大事をなしとげようと思う者は、まず小さな事を怠らず努めるがよい。それは、小を積んで大となるからである。大体、普通、世間の人は事をしようとして、小事を怠り、でき難いことに頭を悩ましているが、でき易いことを努めない。それで大きなこともできない。大は小を積んで、大となることを知らぬからである。
二宮金次郎(二宮尊徳) 農政家、幕臣
この名言を見ている方にお薦めの名言
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リスクは当然取らなければいけない。よく分からないリスクは取らないが、分かるリスクの中でもこれは取ろうよと。
新浪剛史 元ローソン社長、サントリーホールディングス社長
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スポーツの世界では天才は触らないのが一番ですが、秀才はある程度システムで作れる。秀才システムでは天才が死ぬし、天才システムでは凡人が秀才になれない。
為末大 陸上選手、世界陸上400mハードル銅メダリスト
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うちの会社のヒットは社員が提案して出てきたものがほとんどです。プログラミング教育について言い出したのは私ですが、ちょうど小学校に上がる年頃の子どもがいる社員が多く、「プログラミングを教えるアプリを作りたいよね」「子どもたちがアプリで学んでプログラミングをできるようになったら、すごい世の中になるよね」と情熱を共有する仲間が集まって盛り上がり、形になりました。
南場智子 株式会社ディー・エヌ・エー創業者
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仕事って、フラットな気持ちで臨んだほうがいい結果を生みますね。収録前に構えないほうがいいんです。
内村光良 コメディアン、タレント
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成功の秘訣は自らの仕事にあるのではない、誰がその仕事を行うべきかを知ることにある。
アンドリュー・カーネギー カーネギー鉄鋼会社創業者
二宮金次郎(二宮尊徳)の他の名言
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万事はどうなるかという先を見通して、前もって決めておくことが肝心だ。人は生まれると必ず死ぬべきものである。死ぬべきものだということを前に思い定めてかかれば、生きているだけ日々もうけものだ。これが、わが道の悟りである。
二宮金次郎(二宮尊徳)
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奪うに益なく譲るに益あり。
二宮金次郎(二宮尊徳)
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世の中には、人がまだ捨ててはいないが、活用していないものが多い。これらをよく拾い集めて、国家を再興する資本とすれば、多くの人を助け、まだ余りが出る。これが私が小さい頃から行ってきた道である。
二宮金次郎(二宮尊徳)
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すでに熟したものを差し置いて、まだ熟しないものを心配している。これは人情の常である。しかし、まだ熟しないものを心配するより、すでに熟したものを取り入れる方が、どれほど良いかわからぬ。
二宮金次郎(二宮尊徳)
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貧者は昨日のために今日つとめ、昨年のために今年つとめる。それゆえ終身苦しんでも、そのかいがない。富者は明日のために今日つとめ、来年のために今年つとめるから、安楽自在ですることなすことみな成就する。
二宮金次郎(二宮尊徳)
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可愛くば五つ教えて三つ褒め二つ叱って良き人となせ。
二宮金次郎(二宮尊徳)
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両方が得をして、両方が喜べるような間柄を作ることに、知恵を働かせるのがよい。
二宮金次郎(二宮尊徳)
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譲りの道を実行する者は、豊かになり評判も高くなる。これを実行できない者は反対に富を失い、評判を落とすことになる。少なく譲れば少なく帰り、大きく譲れば大きく帰る。他の人に対して、歩く道も譲らなければならない。言葉も手柄さえも譲らなければならない。
二宮金次郎(二宮尊徳)
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貧となり富となる。偶然にあらず、富も因て来る処あり、貧も因て来る処あり。人皆貨財は富者の処に集まると思へども然らず。節約なる処と勉強する所に集まるなり。
二宮金次郎(二宮尊徳)