相手の手の内に飛び込むことで、新たに浮かんでくる一手を消すほうがいいのではないか。
羽生善治 棋士
この名言を見ている方にお薦めの名言
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到達不可能なほど厳しい目標も、計画的に対処すれば実現可能であったのです。たいへん飛躍的な事柄でも比較的短時間の内に完遂できることをアポロは証明してくれました。
井深大 ソニー創業者
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過ちを改めるにあたっては、自分から誤ったとさえ思いついたら、それで良い。そのことをさっぱり思いすてて、すぐ一歩前進することだ。
西郷隆盛 武士、政治家
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若い人は誘惑に乗らずに仕事してください。働かずに会社を伸ばすのは不可能です。
永守重信 日本電産創業者
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夢は、目標の先にある。
萩本欽一 コメディアン、タレント
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万事成らざれば須らく吾が志を責むべし。
朱子 儒学者
羽生善治の他の名言
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順調なときというのは、いい循環が起こっているので、それほど深く考えなくても、わりと簡単に正しい手を選ぶことができます。しかし、ミスでその好循環が崩れてしまうと、盤上が混沌としてきます。それで新たなミスを起こしやすくなるのです。明らかにミスをしたとわかったら、そのミスが次のミスを呼ばないよう気を付けています。
羽生善治
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教える行為に対して、教えられる側の依存度が高くなってしまうと問題である。
羽生善治
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ひとつの局面について読んでいると、たとえ読みが外れて全く想定していない局面になっても何とか対応できる。
羽生善治
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まったく新しい戦法が現われたときに「こういう新しい戦法が出てきたときには、一生懸命研究すれば、半年ぐらいで理解できるようになるかな」「このテーマなら理解に一年はかかるな」といった目星をつけられるようになりました。これは過去に何かを成し遂げたときの「経験の物差し」があるからです。そうすると、少なくとも目星をつけた一年なり、三年なりのあいだは、不安にならずにやるべきことに邁進できます。
羽生善治
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じたばたしても、あとの人たちがどう見るのか、影響を与えることはできませんから。
羽生善治
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両方だめだという結論のなかで二者択一にこだわるよりも、まったく読んでない手のほうが可能性が広がるのだ。
羽生善治
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大局観を失って全体が見えていないと、直感は上手く働きません。逆に、いまどういう状況で、これからの局面はどちらに向かってどのように展開していくのかということがつかめれば、指し手は自ずから見えてくるものなのです。
羽生善治
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混沌としていて何をやったらいいかわからないという場面に出合ったとき、確信も持てないし自信も持てないのは当然です。それでも、とりあえず「なんとなくこっちじゃないかな」という方向に進んで、そこでズレていると思ったら軌道修正をして、まだズレていると思ったらさらに軌道修正する。その方向性だけ誤らなければ、先がみえなくても、比較的迷わず、遠回りせずに進めるのではないでしょうか。
羽生善治
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将棋では、対局後に「今日は完璧だった」「ノーミスだった」ということはほとんどありません。たいてい反省点があります。それを前提にしているので、何事も、あまりにきっちりしたやり方を追求してもうまく回らない、という感覚があるのでしょう。ミスをするのが前提、といったらおかしいかもしれませんが、そういうことも当然あると考えていますし、ミスをしたときに修正ができること、できるだけ動揺せず、ミスの前とあとで同じスタンスで対処できることをいつも考えています。
羽生善治