肥取り船に水を汲み入れて、肥しを増やしているのが見えた。このような汚物すら、増やせば利益が上がる世の中である。万物が不浄を極めれば、必ず正常に帰り、清浄極まれば、不浄に帰る。それは天の理である。このように世の中に無用のものはないのだ。
二宮金次郎(二宮尊徳) 農政家、幕臣
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地に空に平和を。
湯川秀樹 物理学者。日本人初のノーベル賞受賞者
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ラリー・ペイジ Google創業者
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枯れたすすきがまだ美しいのは、いのちいっぱい一生けんめいに生きてきたからだ
相田みつを 書家、詩人
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私は毎日、何百回となく自分の精神と肉体がすでに亡くなった人々や、生きている人々の労働によって支えられていることを思い返している。だから、私も同じように人々のために献身しなければならないのだ。
アインシュタイン 物理学者
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英雄にもいろいろな大きさがあります。あなたは必ずしも巨大な英雄になる必要はなく、とても小さな英雄になることもできます。あなたが今行っていることに責任を持ち、行儀よく、他人を気遣うことも大切な英雄の行動です。英雄になるか、ならないかは日々の生活の選択で決まるです。
ジョージ・ルーカス 映画監督
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政事は豆腐の箱の如しである、箱が歪めば豆腐も歪む。
二宮金次郎(二宮尊徳)
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節約によって無駄な費用を省き、余分を生じて、仲間を救い、善行を実践し、悪事をせず、まじめに勤めればどんな貧村も必ず富むことが出来る。
二宮金次郎(二宮尊徳)
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国や家が窮乏に陥るのはなぜかといえば、分内の財を散らしてしまうからである。これを散らさないようにさえすれば、国も家も必ず繁栄を保つことができる。
二宮金次郎(二宮尊徳)
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世の中は、知恵があっても学があっても、至誠と実行がなければ、事は成らない。
二宮金次郎(二宮尊徳)
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樹木を植えて、30年たたなければ材木にはならない。だからこそ後世のために木を植えるのだ。今日用いる材木は、昔の人が植えたものだとすれば、どうして後世の人のために植えないでよかろうか。
二宮金次郎(二宮尊徳)
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天道と人道はまったく別のものだから、天理は永遠に変化なく、人道は一日怠ればたちまち廃れる。
二宮金次郎(二宮尊徳)
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今、富める者は、必ずといってもよいほど、その前から徳を積んだものである、もし麦を蒔かなかったら、来年は麦がまったく実らない。麦の実りは冬から力を入れてきたからである。稲を仕つければ秋には実る。米の実りは、春から丹精してきたからである。
二宮金次郎(二宮尊徳)
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一人の人間は、宇宙にあっては限りなく小さいが、その誠意は天地をも動かすことができる。
二宮金次郎(二宮尊徳)
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国や家の衰えを興そうとするには、何よりもまず分度を立てるがよい。分度が立ちさえすれば、分内の財が散らないから、衰えた国も興すことができ、つぶれかけた家も立て直すことができる。
二宮金次郎(二宮尊徳)
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村を仁にすることは難しくはない。まずは自分の家を仁にすることである。それから善人や正直者を厚く賞すれば必ず村全体が仁となる。
二宮金次郎(二宮尊徳)