真の学問とは、小欲を大欲に変えるための手段。小欲とは己のみの欲求を満たすことであり、大欲とは人間そのものの幸福を満たすことである。
二宮金次郎(二宮尊徳) 農政家、幕臣
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他人が書いたものを使って自分を向上させることに時間を使おう。そうすれば他の人が苦労して手に入れたものを楽に手に入れることができる。
ソクラテス 哲学者
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万事OKだと我が子を指導しなさい、批判してはいけない。
オノ・ヨーコ 前衛芸術家、平和活動家
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忙しく動き回りながら、深く考えることは、人間にはできない。
星新一 小説家
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「腰をすえて座り一日中読むこと」が賢明さを得る最もよい方法である。
ウォーレン・バフェット 投資家、バークシャー・ハサウェイ会長兼CEO
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書物は、それが書かれた時と同じように思慮深く、また注意深く読まなくてはならない。
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すべての商売は、売りて喜び、買いて喜ぶようにすべし。売りて喜び買いて喜ばざるは道にあらず。貸借の道も、また貸して喜び、借りて喜ばざるは道にあらず。
二宮金次郎(二宮尊徳)
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学者は書物を実にくわしく講義するが、活用することを知らないで、いたずらに仁はうんぬん、義はうんぬんといっている。だから世の中の役に立たない。ただの本読みで、こじき坊主が経を読むのと同じだ。
二宮金次郎(二宮尊徳)
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人々にはそれぞれ長所もあり、短所があるのは仕方がない。相手の長じているところを友として、劣っているところは友としてはいけない。人の短所を捨て、長所を友とするのだ。
二宮金次郎(二宮尊徳)
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経文といい経書といい、その「経」という文字は、もともと機の縦糸のことだ。だから縦糸ばかりでは用をなさず、横に日々実行を織りこんで、はじめて織物として役に立つのだ。横に実行を織りこまず、ただの縦糸だけでは役に立たぬことはいうまでもない。
二宮金次郎(二宮尊徳)
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可愛くば五つ教えて三つ褒め二つ叱って良き人となせ。
二宮金次郎(二宮尊徳)
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粗食になれて、しかもそれを不足に思わない時には、為そうとしていることは総てが成就する。
二宮金次郎(二宮尊徳)
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富は人の欲しがるものだ。けれども人のために求めれば福を招き、己のために求めれば禍を招く。財貨も同じことで、人のために散ずれば福を招き、己のために集めれば禍を招く。
二宮金次郎(二宮尊徳)
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譲りの道を実行する者は、豊かになり評判も高くなる。これを実行できない者は反対に富を失い、評判を落とすことになる。少なく譲れば少なく帰り、大きく譲れば大きく帰る。他の人に対して、歩く道も譲らなければならない。言葉も手柄さえも譲らなければならない。
二宮金次郎(二宮尊徳)
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災いは過去の因縁によって来る場合もある。名僧が強盗にあったときの歌に「前の世の借りを返すか、いま貸すか、いずれ報いはありとしぞ知れ」と詠んだとおりだろう。決して迷ってはならない。
二宮金次郎(二宮尊徳)