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この世は災難に満ちている。しかしそれは、悪人たちの暴力によってではない。善人たちの沈黙によってである。
ナポレオン フランス皇帝
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強い人が勝つとは限らない。素晴らしい人が勝つとも限らない。私はできる、と考えている人が結局は勝つのだ。
ナポレオン フランス皇帝
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学問とは、人として踏み行うべき正しい筋道を修行することであって、技能に習熟するだけのものでは、決してない。
橋本左内 武士、思想家
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私はケチだから麦飯を食べているわけではない。いま天下は乱れに乱れ、領民も安らかな日は一日もない。そんななか私一人が暖衣飽食などできるものか。私が麦飯を食っているのも、少しでも節約して軍資金に回すためなのだ。
徳川家康 江戸幕府初代将軍
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政治においては、退却も撤退も許されない。決して失敗を認めてはならない。
ナポレオン フランス皇帝
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1頭の犬をリーダーとした100頭のライオンの軍がいたとすれば、そのライオンたちは犬のように死ぬだろう。逆に、1頭のライオンをリーダーにした100頭の犬の軍があるとすれば、犬たちはライオンのように戦うだろう。
ナポレオン フランス皇帝
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世の中には体は生きているが、心が死んでいる者がいる。反対に、体が滅んでも魂が残っている者もいる。心が死んでしまえば生きていても、仕方がない。魂が残っていれば、たとえ体が滅んでも意味がある。
吉田松蔭 教育者、思想家
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夢なき者に理想なし、理想なき者に計画なし、計画なき者に実行なし、実行なき者に成功なし。故に、夢なきものに成功なし。
吉田松蔭 教育者、思想家
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多くを与えねば働かぬ家臣は役に立たぬ。また、人間は豊かになりすぎると、結束が弱まり、我説を押し通す者が増えてくる。
徳川家康 江戸幕府初代将軍
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味方の協和が得られて、初めて地形の有利さも、自然の条件も役に立つのである。それ故に、国家の務めを論ずる場合には、まず味方の協和の問題を取り上げねばならない。
吉田松蔭 教育者、思想家
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真の英雄とは、人生の不幸を乗り越えていく者のことである。
ナポレオン フランス皇帝
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決断は実のところそんなに難しいことではない。難しのはその前の熟慮である。
徳川家康 江戸幕府初代将軍
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およそ人の上に立って下のいさめを聞かざる者の、国を失い、家を破らざるは、古今とも、これなし。
徳川家康 江戸幕府初代将軍
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「僕はずっと山に登りたいと思っている。…でも明日にしよう」おそらく彼は、永遠に登らないだろう。
ナポレオン フランス皇帝
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不可能とは、愚か者の辞書にのみある言葉だ。賢者は自分自身で機会を作り出し、全てのことを可能にしていく。
ナポレオン フランス皇帝
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世の人は、我を何とも言わば言え。我が成すことは我のみぞ知る。
坂本龍馬 維新志士
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大事を成し遂げようとする者は、本筋以外のことはすべて荒立てず、なるべく穏便にすますようにせよ。
徳川家康 江戸幕府初代将軍
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君子は、人として踏み行うべき義理の心が足りないことを恥じ、小人は、名誉がないことを恥じる。
吉田松蔭 教育者、思想家
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愚かなことをいう者があっても、最後まで聴いてやらねばならない。そうしないと、聴くに値することを言う者が遠慮して言わなくなってしまう。
徳川家康 江戸幕府初代将軍
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人の世に道は一つということはない。道は百も千も万もある。
坂本龍馬 維新志士
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早まって相手の肚など考えて見ぬものじゃ。相手の肚など推測してゆくと、いつかそれに巻き込まれて、わが身の都合を忘れてゆく。
徳川家康 江戸幕府初代将軍
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戦いは一日早ければ一日の利益がある。まず飛び出すことだ。思案はそれからでいい。
高杉晋作 長州藩士、維新志士
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大事なことを任された者は、才能を頼みとするようでは駄目である。知識を頼みとするようでも駄目である。必ず志を立てて、やる気を出し努力することによって上手くいくのである。
吉田松蔭 教育者、思想家
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命もいらず、名もいらず、官位も金もいらぬ人は、始末に困るもの也。この始末に困る人ならでは、艱難をともにして国家の大業はなしえられぬなり。
