速成を欲するのは、人情の常である。けれども成功、不成功には時期があり、小さい事柄でも、おいそれとは決まらない。まして大業ならばなおさらのことだ。
二宮金次郎(二宮尊徳) 農政家、幕臣
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超一流の仕事といえるのは、つまるところ、自分の仕事や人生にどこまできちんと向き合えたかじゃないでしょうか。
渡辺謙 俳優
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曲がり角があるなら曲がったら良いんですよ。
松本人志 お笑い芸人
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人に頼る事は失敗の第一歩である。最後に頼むものは自分以外には決してあるものじゃない
小林一三 阪急グループ創業者
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欲は才を走らせる火のようなものだ。
司馬遼太郎 小説家
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俺はいくら忙しくても自分の心までは殺していない。
木村拓哉 俳優、タレント
二宮金次郎(二宮尊徳)の他の名言
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万事はどうなるかという先を見通して、前もって決めておくことが肝心だ。人は生まれると必ず死ぬべきものである。死ぬべきものだということを前に思い定めてかかれば、生きているだけ日々もうけものだ。これが、わが道の悟りである。
二宮金次郎(二宮尊徳)
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よく徳に報いる者は、将来の繁栄のことはさておき、今日ただいまの丹精を心掛けるから自然と幸福を受けて、富貴がその身を離れない。
二宮金次郎(二宮尊徳)
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村を仁にすることは難しくはない。まずは自分の家を仁にすることである。それから善人や正直者を厚く賞すれば必ず村全体が仁となる。
二宮金次郎(二宮尊徳)
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樹木を植えて、30年たたなければ材木にはならない。だからこそ後世のために木を植えるのだ。今日用いる材木は、昔の人が植えたものだとすれば、どうして後世の人のために植えないでよかろうか。
二宮金次郎(二宮尊徳)
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心の力を尽くして、私心がないものは必ず成功する。
二宮金次郎(二宮尊徳)
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一万石の米は一粒ずつ積んだもの。1万町歩の田は一鍬ずつの積んだもの。万里の道は一歩ずつ積み重ねたもの。高い築山も、もっこ一杯ずつの土を積んだものなのだだから小事を努めて怠らなければ、大事は必ず成就する。
二宮金次郎(二宮尊徳)
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今、富める者は、必ずといってもよいほど、その前から徳を積んだものである、もし麦を蒔かなかったら、来年は麦がまったく実らない。麦の実りは冬から力を入れてきたからである。稲を仕つければ秋には実る。米の実りは、春から丹精してきたからである。
二宮金次郎(二宮尊徳)
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世間の人は、とかく小事を嫌って大事を望むけれども、本来、大は小を積んだものである。だから、小を積んで大をなすほかに方法はない。
二宮金次郎(二宮尊徳)
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私の本願は、人々の心の田の荒廃を開拓していくことである。天から授けられた善の種である仁義礼智を栽培し、善の種を収穫して、各地に蒔き返して、日本全体にその善の種を蒔き広めることである。
二宮金次郎(二宮尊徳)
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恩には報いていかなければならないという道理をわきまえることができれば、この世の中のこと全てについては、何の迷いも無く進められる。
二宮金次郎(二宮尊徳)