西郷隆盛 武士、政治家
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名君良将といふは、人のなすところの善き事を取り用いて国を治めり。
徳川家康 江戸幕府初代将軍
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兵士にもっとも望まれる資質は、与えられた作業をこなし続けることだ。剛勇さは2番目でしかない。
ナポレオン フランス皇帝
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世界には二つの力しかない。剣と精神の力である。そして最後は、精神が必ず剣に打ち勝つ。
ナポレオン フランス皇帝
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はじめから主君に楯突こうと思っている者はいない。思い上がりと、恨みと、それから生じる欲心が謀反を起こさせるのだ。
徳川家康 江戸幕府初代将軍
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世の人は われに何とも言わばいへ 我がなすことは我のみぞ知る
坂本龍馬 維新志士
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状況?なにが状況だ。状況は俺がつくるのだ。
ナポレオン フランス皇帝
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過ちがないことではなく、過ちを改めることを重んじよ。
吉田松蔭 教育者、思想家
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勝つことばかり知りて、負くるを知らざれば、害その身に至る。
徳川家康 江戸幕府初代将軍
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会議を重ねすぎると、いつの時代にも起こったことが起こる。すなわち、ついには最悪の策が採られるということである。
ナポレオン フランス皇帝
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三つの敵意ある新聞は千の銃剣よりも恐ろしい。
ナポレオン フランス皇帝
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人の一生は、重き荷を負うて遠き道をゆくがごとし。いそぐべからず。不自由を常とおもへば、不足なし。
徳川家康 江戸幕府初代将軍
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目的を達成するためには、人間対人間のうじうじした関係に沈み込んでいたら物事は進まない。そういうものを振り切って、前に進め。
大久保利通 武士、政治家
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勝利とは必ずしも戦いに勝つことだけではない。倒れた時に必ず立ち上がることが勝利だ。
ナポレオン フランス皇帝
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隣国に強敵があるのは幸いである。なぜなら、こちらは油断、怠りなく励み、また、かりそめの仕置きにも心を遣うゆえに、政治も正しくなり家も整う。もし隣国に強敵がなかったら味方は武力のたしなみを薄く、上下ともに己を高く思って恥恐れる心を持たぬ為、段々弱くなるものである。
徳川家康 江戸幕府初代将軍
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道は天地自然のものなれば、講学の道は敬天愛人を目的とし、身を修するに克己を以て終始するべし。
西郷隆盛 武士、政治家
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人を相手にせず、天を相手にせよ。天を相手にして、己を尽くし、人を咎めず、我が誠の足らざるを尋ねるべし。
西郷隆盛 武士、政治家
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人、忠告を受けてはかえってその人を恨むに至る
徳川秀忠 江戸幕府第二代将軍
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業なかばで倒れてもよい。そのときは、目標の方角にむかい、その姿勢で倒れよ。
坂本龍馬 維新志士
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お前がいつの日か出会う災いは、お前が疎かにしたある時間の報いだ。
ナポレオン フランス皇帝
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事は十中八九まで自らこれを行い、残り一、二を他に譲りて功をなさむべし。
坂本龍馬 維新志士
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税を軽くして国民生活を豊かにすれば、国力を養うことになる。だから国が多くの課題を抱え、財政の不足で苦しくなったとしても、税の定まった制度をしっかり守り、政府や上層階級が損を我慢して、下層階級の人々を苦しめてはならない。
西郷隆盛 武士、政治家
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死して不朽の見込みあれば、いつでも死すべし。
生きて大業の見込みあれば、いつでも生くべし。吉田松蔭 教育者、思想家
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人間はあらゆるものを発明することができる。ただし、幸福になる術を除いては。
ナポレオン フランス皇帝
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私は若い時から、困難という困難に遭って来たので、今はどのようなことに出会っても動揺することはない。それだけは幸せである。
西郷隆盛 武士、政治家
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志のない人間は魂のない虫と同じで、いつまでも発展することは無いのだ。しかし一旦、何物にも負けないほどの志が立てば、それ以後は日夜発展するものである。天下に名を残した人物も、特別な人間であったわけではなく、その大志と堅固な意志とによって名を残したのである。
橋本左内 武士、思想家